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育児に影響を与える「認知バイアス」を知っておく

親の価値観は大体間違い」という記事の補足として「認知バイアス」を取り上げたのですが、思いのほか面白いのと、社会心理学を知っておくと「子供を怒らない」「怒らずに行動化させる」方法が色々と思いつき、育児に幅を持たせることができます。

ぶっさん
ぶっさん

ただ、あんまり子供をコントロールしすぎると、親への依存度が高まるので、時には理不尽さを親が示すのも、親の発散にもなるし、子供にとっての勉強にもなるので、多用しすぎは禁物です。

親の「正しい躾」が間違いである可能性について、価値観を育む
怒る際に基準となるのは、「親が正しいと思っていること」ですが、大人は大体間違って育ってきています。子供にはまっすぐ成長してもらいたいと願いながら、歪んだ価値観を教える危険性について見解を書いています。
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育児価値観に影響を与えるバイアス例

先ほど、少しだけバイアスの話をしたので、自分たちの価値観がどのように形成されているのか、認知バイアスを参考にしながら考えていきます。

損得に関するバイアス

ものや機会に対して「どっちが得か、どっちが損するか」という判断にはバイアスがあるという話。

現在志向バイアス

未来の損失・利益よりも、目先の利益を優先してしまう。

ぶっさん
ぶっさん

特に、人生経験の浅い子供は「現在志向」になるのは当然ですね。

きつね
きつね

親の場合は、子供のバイアスと自分のバイアスをどちらも考慮して、子供への伝え方を考える必要がありそうですね。

コミットメントと一貫性

不利な条件が整っても、決定を覆せない。立場を明確にした後は、変更できない・一貫した行動が良いとする傾向。

ヨメちゃん
ヨメちゃん

親が意固地になるパターンでも、この「一貫性」が邪魔をしていることはあるよね。

ぶっさん
ぶっさん

今回のテーマの、「怒ることを決める」も、実はこの心理傾向に左右されやすいから、適宜見直しや、冷静な人の意見を聞くのが良さそう。

損失回避の傾向

利益と損失が同程度だと、損することを避ける。

ぶっさん
ぶっさん

子供のインセンティブ設定の場合は、すでに与えているものを「無くす」方が効果は高い、けど、同時に心へのダメージも大きいということは知っておきたいところですね。

サンクコスト

投資額が大きすぎると、後に引けなくなって、確実に不利益になってもやめられない状態。

ぶっさん
ぶっさん

塾に通わせて、子供が嫌がっても「どうせなら続けなさい」という感じですかね。場合によりけりですが、親の頭の中は月謝の計算している。

プロスペクト効果

利益は確実に、損失はリスクをとっても回避する行動を取る傾向にある。

きつね
きつね

具体的に言えば、確実にもらえる時はギャンブルは避けるけど、確実に失う場面ではギャンブルして回避する方を選ぶということ。

ぶっさん
ぶっさん

子供が悪戯した時に、正直にいうよりもなんとか隠そうとしてもっと大変になる場面はきっとこれ。

評価に関するバイアス

自分以外の評価に関するバイアス。

アンカリング効果

最初に印象づけをしたり、基準となる指標・数字を出されると、そこを起点(アンカー・錨)にして判断する。

育児においては、参考にするものが何もない状態なので、心理的にも「基準となるもの」を追い求めがちです。言い換えると、アンカリング効果に引っかかりやすいので、最初に聞いた情報を「基準」にしがち。

特に、育児雑誌などで「育児とはこういうもの」という情報を目にした時は、一度は疑う癖をつけた方が良さそうです。

ぶっさん
ぶっさん

雑誌なんかは、だいたい広告収益で成り立っているんだから、スポンサーの気に入る記事に偏るので、情報も似たようなものになりがちですよね。

バンドワゴン効果

流行しているものは価値があるからだという思い込み。行列のできている店は美味しい。

ヨメちゃん
ヨメちゃん

価値は人それぞれだけど、たくさんの人がやっていることだと「きっと正しい」と安易に信用しがちですね。育児の誤情報はここから生まれる。

確証バイアス

自分の意見を味方する情報を集めがち。反対意見は見ないようにするので、自分では意識していなくても、集めた情報で「自分は正しい」と確信する。

たぬき
たぬき

まず、自分の頭の中だけで論理を展開しているから、その知識以上のことを調べられない、ということもありますよね。

ぶっさん
ぶっさん

ものを調べる時って、相手の言い分を打ち負かそうとして資料を集めるから、自分の意見に合わない情報はみる必要がないと頭が処理してしまうわけだね。

観察者バイアス

他人の悪いところは目につく。さらに、もともと印象が悪ければ「いいところ」も見ないようにする。自分の価値観に、みるべきところが自然と制限されているというもの。

ぶっさん
ぶっさん

育児では、子供の悪いところが目立ったり、あるいは将来都合が悪そうな傾向には目を瞑る、みたいなところでしょうか。

ヨメちゃん
ヨメちゃん

夫の粗探しするときも、このバイアスはかかりがちだよね。何しててもイライラするわ。

ハロー効果

特徴の一部分だけで人・物を評価する。一部の評価が全体評価にすり替わる。

ぶっさん
ぶっさん

すでに「失敗は目立つ」という認知バイアスを紹介していますが、その「失敗」だけで「そそっかしい」「能力が低い」とその人を評価しがち。

きつね
きつね

子供が誰かのことを悪く言い始めたら、いい部分も指摘してバランスを取れるように補助しましょう。

自分を甘やかすバイアス

自己評価や、自身の判断・行動化に関するバイアスです。基本的には脳処理を簡略化して「何も考えないで行動化」する方向に脳は導いていきます。

内集団バイアス

自分の所属する集団が他の集団よりも優れていると思い込むもの。あるいは、所属団体にいるというだけで、その人自身も優れていると勘違いすること。

ぶっさん
ぶっさん

集団に所属する俺も偉い、みたいなところですね。

ヨメちゃん
ヨメちゃん

自分が高く評価されるために、意図的に自分の所属する集団の枠組みを作ることもあるよね。

育児の場合は、ママ友グループなんかが安易に内集団バイアスにかかりそうです。排他的な言動が目立つようになったら、少し冷静に俯瞰できるといいですね。

偽の合意効果

自分の意見は正しく、みんな同じ意見だと思い込むこと。

ぶっさん
ぶっさん

似たような話に、「自分の頭の中で音楽を鳴らして、手拍子で伝える場合、演奏側は伝わっているものだと思い込む」みたいなことがありますよね。

ヨメちゃん
ヨメちゃん

まず、その話が伝わらない。

相手が同意してくれるもんだと確信しているから、否定されたら驚きを通り越して怒り出す輩は、偽の合意効果の影響もありそうです。

自己奉仕バイアス

成功は自分のおかげ、失敗は他人のせい。

ぶっさん
ぶっさん

失敗しても、「自分ではどうしようもなかった」と思い込むことですね。

育児においては、子供の成功は「自分の育児のおかげ」で、失敗したら「子供のせい」だとすることだと思いますが、必要以上に子供を怒るのは自分(親)が失敗を認めたくないのもありますよね。

心理リアクタンス

自由がなくなる場面では、反発してみせる。自分の意見ではなく、説得に対しての反論を強める傾向を持つ。

ヨメちゃん
ヨメちゃん

子供に、「〇〇しなさい」というと、〇〇をしたくないわけではなかったけど、言われると「〇〇は絶対にしない!」と強情になるパターンですね。

ぶっさん
ぶっさん

心理的に誘導を図るなら、「〇〇をしないと、××ができなくなるけど、どちらがいい?」と未来を明確にした上で選ばせるのがいいですね。××を失うことを避けたがりますから。自由に選ばせて自主的にいいことができるのが一番ではありますが。

保有効果

自分が持っているものは価値が高く、手放せない。

ぶっさん
ぶっさん

保有対象が「価値観」の場合は少し違うと思いますが、一度手に入れたものは、なかなか手放せませんね。

自己正当化

自分に不都合な事実を処理する方法として、事実を受け入れたり、事実を自分の力で変えようとする積極的な行動を取るよりも、事実を無視したり都合のいい解釈を加えたりして「正当化」を図る行動が選ばれやすい。

社会的証明

人間は基本的に、他人の意見に影響されて行動化しやすい。特に、自分の身近な人や共通点があると考える他人の影響力は大きい。

ぶっさん
ぶっさん

少し、バンドワゴン効果とも似ていますが、人間は根本的に「自分で判断する」ことに不安を感じる生き物のようです。

権威に従う

人の内面よりも「肩書き」「役職」「立場」を重視し、専門家や科学者の情報を信じやすい。

ぶっさん
ぶっさん

これは、価値観の決まり方の過程も影響しそうですが、やはり自己決定を避けて権威者の言うことを守った方が脳の判断工程が減る。

記憶・体験・体感に関わるバイアス

脳の処理過程での誤作動みたいなバイアス。

ツァイガルニク効果

成功よりも失敗の方が記憶に残る。失敗の不快感は残存しやすい。

ぶっさん
ぶっさん

失敗は、小さくても成功で上塗りしておくことが、次へ進むための重要なステップになります。

後知恵デバイス

終わってから「そうなると思っていた」っていう、あれ。

ヨメちゃん
ヨメちゃん

実際に、「そうなると思っていた」こともあるだろうけど、そうならない考えも思いついていて、結果的に「そうなった」わけで。後付けて言う必要はないよね。

ぶっさん
ぶっさん

そう言われると思っていたよ。

バイアスを育児に生かす具体例

この辺りは、気が向いた時に追記していきます。認知バイアスを知っておくと、子供が次するであろう行動や、言い訳などが心が透けるように見えてきます。

同時に、親が「自分の判断を甘やかす」脳処理についても見直すことができるので、怒りすぎた時に「自分が間違っていた」と考える際の指標になります。

子供同士の喧嘩シーン

子供同士の喧嘩は、「正しいかどうか」で判断せずに、子供の心理を考えて声かけをしていきます。正しいかどうかを判断するのは、子供の気持ちをケアした後、冷静になってから振り返ればいいことです。

ただ、喧嘩のシーンでは相手がいることでもあるので、親同士の対応を牽制し合うこともあります。どうやれば一番被害が少なく住むのかを考えていきます。

怪我をしてしまったら?

記事の更新をお待ちください。

子供の悪戯を叱るシーン

記事執筆中です。しばらくお待ちください。

親が子供を勉強させたいときの声かけ

記事執筆中です。しばらくお待ちください。

親が勉強していないのに、子供に勉強させたいとき

子供のやる気ベクトルを勉強に向かわせるのは、「勉強するのは当然」という態度で親が勉強をする姿勢を見せること。これが一番効果的ですし、一番家族が幸せになる方法です。ですが、現実問題、親が仕事しながら育児して勉強までするのはしんどい。

というわけで、親は勉強せずに必要性だけを子供に伝える場合にはどうしたらいいのか、をまとめた記事はこちらになります。

勉強しない親が子供に学習の大切さを説くためにやるべきこと
アフィリエイト記事のようなタイトルをつけてみました。「親の価値観を押し売りするな」的な記事を書いているのですが、その中で、親が勉強しないのに子供に勉強させようとする矛盾を解説しました。ぶっさんですが現実問題、親が勉強して...

親が悪いことをした時に、子供から指摘されたら

記事執筆中です。しばらくお待ちください。

親の価値観は否定されるべきもの

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