無事に離乳食も始まったので、これまでに必要なものをまとめてみました。

ひたすらミルクをあげ続け、夜泣きと予防接種と定期検診の往復で、一体自分が何をしているのかもよくわからんかった。
この時期に必要なのは「休息」と「サポート」です。
あと、子供は意外と強いので、必要以上に構えすぎないことが大切です。
授乳・ミルク期に必要なこと
お伝えしたいことはシンプル。

無理するな、ということ
お金で解決できるものは大いに利用すべき理由
理由はシンプル。
この時期に感じるストレスは計り知れない。とりあえず、離乳食までたどり着いた私が言いたいのは、ひとつだけです。

金払ってでも休め!使えるものはすべて使え!
ストレス表の「育児項目」がやばい
どれくらいやばいストレスかって言うと、以下の表をご覧いただきたい。
これは、ライフイベントにおけるストレスの、点数のようなものだ。
生活とストレス(ライフイベント)
順位 | 日常の出来事 | ストレス強度 | 順位 | 日常の出来事 | ストレス強度 |
1 | 配偶者の死 | 100 | 22 | 仕事上の地位の変化 | 29 |
2 | 離婚 | 73 | 23 | 子女の結婚 | 29 |
3 | 夫婦別居 | 65 | 24 | 親戚関係でのトラブル | 29 |
4 | 刑務所への収容 | 63 | 25 | 個人的な成功 | 28 |
5 | 近親者の死亡 | 63 | 26 | 妻の就職・退職 | 26 |
6 | 本人の大きなけがや病気 | 53 | 27 | 進学・卒業 | 26 |
7 | 結婚 | 50 | 28 | 生活環境の変化 | 25 |
8 | 失業 | 47 | 29 | 個人的習慣の変更 | 24 |
9 | 夫婦の和解 | 45 | 30 | 上司とのトラブル | 23 |
10 | 退職・引退 | 45 | 31 | 労働時間や労働条件の変化 | 20 |
11 | 家族の健康の変化 | 44 | 32 | 転居 | 20 |
12 | 妊娠 | 40 | 33 | 転校 | 20 |
13 | 性生活の困難 | 39 | 34 | レクリエーションの変化 | 19 |
14 | 新しい家族メンバーの加入 | 39 | 35 | 社会活動の変化 | 19 |
15 | 仕事上の変化 | 39 | 36 | 宗教活動の変化 | 18 |
16 | 家族上の変化 | 38 | 37 | 一万ドル以下の借金 | 17 |
17 | 親友の死 | 37 | 38 | 睡眠習慣の変化 | 16 |
18 | 配置転換・転勤 | 35 | 39 | 家族の数の変化 | 15 |
19 | 夫婦ゲンカの回数の変化 | 35 | 40 | 食生活の変化 | 15 |
20 | 一万ドル以上の借金 | 31 | 41 | 長期休暇 | 13 |
21 | 借金やローンの抵当流れ | 30 | 42 | クリスマス | 12 |
<Holmes TH, Rahe RH.J Psychosom Res. 1967 Aug;11(2):213-8>
表なんてなくてもよかったのだけど、「子供生まれた後のストレスえげつなくね?」ということだけ感じてもらえれば幸いです。
ストレスは我慢しても解決しない

まずは、半年だ。半年が、つらい。
ちなみに、だけど、生まれたばかりの、小さい赤ちゃん、めっちゃかわいい。
めっちゃ可愛いけど、残念なことに、1歳の赤ちゃんは、もっとかわいい。
1年間でも、子育てをやり遂げると、「えっ、こんなにご褒美もらっていいんですか?」ってくらい、子供が可愛くなる。
なので、まぁひたすら耐えればそれなりに対価はあるのだけれど、だからと言って、ストレスを放っておいてはいけない。
育児アイテムで少しでも負担軽減を
と、いうことで、授乳・ミルク期に必要なものをリストにしたので、ぜひ、参考にしていただきたい。

この時期のアイテム選定に関しては、「育児負担を楽にするもの」に関しては、積極的に取り入れた方がいい。
1年にも満たない時期にしか使わないものだから、正直、ケチりたい。倹約家の血が、騒いで踊る。その気持ちは、よく、わかります。
だけど、ここは、ここだけは、ぜひママのサポートアイテムを存分に活用していただきたい。
旦那さんだからこそ理解してあげてほしい
私の方はといえば、離乳食が始まりました。

育児が始まってから、休みは皆無だし、夜は寝れないし、愚痴は尽きないし、仕事も終わらない。
苦行ではないが、どれだけ子供が可愛くても、残念なことに体力は回復しない。気力は湧くよ、やる気だってあるさ。

でも、しんどいものは、しんどい。
ママはもっとしんどい
もちろん、母である妻はもっと大変なわけです。大変なことを解決するときにこそ、お金を使う価値があるのです。
今回は、授乳・ミルク期を支えたツワモノグッズを勢ぞろいさせました。
やはり、ミルク関連のものが多かったので、これから育児がスタートすると言う方は、購入の際の参考にしてみてください。
ミルク関連で必要だったもの
ミルクに関しては、基本的に大事なものは以下のポイントを押さえれば大丈夫。
- 清潔グッズ
- 夜泣き対策
- パパを活用するシステム作り
母乳育児のかたもいらっしゃると思いますが、仮にメインが母乳だとしても、「おっぱいのでないパパをいかに活用するか」で、パパの育児参加率と貢献度が変わってきます。

最初から蚊帳の外におかれないくらいに、存在感を発揮していきましょう。
授乳クッション
まず、授乳クッション。
ポジショニング次第で負担は微減
擦り切れるほどに使いました。ミルクあげる時って、当然、片手は哺乳瓶持つわけですよ。
と、なると、もう片手で赤ちゃんを支えるわけですよね。
試しに、4キロのダンベルで赤ちゃんがミルク飲む微妙な角度で支えててみると、これがいかに人体にとって負担が大きいかがわかります。

実際、うちのよめくまさんは、腱鞘炎で二度と抱っこができないからだに。。。
と、いうわけで、授乳およびミルク中に赤ちゃんの体を支えてくれる授乳クッションは絶対にあったほうがいいと思います。

うちのは、退院の時にくれたんだけどね、病院が。
意外と万能
各々の判断に任せますが、個人的には授乳クッションが万能です。
もちろん、授乳の時にあのくびれ感で腰を支えながら使うのは当然のこと。

あの、絶妙なクッション性と、高さ、角度がですね、赤ちゃんの授乳後に休ませる時に便利なんです。
嘔吐の多い赤ちゃんはすぐに寝かさない
赤ちゃんは、まだ胃の機能と形が未熟なので、簡単に吐いてしまうんだよね、ミルク。

なので、排気(げっぷ)させるのはもちろんのこと、しばらく体を起こしておきたいんですよ。
そこで、授乳クッション。
こいつを枕がわりに使います。

適度にからだを支えてくれるし、高さと角度がいいので、最適でした。
間に適度に小さなクッションとかは使いましたけどね。
頸部の屈曲が強いと、赤ちゃんの呼吸が妨げられます。一時的な無呼吸時間であっても、SIDS(乳幼児突然死症候群)に繋がる可能性もあるので、「ちょっと寝たから離れようかな」は危険!
適時観察が必要です。
あと、浮き輪ごっことかに使えます。今となっては、だれも相手にはしてくれません。
粉ミルクと哺乳瓶
続きまして、粉ミルクと哺乳瓶について。
母乳とミルクは併用ならパパも活躍
これは出産準備編のリストにあげました。

個人的には、完全母乳よりは、母乳とミルクは併用の方がメリットは大きいと思います。ただ、価値観、考え方によるので、その辺りはお好きなように、でいいと思う。
確かに、母乳にしかできないことはあって、できれば初乳に関しては免疫つけるためにもあげた方がいい場合があります。

ただ、ミルクにもミルクのメリットがあって、栄養のバランスと母への負担軽減、という意味で、併用がいいかなぁ、とは思うけどね。
親のこだわりより、ライフスタイルとママの体調に合わせて、柔軟に対応できる方法がいいと思います。
哺乳瓶は240ml2本プラスαでいける
さて、我が家の哺乳瓶事情をお伝えしておきます。
哺乳瓶3本体制でした。240ml×2と、小さいやつ1本。
結論からいえば、プラスチックの哺乳瓶で240mlが2本でやっていけると思う。あとは洗う手間との相談かな。
うちは、3ヶ月くらいまでは頑張って煮沸したりしたけど、気にしない人は普通に洗うだけみたい。この辺りも、結局のところ、考え方の問題だとは思う。
母体由来の免疫はだいたい3ヶ月頃から減りはじめる
このブログでも何度かこのうっすら免疫講座をやっている。需要があるかどうかはわからんが、ざっくり説明しておきます。
ぶちくまの免疫講座母乳編
6ヶ月頃までは免疫がつくられない無防備期間ではあるので、「哺乳瓶より汚いおもちゃ舐めまわしてるくらいだし、もうよくね?」って納得できるくらいまでは、おまじないの意味も込めて除菌しとくといいですよ。

長い人類史で考えれば、お母ちゃんの乳首は除菌せずにしゃぶりついていたわけですからね。
粉ミルクは和光堂の「はいはい」で乗り切った
うちは、ミルクを一時期飲まなくなってしまったのですが、それでも和光堂さんの「はいはい」だけで乗り切れました。
別に、こだわりがあったわけじゃなくて、ドラッグストアで平均価格が安かったから、っていうだけなんだけどね。もちろん、今も元気に過ごしてます。
フォローアップミルクも和光堂に
記事を手直ししがてら、フォローアップミルクについて調べましたが、フォロミは不要という結論に。ただ、便利ではあるけど。

粉ミルクって危険?
ネット検索していると、時々「粉ミルクはあぶない!」というような意見が見られたので、危険だと思う点と、安全だよという点をまとめました。

お出かけ用にスティックタイプやキューブタイプもあると便利
それほどたくさんお出かけしたわけじゃないですが、田舎暮らしですから、日用品以外の買い物は遠出になってしまいます。

携帯用にスティックタイプやキューブタイプのミルクがあるといいですね。
だいたい大型ショッピングモールにはミルクあげられるところと、お湯まであるので、お出かけで困ることはあまりなかったなぁ。

母乳だけだと、搾乳でもしておかない限り、パパだけの外出ができなくなってしまいますからね。
小分けである方が高い

スティックタイプは、我が家では「高級ミルク」と呼ばれてました。吐き出すと怒られました。
哺乳瓶消毒セット
哺乳瓶消毒セット、これがかなり便利です。
必須ではないが大切な手抜き要素
さて、上述もありますが、哺乳瓶をどこまで消毒・除菌するかは、必要性というよりは価値観の問題です。

もちろん、菌が多い、というだけで赤ちゃんは下痢もするし嘔吐もする。風邪だってひくし、夜間に体調悪くなるとどうしていいかわからなくなる。
リスクを減らすという意味では、やはり消毒はしとくといいかな、と思います。
ミルトンが最良
さて、私はミルトンをお勧めします。除菌力が高い上に、簡単です。
私自身はしばらくは力技で、でっかい鍋に哺乳瓶3つ突っ込んで煮沸してました。これが結構大変。何度か日を消し忘れて、ひやっとしました。

「今すぐ哺乳瓶欲しい→洗ってない」で、奥さんを何度かイライラさせてしまいました。
なので、速攻で煮沸できるものもいいかもしれない。と、いうわけで、「電子レンジ煮沸」も気になっていました。
この、Combiの出産準備セットは、高い確率で、Amazonのセールで安くなるので注目です!
ミルクづくりを最も簡単に準備するグッズ
私は、ネットの世界では「電気ケトルの人」として知られるくらいに、地味に検索されているのが電気ケトルの記事。ここではミルクとの相性について説明しつつ、もっと便利な方法があればお勧めしていきます。
電気ケトルとポットのコンビで擬似ウォーターサーバー
ミルクはお湯さえあれば簡単に作れます。ただ、ヤカンで沸かすのは時間がかかるし夜はつらい。夜間だけに。

個人的には、電気ケトルとポットの組み合わせが一番いいですね。
低コストで省エネ。授乳期以後も長く使える。
どちらも我がブログの人気記事となってくれましたが、タイガーをお勧めしているのに一番売れているのはティファールの温度調整機能付きだっていうのは、ここだけの内緒の話にしておく。

いや、タイガーいいよ、本当に。

究極のミルク製造機はウォーターサーバー
これは友人お勧め。
というか、我が医療業界の人間は、なんだってこんなにウォーターサーバー好きなんだってくらいに、ウォーターサーバー勧められる。
お湯が出てきて即ミルク

実際、夜にお湯と水で調乳するとそのまま飲ませられるから便利!
お湯の量と水の量で、だいたい湯温は調整できるからね。カルキ抜き不要で、綺麗な水がそのままでるって素敵。

離乳食でも多用されるから、検討はしてみてもいいかも!
我が家は結局、ケトルとポットだけどね。ボタンとバラみたいね。そうでもないか。

浄水ポットは保管用に
ウォーターサーバー買うか本気で悩んだ時に、打開策として自分で浄水してしまおうと用意。

私はそもそも水を飲む習慣がないし、うちはお茶沸かして結局子供もお茶飲んでるので、こちらは必須でもなんでもない。
浄水ポットは水道水に自信がない地域だとあると便利だとは思う。
授乳期というだけあって、ミルク関連だけでこんなにかさばってしまった。あとは、この時期必須だと感じたものを紹介していきますね。
1歳になるまでに必要になるもの
ここからは、ミルク・授乳をする時期に「併せて用意しておきたいもの」をご紹介していきます!
ベビーマグ
ベビー用のマグ。マグマグがとても人気だけど、いろんなメーカーが出しているので悩ましいところ。
リッチェルのトライシリーズを使用
離乳食への移行期に、マグがあった方がいい。私のお勧めはリッチェルのトライシリーズです。

哺乳瓶の乳首になれると、ストローがなかなかうまく使えない、と思ってると、これ、意外と上手に使うんですよ。
最初はかなりむせたりもしたけど、もっと早くてもよかったなぁ、と思ったくらい。

バウンサー
バウンサー、必須です。
揺らぎ効果でα波が出るとか出ないとか

うちの子はバウンサーで落ち着いたり、寝たりはしなかったけど、結構楽しんではいたみたいよ。

あと、これもミルク飲み終わった後に少し寝かしておくのによかったですよ。
うちの子、吐きやすくてね。体は基本、あげておかないとダメだったから、バウンサーの角度はちょうど良かったです。
ベビービョルンのバウンサーは超人気

ベビービョルンはやばいね。
確か、北欧系のデザインだったと思うんだけど、(スウェーデンでした)クソ高いけど、クソ高く売れるから、メルカリとか駆使する方はおすすめ。
ハイチェアは奮発してベビービョルン
ベビービョルンのバウンサーは貰い物でしたが、これが思いのほかよくて、ビョルナーになってしまいました。というわけで、ハイチェアは自腹切って購入しましたが、値段に見合う良き品物でした。

抱っこ紐
エルゴが必須というわけじゃないのですが、エルゴベビーは楽ですよ。特に、前向き抱っこができるタイプがお勧めです。
エルゴベビーというど定番
なぜかというと、なぜかパパだと向かい合わせを嫌がるからです。360°使用できるタイプが必須となりました。

パパ泣いちゃう

大量のスタイ
よだれかけです。
よだれがすごすぎて下着の数より多い
もうね、家中がスタイだらけだよね。

よだれで洪水おきるくらい、うちの子は口からよだれがマーライオンなんだけども。
いなくなっていても、よだれの跡を追っていけば見つけられる自信があるね。
最近は、スタイを上手に取れるようになりまして、起きがけに我が子が私の顔を覗き込んで、危うくこどものよだれで窒息しかけた、というエピソードトーク、できます。
ラルフローレンのスタイに関しては、これはむしろ贈答品でどうぞ。
ファミリーカー
ファミリーカーがこれほど便利だとは思わなかったね。思い切って買い換えて良かったと思いました。

スライドドアが便利すぎて
スライドドアと、こどもを抱いたまま屈まずに入れるハイドア。

200万くらいの価値はあるね。
チェックリストにファミリーカー載せて、果たして参考になる人はいるのかどうかわからんけど、もしもパパがかっこいい車買おうとしてたら、ちょっと立ち止まらせておいた方がいい。
いらいらのはけ口
これがね、ほんと一番重要だよね。

特に初産だとね、ママは100点とらないといけないと思って焦るからね。

パパはとにかくイライラのはけ口になってください。
初めての子育てで100点なんて取れるわけないんです。

だけど、ママは不安なんです。
でも「70点でいいよ」とかは、旦那からは言われたくないんです。
だから、二人で協力して100点目指して頑張ってください。
結論:必要なのは休息とパパのサポートじゃね
ちなみにイライラのはけ口としては、適度にママには自由な時間をつくるといいですよ。

んでね、ママが自由時間を満喫するには、パパが相当頑張らないと、ママは安心して出かけられないんですよ。
なので、パパは普段の育児参加、大事です。どれだけ仕事が忙しくても、家庭崩壊しちゃ、帰る家なくなっちゃいますからね。
ママが自分から「ちょっとでかけたいんだけどいい?」って気軽に頼めるくらいまで、頑張りましょー。
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