男性の育児休暇、世論的には大いに受け入れられてきましたが、実際問題、取るとなると覚悟が必要です。

なんか、職場の雰囲気を察するに、欲しいって言い出すのも申し訳ない気がしてくるよね。
上司としては「取られると困るな」と思いつつ「言い出されたら育休に出さないといけないし」ということで、板挟みの身としてはつらい模様。

だから、若い社員としては「上司から聞いてくれるといいな」と期待し、上司は面倒になると嫌だからついつい放置してしまう。
そんなこんなで、なんだかんだ育児休暇が取れない人、いるみたいです。

でも、こどもが一番可愛い時期にそばにいないで、その後の人生、子供とどう関わっていくの?
というわけで、リスクはあれども、育休を取得しないことでどれくらい損することになるか、説明していこうと思います。
育児休暇を取れる男性像
まずは「育児休暇」と男性評価など。
男性の育休取得で変わる印象
育児休業は、男性のステータスとしても重要な要素を占めています。
「育休とらない俺かっこいい」はかっこ悪い
「育児休暇も取らずに仕事をする俺ってかっこいい」という価値観は確かに存在します。ただ、これは「あなたの直属の上司を含め、男性の一部」が支持するもので、世間全体を視野にしたときには「育休取得できなかった男」としての認識でしかありません。

仮に育児休暇を取得しても、「どうせ休みたいだけでしょ」と思われることは多々ありますし、女性側としても「家に旦那がいるとか奥さんかわいそう」とか妻を不憫に思う声も聞かれます。
人の評価を気にしたら何もできない
「様々な価値観が混在」する世の中、育休は、取ろうが取るまいが、自分の価値観を押し付けたりあなたを貶めようとする人は、必ず現れてきます。
あまり他人の評価は気にせずに、どちらが「あなたらしく」いられるのか、を考えて行けたらと思います。
育休を取らないは「家事をしない」の言い訳にはならない
連合の「男性の家事・育児参加に関する実態調査2019」では、育休を取らなかった男性のうち「取得したかったが、できなかった」とする回答は3割。7割は最初から取得するつもりがありませんでした。また6歳未満の子どもを持つ夫の約65%は、育児に全く時間を費やしていません(総務省・16年社会生活基本調査)。家事時間ゼロも約68%に上ります。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO52151040U9A111C1EAC000/

育児に全く時間を費やしていない、とか、どうやって暮らしてるの? 家に、いないの?
育児休暇が取れない男性の特徴
- 仕事しか見えていない
- お金に囚われすぎている
- 気が弱い・空気読みすぎ
- 変化に弱い
- 損得勘定が苦手

私個人の意見としては「男性が、というか親が育児休暇を取らないとかありえない」くらいに偏った意見を持っているので、手厳しい意見を多く載せていきます。
気弱な男は出世とはそもそも無縁

育児休暇の取得も申し出れないような男は、何にせよ出世とは無縁でキャリアをつめない可能性が高いです!
変化への対応ができない男
世の中がこんなに「育休とれ」って流れなのに、自身に変化が起きることを避けて育児休暇を取らないと選択している男性の方は、もう一度考え直した方がいいと思います。
仕事に対する価値観が固すぎる
仕事が大事、という生き方はいいと思います。私は、男親も当然、育児に参加するべきだと思っていますが、育児・家事をきれいに真っ二つにわって分担することが正しいとは思っていません。
会社で有能なら無理に家事しなくてもいい?
育休を取得するあなた(の旦那)が、仕事の面で恐ろしく有能で、家にいる時間がむしろもったいない、と思うような方であれば、しこたま稼いでもらってハウスキーピングは外注して奥さんがラクをする、というのもいい夫婦の形かもしれません。
ただ、この記事を読んでいる人は「育児休暇取得」に関して何かしらの疑問や不安を感じていることと思います。その場合はやはり「安心して仕事だけをさせていればいい男性」とは異なるパパの存在があるのでは、と邪推します。
仕事だけに打ち込んで奥さんは育児に専念できる、ってのは一部の特権階級の人間だけです。ほとんどの男性は生活を維持するためには「仕事」だけではなく「育児」も「家事」もやる必要があります。
育児休暇をとっちゃう男性の特徴
一方で、育児休暇を申請する男はこんな感じ。
- 1日でも多く仕事を休みたい
- こどもが好き
- 家が好き
- 奥さんが好き
- お金より時間の価値を大事にしている
- 周囲にいい格好がしたい
いろいろあるとは思いますが、いい意見ばかりではないのは覚悟しておきましょう。
時代の先をいくイクメン像が寒い
まず、最初に申し上げておくのは、もはや男性が育児に参加するのは当たり前のこと。「俺って時代の流れに乗って育児休暇取得するなんて、カッコよくね」はむしろ時代遅れの価値観です。気をつけましょう(自戒)。
育休取得すると「いいね」「奥さん羨ましい」と言われることがありますが、裏では「どうせ寝転んでるだけでしょ」とか陰口は叩かれます。まぁ、何をしててもどうせ陰口は叩かれるので気にすることはありませんが、いい気になってると痛い目に合うのは事実。
男性が育児をするのはリスクヘッジ
男性が家事参加するのは、ある意味ではリスクヘッジになります。

我が家では奥さんも私と同じくらいの給料があるので、給料を伸ばすよりも「二人とも働いていられる時間」を安定させた方がプラスに働きます。
「大黒柱」型は不安定
男性一本で仕事をする場合は、「男性側が奥さんが働く場合よりも多い収入を維持」し、かつ、「自分は心身健康のまま老後(65歳とは限らない)まで働く」ことがマストになります。
終身雇用が大前提の考え方
この場合は、男性が倒れただけで収入が途絶えるので、「無駄な生命保険」で一定の支出が奪われ、しかも「精神疾患には対応していない」ので鬱になることは許されません。
精神疾患の罹患確率
15人に1人は生涯に一度はうつ病になると言われています。そして、ほとんどのうつ病予備軍は受診行動をとっていないため、実際にはもっと高い割合だと考えられています。
https://www.cocoro-h.jp/untreated/overview/population.html
うつ病と収入
うつ病にかかると、以下のリスクがあります。
- 仕事上のミスの確率が増える
- 休職が必要になる
- 通院が必要になる
- 再発・悪化の可能性がある
あげたらキリはないのですが、人事評価での影響はあり、仕事に対する姿勢も変えざるを得なくなります。
うつなどのリスクを考えると大黒柱一本はきつい
鬱は回復(退院)した後も「多くの時間は働けない」病気なので、収入はガクッと減ります。すでに50代を超えている場合、奥さんがキャリアアップも含めて仕事を開始するのは難しく、パートタイムなどで「給料の制約」を受けながら長時間労働を強いられることになります。
ダブルインカムはリスクヘッジ
保険も最小限にできる
妻が働ける場合は、「ダブルインカム」を維持することで「出世」は人生の必須項目ではなくなります。どちらか働いていれば生活は維持できる場合は生命保険は最低限(不要)で済みます。
鬱に関しては、ある程度の休養で回復するので、体調に合わせて仕事を続けます。無理に頑張らずとも「双方共倒れ」さえ避ければ、キャリアを継続して高い収入を維持することも可能になります。
どちらも「家事」「育児」ができるようになる必要がある
ただ、ダブルインカムで妻がある程度の収入を維持するためには、旦那も妻の時間を確保する必要があり、「効率の良い家事」と「育児」に時間をかける必要性が出てきます。
協力できると「時短」「負担減」につながる
いわゆる、男性も「お手伝い」程度の家事じゃ許されないってことね。ただ、二人で家事するとテキパキ動けて、一人家事のだらだら感が減るから割と時短にもなります。

この辺りのバランスを考えて、どちらが自分たちの家庭にあった生活ができるのかを話し合えるといいですね。

これくらい深いところまで話し合える夫婦は、育休取得に悩んだりはしてないとも思うんだけどね。
女性だけでする育児のリスク
これは、我が家の育児を体験しての話になるので一般化まではできませんが、参考までに私が考えていることをお伝えします。
女性の育児と男性の育児は違う
全く、違います。というか、変に男性・女性とせずに、個人で価値観が違うように、二人で育児をすると100%衝突します。

これが嫌・面倒で、男性には働いててもらった方がいいわ、って感じる母親も多いよね。
ただ、衝突するのは「複数の目で確認しながら、意見を統合する」ことで、ワンオペよりも育児での失敗を減らすことはできます。
ワンオペは子供を無駄に叱り過ぎる
特に、3歳くらいまでに「成功する感性」を育んでおくと勉強や努力ができる子になるけど、ワンオペだとどうしても「母親が動きやすいように子供を叱る」ことが多くなります。

母親一人だと違和感ないみたいだけど、周囲は「あれで怒られるのかわいそうだな」と感じるようなことも、だんだん平気でできるようになっちゃうんだよね。

こどもは親の生活環境に順応する必要があるから、「ワンオペせざるを得ない」家庭なら、仕方がない面もあるけどね。
叱りすぎは「何もしない」こどもになりがち
こうなってくると、子供は親に構って欲しくて泣き喚いて訴える、けど親はそれが嫌で行動を静止するために怒鳴る、悪循環のなかで子供は「何もしないのが安全」と学習してしまいます。

「聞きつけはいいけど何もできない子」は、これまでの社会ではいい歯車になって働いてくれたけど、これからの時代だと、AIよりもコストの悪い労働力にしかならないよね。
一人で育児をすること、協力して育児をすること
男性と女性の脳は基本的に異なります。
あくまでも個人差レベルで、別に性差で考えなくてもいいくらいの話ですが、今回は「違う考え方」という意味で夫婦の育児を取り上げるので大事。個々人でばらつきはあるので、女性脳・男性脳があるくらいに考えてください。
生活歴も文化も違う生き物
脳で考えなくても、我々の育った環境は、まだ「男」「女」は明確に分けられて、それぞれの社会で生きてきたから考え方は違って当然でもある。それぞれの社会で生き抜くためには、必要になるスキルは異なるからね。
育児から脱線しそうなので強引に話を戻すと、夫婦二人で育児をすると、お互いの悪いところ、良いところ(だいたいの場合は悪いことばかりだけど)を指摘します。

これは、夫婦関係にヒビが入る可能性はありますが、育児方針について話し合える場合、子供にとってはいいことです。

親が喧嘩するのは嫌だろうけどね。間違っていることを誰も指摘してくれないってのも怖いよね。
母親だけで育てる男の子
我が子は男なのですが、母親からすると男の子は未知数です。なので、男親が育児に参加するのはアドバンテージでしかありません。

男の子の遊びがわからないって悩むお母さんは結構いるよね。

男の子は単純だからキャッキャ遊んでればそれでいいから悩むこともないとは思うんだけど、それでも「パパと遊んだ方が楽しい」と5歳くらいから感じることはあるみたいですね。
自分が「男の子」だった経験ってのは育児の上ではかけがえのないもの。あまり躊躇せずに、男性も胸を張って育児したらいいと思います。
育児参加は遅いほど損
ただ、こどもがパパと遊びたいと言い出すまで仕事に打ち込んでいればいいかっていうとそれはまた違うと思います。
育児の5年の格差はでかい
私が過去にお蔵入りした記事に「母親は育児の上司」というものがあります。詳細はいつか記事に復帰したときにリンクでも貼りますが、今回は、「母親との育児格差」によって生じる問題について。
5年もあれば洗脳できる
すごく悪い言葉を使いましたが、5年間、母親が育ててきた子供はかなりの部分で「母親の価値観」を引き継いでいます。仮にあなた(の旦那)がワンオペを強いてきて5年ほどして「そろそろ育児にも」なんて言い出しても、育児の価値観が合わないばかりか「子供との価値観」も異なりすぎて辟易とすることになります。
子供は最初はなんでも吸収するので、柔軟でもありますが、一方で一度学んだことは正しいこと、と頑固な面もあります。

それが、急に出てきたパパが「こうやった方がいいよー」なんて下手に口出ししても、子供は戸惑うし奥さんは白い目であなた(パパ)を睨むだけです。
5年もあればママは育児の上司どころか社長になってる
ちなみに、私は育児休暇取得は後半戦にしたので、1年近く妻は一人(という名の妻の実家)で育児をしてきました。

この間に完全に育児の主導権を握られましたね。
自分が何かしようとすると「それは違う」「こっちはいいからこれやって」と、人が変わったように指示を出してきます。

母親はホルモンバランスの関係でも、「子供に対する愛着」がかなり強まり、同時にそれ以外のものは「外敵」と認識して排除しようとします。

えっ、排除されちゃうの?
私は看護師ですから、おむつ変えたり沐浴したりは他の男性よりはできるつもりです、それでも母親と赤ちゃんのテリトリーに侵入するとやられます。無理です。

この状態から育児を共同して行うまでにかなり労力を割きますし、大概のパパは「じゃあいいよ」ってなりそうです。
これが、一年足らずで構築されるわけですから、5年間放っておいた育児に参加するのは至難の技ではありません。仮に育児休業を取らないにしても普段から育児参加はしておくべきです。
時代にあった価値観を学ぶ
私たちは母親一人に育てられた世代。次の世代がどう変化しているのかは予測するほかありません。
ですが、母親だけに育てられた子の価値観と、夫婦二人に育てられた子の価値観、どちらが未来に対応できそうでしょうか。

もちろん、いろんな夫婦の形があるし、一人でしか育てられない人もいる。どちらが損だとか、悪いことだ、とかはいろいろ意見があると思うけども。自分たち両親ができる最善のことはしてやりたいと思うよね。

こどもが「母親が育児」という価値観を刷り込まれることで、この子まで「家でぐーたら夫」に将来なるかと思うと、将来の奥さんのためにも阻止してやりたいよね。

すいませんでした。
昔の育児と今の育児も違う
我々自体が、「母親に育てられた世代」なので、古い考えの子育てしか知らないのです。
ネットなんかにも情報は溢れてますが、結局のところ、いつの時代だって手探りで「自分たちの子育て」を見つけていくほかありません。

我が家の場合は、育児はしないけど口だけは出す「両親(祖父母)」もいます。絶対に間違っていると思うけど、無視するわけにも行かず、現場は混乱しております!
正解はないがそれぞれの家庭に最適解はある
自分がこう育てられたから「正解」なんてことは、当然ありません。ただ、「こう育てられて、ここが嫌だったな」ということがあれば、それは参考になるひとつの意見にはなります。
なので、夫婦の間でしっかり話し合って、どうすれば「子供にとって」「自分たちにとって」心地よい育児ができるのか、を検討していければいいのだと思います。
育休中に取得すべき男性のスキル
男性が「家の仕事」ができるようになると、ダブルインカムができる条件が整うので、経済的には安定するという話をしました。
では、実際に、どんなことしたらいいの、を検討していきます。
育児スキル
まず、育児は業務化すると以下。
- ミルク作り
- 離乳食作り
- おむつ交換
- 着替え
- 抱っこ
- 沐浴
- 保育園準備
- 保育園送迎
あげたらキリはないし、細分化できるがとりあえず。
家事スキル
家事はこんなです。
- 家族分の料理
- 買い物
- 食器洗い
- 掃除
- 洗濯
- ゴミ捨て
こちらもあげたらキリがない。洗濯なんかも工程に分けるともっとたくさんあって、かつ同時進行となる。完全なるマルチタスク。苦手。

この辺りは、家事・育児タスク100というPDFが転がってましたので、参考になると思います。
家事・育児参加のNG
さて、男性はどの家事・育児をやったらいいのでしょうか。悩まれる方も多いと思いますが、ここで大事なことは「自己犠牲の精神」です。

つまり、答えは「相手がやりたくないことを率先してやる」ことです。
やりたいことだけやって満足する・やった気になる
んで、この中から自分の都合で「選択」して部分的に補助する、という判断が大きな間違い。

だから夫の口から「家事を手伝う」なんてヴァイオレンスフレーズが飛び出してくるわけで。
家事・育児は、無限に存在し自然増殖していくタスクを連結して複合した上で最大効率で展開していくことを目的としています。

だから、ちょっとかいつまんで「あれ、やっといたよ」なんてのは子供のお使いにも満たない行為。

仕事でも、言われたことだけやってればいいわけじゃないしね。
これができないから、ママはいつも怒ってるし、仕方がないからあれこれと指示を出すわけです。ただ、パパとしては命令されるばっかりだと、「育児業務の下請けの下請け」みたいな仕事しか回されずに「顎でこき使われてる」感覚になってしまう、と。

ただ、ママ側の要因としても、他を寄せ付けない「独自ルール」で動いているので、周囲からすると家事参加しづらい雰囲気を作ってるのも事実。
お互いの状況を踏まえて、わからないことは素直に聞いて、相方ができないことを率先してサポートして動けると喜ばれます。
主導権を取る・余計な口出しをする
お手伝い感覚で参加すると怒られるけど、同時に主導権を取りすぎるとママはあまりいい感情を持たないので、この辺りの匙加減は各ご家庭にお任せします。。。

自分でやらないくせに、横から口だけ挟まれると、「自分でやれよ」と全てを放り出したくなるよね。
育児休暇は「無責任」ではない
育児休暇を取ること自体は無責任な行為ではありません。
職場にとってもメリットにする
育児休暇取得による職場の変化については、別の記事でもまとめていますが、ここでは、個人レベルでの変化として。

他の男性職員の育休取得を後押しできる
一時的にマンパワーが減ることはデメリットです。経営側としては、手元にある駒でいくら稼げるか、を計算しながら人を雇いモノを動かして利益をあげます。急に人手が減るというのは、単純に収益が減ります。

でも、こどもが生まれるのはそもそも急な話じゃないんですよ(社員が内緒にしていたら別ですが)
一人抜けて回らない職場は、慢性的に「休みが取れない」を意味するので、必然的に育休どころか有給消化も難しいはず。その辺り、一石投じる意味でも、あなたが育休を取得する意味はあると思います。
会社のアピールポイントに
むしろ、いまだ育休取得率が6%程度の環境なら、職場(会社)の育休取得率を50%くらいに跳ね上げるだけで企業としては十分魅力的に感じます。

そんなにしょっちゅう子供が生まれるわけじゃないから、取組み出したらすぐに数字に反映できるポイントだと思いますけどね。
育休中のスキル・経験をいかす
私は看護師なのでビジネスモデルとしては不適切かもしれませんが、育休を経験した男性数もまだかなり少ないのが現状です。ただ、同時にこれから増えることはわかっている分野でもあるので、経験のある社員は存分にその経験を仕事に活かすべきです。

看護師だとせいぜい、患者との世間話くらいにしか使えませんけど、ビジネスチャンスはいくらでも転がっているでしょうよ。
私はブログ書いているので、このような記事にして情報共有することで社会に還元することしかできません。ですが、メーカーだったらそのまま商品開発に活かせばいいし、これからの父親モデルを生かしたマーケティングの可能性は無限大ですね。
自分のメリットを増やす
ただ育児休暇を取得すると、リフレッシュで終わってしまう可能性があります。意欲的に取り組むことで、育児休暇期間は「自分の可能性を広げる」時間になります。

私の場合は、ライティング技術やWebサービスについて学ぶことで、「時間」を「お金」に変えることができるようになり、雇用に頼らないで収入を作れる仕組みを作れましたね。
複数オペレーションでの業務稼働課題
まぁ、我が家の場合は二世帯なのでさらに祖父母の力まで使えるのですが、とにかく家事・育児を全員で協力してやれば時間はいくらでも創出できます。この時間を、どのように使うかで「将来のQOL」が大きく変化するのは想像にたやすい。
この場合、「どのように工夫するか」で作業効率が段違いに変わってきます。しかし、複数業務を適切に行うための工夫はなかなかに難しいこと。

例えば、あなたがすでにビジネスで「組織(チーム)での課題解決」をマネジメントしているのであれば、応用すれば家事も育児も、マンパワー以上の効果を発揮することができます。

もし、チーム課題を苦手としている方であれば、逆にここが成長の場として「自分の家族」をマネジメントしてみるのもいい練習になると思います。
家族は気兼ねがない分、(会社なら自己犠牲が働くところ、家族は基本、自分がラクしたいので)自己利益を優先します。マネジメント対象としては難しく、「どれだけ自分が動けばいいのか」「どこから相手に依頼した方がいいのか」「依頼する場合は、どのように依頼すれば摩擦が生じないのか」など、考えることはたくさんあります。
スキルを身につける
職業に縛られることなく、スキルを体得しておくことはかなり大きなメリットです。シンプルに仕事で活かせる技術を獲得してもいいですが、どうせなら「仕事とかけ合わせて効果を発揮する、関係のないスキル」を取得すると、掛け算したときに意外な効果を発揮します。

例えば、私は看護師ですが、看護師の勉強はぶっちゃけ、仕事中にやった方がいい。看護師以外のスキル取得は育児休暇を利用しないとなかなかできませんからね。
スキル取得のためなら休みは出さない
おそらく、「自分のためのスキル取得で(つまり自己都合で)休まれたら困る」という職場は多いと思います。なので胸の内にしまっておくのが無難です。
子育てワークをシミュレーションする
育児休暇は特に目標が決まっているものではないので、時間の使い方は家庭によると思います。育児が疎かになるような取り組みとなっては本末転倒です。ただ、「在宅ワークをしながら子育てをするシミュレーション」にはなるので、個人的な利益を追求すれば、スキル取得も目指すべきです。
家事・育児ができればダブルインカム
先述の通りなので割愛しますが、二人とも家事・育児スキルを身につければお互いの自由な時間が増えます。女性に対しても雇用は開かれつつあるし、女性側が私のように副業的にスキルを生かして収益化する手筈を整えてもいいですね。
男性がとるメリットまとめ
こんだけ書いておきましたが、正直、まだ書き足りないくらいです。
- 仕事一辺倒にならない「人生」の第一歩
- 「育児」「家事」ができる男に成長する
- 家族の時間を増やす努力ができる
- 自分の新しい可能性に挑戦できる
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「社長 アパグループ アパ」に関する最新情報です。
アパグループの専務、元谷拓さんは、創業以来52期連続黒字を達成し、国内894のホテルを運営する企業の一翼を担っています。彼は「アパ社長カレー」の開発を手掛け、業務用カレーを通じてグループのレストランの味を統一しました。このカレーは、東日本大震災の際には救援物資として寄付されるなど、社会貢献の側面も持っています。拓さんは、創業者の元谷外志雄さんの息子であり、兄の一志さんと共にホテルやレストラン、リゾートなど多岐にわたる事業を展開しています。彼の理念は、常に進化し続けることであり、会社や社会の未来を支えるために努力しています。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2412/17/news110.html
「ipd ipd メタ うつ病」に関する最新情報です。
この研究は、成人うつ病に対する対人関係療法と抗うつ薬治療の効果を比較したIPDメタ解析に関するものである。抗うつ薬と対人関係療法は共に第1選択の治療法とされているが、長期的な効果や抑うつ症状以外のアウトカムに関しては、その相対的な有効性が不明であった。アリゾナ大学のZachary D. Cohen氏らは、個別被験者データを用いることで、従来のメタ解析よりも正確な効果推定を行い、治療後およびフォローアップ期間中のさまざまなアウトカムを比較した。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/59772
「ckd ckd 早期 うつ病」に関する最新情報です。
東京大学医学部附属病院の研究によると、慢性腎臓病(CKD)の早期段階から、うつ病リスクが有意に上昇することが明らかになりました。特に、推定糸球体濾過量(eGFR)が60mL/分/1.73m²を下回る軽度のCKD患者でも、うつ病のリスクが高まることが示されています。この研究は「European Journal of Clinical Investigation」に掲載され、末期のCKD患者がうつ病を併発しやすいことが既知であることを踏まえた重要な発見です。
https://www.carenet.com/news/general/hdnj/59709