スマホで写真を撮っているので、データ容量の管理がしんどくなってきました。クラウドのデータサービスでなんとか写真容量をカサ増ししてはいるものの、そろそろ限界のようです。
子供の画像データを消すのはなかなかできない。できればフォトブックやアルバムにして手元に残しておくことで、より実用的に、家族で共有できる形にしたいなと考えています。
低価格でフォトブックも作れますが、カレンダーやポストカード、年賀状にも利用できる幅広い用途での写真印刷サービスがTOLOT。ひとつのサービスでたくさんの楽しみ方があった方がいい、という方におすすめの内容になっています。
TOLOTについて知っておきたいこと

このページでは、写真のプリントアウトやフォトブック作成などに便利なサービスであるTOLOTを使うべきかどうか悩んだ時に参考になる情報をまとめてあります。

類似サービスはたくさんあるけれど、いろいろできるという点ではTOLOTはなかなか悩ませてくれますね。

まだ、フォトブックにするかプリントアウトしてアルバムにするかも悩んでいるので、余計に考えることを増やしてくれますね。
画像を利用したサービスが豊富
TOLOTでは、写真データをプリントアウトするだけではなく、様々な方法で生活の中で利用しやすい形にしてくれます。
- 卓上カレンダー
- フォトブック
- 毎月カレンダー
- ポストカード
- 年賀状
TOLOTのサービスだけで、画像を利用したグッズ制作やアルバム作成が簡単にできるようになっています。逆に、多すぎて「今、自分が何をしたいのか」を整理しておかないと、何を利用していいのかわからない、と情報迷子になってしまいます。実際に、今、どれを作ろうか悩んでいますし。
今回はあくまでも画像の保存
カレンダー、実用的ですが、実用的であるが故に月日が変わった時に利用シーンが減る=廃棄となるのが少し寂しいところ。
もちろん、カレンダー要素に付箋など活用して「この日に、こんなことがありました」とメモしておけばより鮮明に思い出を振り返ることができるようになるのですが、手間とスペースを考えると、やはり写真は写真で保管しておきたいところです。

余計な情報を書き込みすぎると、他の方と共有(来客にアルバムを見せる)時に、見せづらくなったりしますしね。

せっかく厳選して選んだ写真だからこそ、誰にでも見せられる自慢のフォトブック・アルバムに仕立てるのがいいかな、と私は考えています。

ちなみに、アルバムに関しては、ちゃんと写真部分にミシン目が入っていて、アルバムに保管する用途でも使用できるようになっています。
価格は利用しやすいか
サービスが多いので「TOLOTはいくらで利用できる!」とは書きづらいのですが、コスパに関してはいい方だと思います。
フォトブックを作る場合

フォトブックでは、3種類の価格帯から選ぶことができます。
- A6 64ページ 500円〜
- B6 24ページ 500円〜
- B6 64ページ 1,000円〜
A6より少し大きいB6サイズになると、枚数を減らすか金額を増やすか、という選択になります。
これは個人的な意見ですが、普段手に取る写真くらいであれば、「スマホ画面よりは大きい」くらいのA6サイズでも十分かなと思っています。ただ、せっかく手元に残すなら、という観点で言えば、B6=コミックくらいのサイズでタブレットに映したくらいの迫力があってもいいのかな、と思います。
A6サイズは、A4サイズの1/4の大きさになるので、サイズ感としては想像しやすいとは思いますが、大体、手のひらサイズだと思っていただければいいと思います。
カレンダーを作る場合
TOLOTでは、「卓上」と「毎月カレンダー」を作ることができます。
毎月カレンダー

1部250円が安いのか高いのかはなんとも言えないところですが、前述のように、カレンダー部分と切り離して「大きめの写真」として保管することも可能なので、使い勝手はいいと思います。

画像もはめ込むだけなので、簡単ではありますしね。
我が子はレオ・レオニやエリックカールの作品が好きなので、オプション料金はかかりますが、「親がみて楽しい子供の写真」だけではなく、「子供も嬉しいデザイン」に仕上げられるのはいいですね。オプション料金は、かかりますけど。
例えば、1枚250円だと高い気がしますが、元々大判での印刷となるので、自分でデザインして複数の写真を1枚の画像に仕上げれば、なんとなくコスパも良くなったような気がします。今は、アプリなどで簡単にコラージュ写真なども作れますので。
卓上カレンダー

卓上カレンダーは、500円から利用できるサービスです。さらに、追加で配送料が150円必要になります。
イメージとしては、画像にカレンダー部分がくっついただけではあるのですが、裏面に予定が書き込めるシンプルなカレンダーカードになっているので、使い勝手としては申し分ないと思います。
サイズはハガキサイズ(横148mm × 縦100mm)なので、一般的なハガキホルダーなどを利用して保管することもできます。
PRINT SQUARE(プリントスクエア)ってなんだ?

いわゆる、真四角フォトの印刷サービス。
プリントスクエアの価格
毎月10枚までプリントアウトが無料。これは、文句なしに安いと思います。
送料が実質のサービス料
この手のサービスは送料にサービス量が若干上乗せされているので、実質的には毎月242円で利用可能。この価格は、類似するサービスで言えば「ALBUS」と同価格となりますが、枚数ではTOLOTの方が多いので、よりたくさん印刷したい場合にはTOLOTの方がいい、ということになります。

3家族分も無料
少し悩ましいのが、3家族分無料。個人的にはシェアするような写真に関してはちょっと気を使うので、自分たちで楽しむ分だけで十分ではあるのですが、ジジババの方が写真を喜んで飾ってくれるので、あれば便利なサービスではあると思います。
前述の通り、送料の中にサービス料金が含まれているので、単純に「無料だからお得!」というわけではないとは思うんですけどね。ただ、追加分のオプションなどで利益を上げるのが最近のフォトプリントサービスの基本のようなので、シンプルに「一番安い価格帯で受けられるサービスが多い」と考えてもいいと思います。
ポイントがつく
類似サービスとの比較で言えば、「枚数が少し多い」というのもポイント高めですが、さらに利用分だけポイントが付与されるので、「少し多めに印刷したい」という月に貯めていたポイントを使うことで対応できるのが痒い所に手が届く感じで大変に好印象です。ポイントって貯めるのも楽しいですしね。
ただし、注意点としては、ポイントの有効期限は180日と短め。せめて1年くらい利用できれば「イベントが多い12月にポイントを貯める」ということもできるんですけどね。
利用の際のイメージ価格
項目 | 毎月の無料枚数 | 配送手数料 | 小計 |
(1)自分の家族 | 10枚 | 242円 | 242円 |
(2)夫の実家 | 10枚 | 242円 | 242円 |
(3)妻の実家 | 10枚 | 242円 | 242円 |
合計金額 | – | – | 726円 |
付与ポイント | – | – | 30P |
写真の質

富士フイルムの印画紙を使用しているので、類似サービスと同等以上ではあると言えます。
富士フイルム製の高級用紙「EVER-BEAUTY PAPER」(エバービューティーペーパー)を使用。裏面にFUJICOLORのロゴが入ります。
https://tolot.com/jp/print-square/
類似サービスとの比較
サービス名 | PRINT SQUARE | A社 | B社 | C社 |
毎月の無料枚数 | 10枚(×3部) | 8枚 | 9枚 | – |
価格 | 1枚10円 | 1枚22円 | 1枚13円 | 1枚6円~ |
毎月の最大無料枚数 | 15枚 | 15枚 | 15枚 | – |
用紙 | FUJIFILM製 EVER BEAUTY PAPER | オリジナル高級印画紙(光沢プリント) | 不明 | 不明 |
送料 | 242円 | 242円 | 275円 | 125円 |
決済方法 | クレジットカード キャリア決済 楽天ペイ LINE Pay | クレジットカード キャリア決済 | クレジットカード | クレジットカード 銀行振込 コンビニ後払い 代引き |
パッケージ | 再利用できるジッパー付きバッグ | プラスティック製トレイ | ビニール封筒 | ビニール封筒 |
紹介制度 | ○ | ○ | ○ | – |
ポイント | ○ | – | – | ○ |
https://blog.tolot.com/2020/11/print-square-start.html
他のサービスと比較しても「それなりにいい」
いろいろ調べましたが、TOLOTは確かにサービス面ではひとつ抜きん出ている感じがします。最低保証の無料枚数が多いだけでも十分差別化できているとは思いますが、印刷用紙もブランド品、決済方法はスマホユーザーにも使いやすい多様さ、パッケージも秀逸。
TOLOTは画像プリントでのサービスが元々たくさんあるので、まずはユーザーにTOLOTブランドを知ってもらって、そこからさまざまなグッズ展開にユーザーを誘導したい狙いがあると思います。つまり、入口となるサービスだからこそ、多少の赤字でもユーザー獲得のために他社よりも有利な条件を提示しているわけですね。
TOLOTの使い方を考える
とりあえず、知っておきたい情報はまとめました。あとは、どうやって使うかを考えていきます。
私は考えてから注文する派ですが、時は金なり、実際に使って注文してみるのが手っ取り早いという方もいると思います。500円なので、ワンコインでお試しできるのなら、いろいろ頭で考えずに「まずは現物に触れてみる」というのもありかもしれません。
私の場合は、悩んだり困ったりしたことを文章に起こして対策を練るのが仕事。あーでもない、こーでもないと悩むことが大事。でも、皆さんはなるべく簡単な方法で決めちゃってください。
利用したいシーンを考える
今回は、私は明確に「子供の処理しきれない画像データを定期的に出力(プリントアウト)する」ことが目的になっています。TOLOTの場合は、写真プリントとしてプリントスクエアというサービスも利用できますし、フォトブックの印刷も500円から利用できます。
とりあえず、「手元に残す」ことでデータを消しやすくすることが目的なので、フォトブックでもいいかな、とは考えているんですけどね。できるだけ簡単に、印刷したあとは家族が手に取りやすいようにしておきたいわけです。
そのほかにも、TOLOTを利用したくなるシーンは考えられます。
- 育児の成長記録
- ペットの成長記録
- 趣味のイラスト制作・グッズ制作
- ハンドメイドのサンプル集として
- 個人のレシピブックとして
- 同居しない祖父母へのプレゼント
- 保育園・幼稚園でのイベント景品グッズとして
- オリジナルスケジュール帳
- オリジナルお薬手帳
- オリジナルメモ帳

メモ帳、お薬手帳はすぐに更新されちゃうので、個人的にはやはりフォトブックとして利用するのが一番かな、とは思いますけども。
高齢になると飲む薬がどんどん増えるからねぇ。薬局でシール貼ってもらうだけだし。
定期的に利用するには
フォトブック作成で類似するのは「nohana」になります。

nohanaの場合は、毎月の利用料が無料で(送料は275円)写真が20枚。倍以上の枚数でフォトブックが作れるTOLOTの方がコスパがいいと言えます。
ただ、利用用途によっては「毎月20枚でフォトブックを作りたい」というユーザーはいると思うので、定期的に利用するという目的なあるならnohanaの方がいいかなと思います。
一方で、「1年に一度、誕生日にフォトブックを作る」なんてシーンだと、64枚も画像が使えるTOLOTが便利。サイズもB6にしておき、画像編集ツールさえ使えれば、複数枚数の画像を入れ込めるので、1年の思い出をまとめるにはぴったりだと思います。
TOLOTの使用レビュー
最後に、実際に使用した感想と使用感をレビューしつつ、まとめに入っていこうと思います。
まずはTOLOTをダウンロード

まずはTOLOTをダウンロードしていきます。
登録作業
少し面倒ですが、登録作業を行なっていきます。

スマホの「プロフィール」で自分の名前やメールアドレス、住所などを設定しておくと入力が簡単にできますよ!

アプリを起動して会員登録
アプリを起動するだけだと、メールアドレスだけで登録可能。注文の際に、さらにお届け先などの個人情報を入力する必要があります。

登録コードを利用したい

私のやつはもう十分ですので、もしこのページをご覧になっている方がいたら、コメント欄など活用して登録コードを掲載してみてください。
- JR821
登録したメールアドレスでアクティベート
アプリで会員登録情報を入力すると、設定したメールアドレスに利用確認のためのメールが届きます。

届いたメールの中に「アクティベーションする」というボタンがありますので、こちらをクリック/タップします。
アルバムを作成する
アルバムの作成は簡単です。


- 写真を選ぶ
- フォトブックのデザインを選ぶ
- フォトブックの種類(ページ数・大きさなど)を選ぶ
- タイトル・サブタイトル・背表紙のタイトルなどを選ぶ
作り方を選ぶ

まずは作り方を選びます。個人的には、まずは「選びたくなるようなフォトブックデザインがあるか」をチェックしたかったので、テンプレートから選びました。

絵本でよくみる、レオ・レオニやエリックカールがあるのは嬉しいですね。
アルバムの種類/テンプレートを選ぶ

種類は本当に豊富です。テンプレートの中に表紙などのデザインも組み込まれて変更できないものがあるので、最初にテンプレートをざっとみておいた方がいいと思います。
写真を選ぶ
写真を選んでいきます。これは、本当に好きな写真を選んでいくだけ。

アルバムの種類を選ぶ

先にも書きましたが、A6は結構小さいです。保存用なら全然いいと思いますが、祖父母へのプレゼントで考えるなら大きめがいいです。
最後に確認する
プレビューを利用して、最終チェック。


TOLOTは使うべきか
レビューの最後に、利用してみた感想を書いておきます。

コスパも悪くないし、写真の質も個人的には満足のいく仕上がりだと思います。類似のサービスであるnohanaやALBUSと比べても、「最初に検討するのはTOLOTがいい」と思えるような仕上がりでした。
とはいえ、「合う合わない」や利用目的によってどのフォトブック・写真プリントアウトサービスを選ぶべきかは変わってくると思うので、まとめとして利用をお勧めする方を書いておきます。
TOLOTをお勧めした人
- コスパがいいサービスがいい
- フォトブックもアルバムも、どっちも作りたい
- 祖父母(両親)にも写真を贈りたい
サービスとしては類似サービスと比較しても飛び抜けているような感じがするくらいには、選んで後悔しないサービスだと思いました。

ALBUSやnohanaは「この機能を使う!」という1点のサービスとしてまとまっているけど、TOLOTは「いろいろできる」ので、人によってはやることが増えて迷ってしまう、というのがデメリットでしょうね。
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