離乳食作り、これは間違いなくパパの仕事です。

えっ、料理なんかしたことないけど?
まず、先に申し上げると、離乳食に関しては、ほぼ味付けもないようなものですし、料理の経験はほぼ関係ないです。試されているのは常識力くらいで、調理実習で鍋を爆発させたりしていなければほぼ大丈夫です。

えっ、調理実習中に煙探知してスプリンクラー回ったけど?
まぁ、一緒に頑張りましょう。
離乳食作りに必要な調理技術とは
まずは、料理未経験の新米パパでも離乳食は問題なく行える、むしろ料理ができないことを言い訳に離乳食作りをしないという退路を断っておこうかと思います。
離乳食作りに技術は必要ない理由
- 離乳食作りは、新米ママにとっても初めての経験である
- 離乳食は薄味、味付けはほぼしないのが正解
- 味付けするにせよ、計量するから問題ない
- 基本的には柔らかくする工程、しっかり確認すれば煮込みすぎるくらいでOK
- 調理器具も「電子レンジ」でできるものが多い

ハードルはあげ始めたらキリがありませんが、「みんな初心者」で、味付けもまだ正解はなく、「パパの味」で作るくらいの気持ちで、まずはトライしてみましょう!

ママも、手順などが気になるところがあっても、ママのやり方を教えるのではなく、安全であればそれでいいくらいの気持ちで見ていましょう。
離乳食作りで大事になるポイント
- 清潔であること
- 栄養の補完はミルクでもできる時期
- 全て食べさせようと思わない
- 「嫌い・食べない」のサインは成長の証
- 料理を判断するのは、ジジババママではなく、子供

つい、せっかく作ったから、と食べさせようとしたり、食べなかったらイライラしたりもしますが、今大事なのは、「食事は楽しい」ということを教えるだけ。

ただ、どれくらい食べたかはしっかり記録して、必要分はミルクなどで補えるようにしておきましょう。
離乳食の調理は思ったよりも簡単
基本的には食材を切って、蒸すくらいです。包丁握って、ガスコンロで火がつけられるあなたなら、もうできたも同然です。

でも、蒸すとなると、やっぱりちょっと難易度高く感じますね。
今は、便利な調理器具がいっぱいあるので、電子レンジに放り投げればできます。
離乳食づくりに便利な調理器具
調理器具も、だいたいは家にあるものです。
だいたい、家にあるもの
- 包丁
- まな板
- すり鉢
- 軽量スプーン
- スケール(はかり)
- 裏ごし
- 鍋
だいたい、あります。すり鉢あたりが少し怪しいですが、100均にあります。
複数必要なことに気をつける
例えば、まな板と包丁。
料理したことがないと、全部同じまな板使いがちですが、生にく・魚・野菜などは「清潔」「不潔」で分けて使用します。
赤ちゃんの免疫の話はあらゆる記事で書き尽くしていますが、とにかく、赤ちゃんはお腹を壊しやすい。きれいな調理器具を安定して使うためには、洗うの面倒で食洗機に打ち込むだけでも、洗浄中に必要になることもあります。
複数個用意しておいた方が安心です。

離乳食開始して、赤ちゃんが食事に慣れてくれば過度な消毒の必要性は薄れてきます。一時的なものなので、数ヶ月間は頑張って除菌しましょう。

調理器具もそうですが、できることなら、食器や洗浄スポンジなども洗い分けしたいところですね。
用意しておきたいもの
離乳食が始まる前に、できれば出産準備で合わせて買っておきたいアイテムです。
おかゆ調理器
おかゆに関しては、炊飯器でおかゆが作れるのですが、一度炊いたご飯をお粥化させたり、重湯など調整したい時におかゆ調理器があった方が便利です。
ピジョンおかゆポット
他のサイトでお勧めされていた商品。を自分のところでも勧めるスタイル。
炊飯器の中にいれて炊くと、普通のご飯とおかゆが別々に作れるというもの。
この辺りのコンセプトのものはわりと商品化されていますが、茶碗や裏ごし用の網もセットになっていて、かつ納まりもいいので、私もお勧めしてもいい商品だなと思います。
リッチェル 炊飯器おかゆクッカー
こちらは、同じように炊飯器でご飯とおかゆを同時に作る耐熱ガラス製品。セットとしてはシンプル。
そういうことじゃなくて、普通のご飯をお粥に転生させたい時にはこちら。
Joseph Joseph
なんとなく、イギリスのキッチンブランドも紹介してみる。
スケーター
こちらはちょっとメモがわりに。似たようなものをたくさん紹介しても仕方がないのですが。
ブレンダー・ミキサー
包丁で乗り切りましたが、やっぱりみじん切りやドロドロ・ポタージュ状にする作業は便利グッズを使った方が早いです。
自分でやらないと決めたパパは、せめて、せめて便利グッズをそっと置いておくくらいはしましょう。

選んでいると、たぶん自分でも使ってみたくなるので。ぜひ。
アイリスオーヤマ
特にこだわりがなければ、コスパよく、かつブレンダーについていて欲しい機能は抑えているアイリスオーヤマのセット品がお勧め。
今回は、離乳食のためのブレンダーなので、機能性というよりは「とりあえず使えるものを」というものをチョイス。

料理好きなら、ブレンダーとか海外ブランド品が欲しくなるだろうけど、アイリスオーヤマ、シンプルで使いやすいですよ!
クイジナート
クイジナートのハンドブレンダーの特徴は、使いやすいサイズ感。ブレンダーは使用しているとだんだん二の腕あたりがつらくなってくるのですが、エクササイズ目的でもない限りは苦行です。

回転数が多く、調理がすぐに終わるので、何より忙しいママのためのブレンダーと言えそうです。
調理ハサミ

調理ハサミは、離乳食用、というか子供用の専用のものがあった方がいいですね。

わりと大きくなっても、肉なんかはハサミで簡単に切ってあげるのですが、使いたい時にハサミがシンクの底に沈んでいると思わず舌打ちしてしまいます。
安全なものを食卓に一個常備しておきたいところですね。お出かけ用にあると、(滅多にできない)外食の時にも活躍するので、お勧めです。
リッチェル
まぁ、ハサミです。ケースがついていると外食の時にも使えますが、子供を連れて行くような外食先にはだいたいあります。
コンビ
形が特徴的で、安全設計でありながら切れ味は良い。良いと言いながらも、調理済み(肉なら火の通った)ものくらいではある。こちらもケース付き。
SKATER
個人的には、こういう「ぐにっ」とした形の方がきれいにきれる。私は違うものを使用していますが、Moominが可愛いのでこれが欲しい。
離乳食用のまな板
離乳食用のまな板。いるいらないで言えばいらないけど、前述の通り、離乳食用のまな板はあった方がいいので、モチベも上がるなら好きなのを買っていいと思います。
伊原企販 シートまな板
前述の通り、赤ちゃん用で使い分けるのですが、個人的にはこのサイズ感が使いやすい。
食洗機にも並べやすく、気合入れればお皿に見えなくもないのでケーキ切り分けたりしてます。
リッチェル 離乳食まな板
メモリなど付いている。汁気も流せる溝があり、リッチェルが作った離乳食用のまな板らしい、細かいところに気配りが行き届いた構造です。

細かいことを気にしない我々夫婦は、宝の持ち腐れに感じて普通のにしちゃいました。
調理セットってどうなの?
調理セットは便利です。とりあえず、あると安心します。
前述の通り、頻回に洗い物をする必要があるので、シンクのなかを山にしがちな方は、離乳食調理セットをいくつか用意しておいて、寝る前にまとめて消毒する習慣にすれば洗い物の回数は減らせます。
コンビ 離乳食ナビゲート
十分乗り越えられる。網系が洗いづらいのと、角切りはやはりこの手のものは使いづらいけど、すでに蒸した野菜とかなら必要量すぐにできる。
冷凍分も用意しようとするともう少しサイズが大きいのが欲しくなる。最終的にはブレンダーなどを利用することになります。
リッチェル
ご飯をすりつぶしたりするならこのセット。
一方で、もう少し、様々な離乳食に対応したいのであれば、こんなセットもあります。
正直、こんなに機能性は要らないとは思うのですが、なんというか商品の立ち姿が凛々しくて、買った時のモチベーションは一番高まります。
https://www.richell.co.jp/babychell/rinyu-jitan/
ベビーフードで十分でもある
ぶっちゃければ、今はベビーフードも豊富にあり、無添加で健康的なものが多いので、「自分で作るよりもよっぽど安全」であると言えるくらいです。

ですが、やはりある程度は自分で作ったものをあげたいし、自分たちが食べる料理の食材を使って、少しでも安く済ませたい。
ベビーフードは上手に取り入れながら、自分でも作ってあげられると、育児の達成感もあって成長した気になれるから、ぜひ、パパが主体となってやっていきたいですね。
常備しておきたいベビーフード
お勧めというよりは、我が家と同じような家計で暮らしている人なら行き着くベビーフードを紹介しておきます。
和光堂 グーグーキッチン
和光堂は元々コスパの良いベビーフードが豊富です。さらにセールが乗っかると争奪戦になるので、基本的には常備しています。
キューピー ハッピーレシピ
親が試食したところで、親の味覚で判断しても仕方がないのですが、キューピーだと子供が残したものを摘んで「美味しいのになぁ」と思います。

健康的なお酒のおつまみが欲しかったら、キューピーがいいかな。
森永 おうちのおかず
普通にお惣菜かと思ったらベビーフードだった、というやつ。味は優しめ。
安くベビーフードを買うなら
ちなみに、安くベビーフードを買うなら、赤ちゃん本舗やトイザらスなどの「定期でセールを開催」するところは、やはりお勧め。

買い物大変ならネットショップもあるので、合わせてどうぞ!