現在、定期的に子供の写真データをプリントアウトするサービスを検討中です。
しかし、「写真を現像する」とアルバムに入れる手間が出てきますが、これが「フォトブック」として完成していれば、アルバムを買い足す必要もないし、何かと便利なのではないかと。
nohanaは人気のフォトブックサービスということで、早速アプリを使ってレビューしていこうと思います。
nohana(ノハナ)ってどんなサービス


まずは、nohanaについて知っておきたいことを簡単にまとめておきます。
nohanaとは
nohana(ノハナ)は、スマートフォンで撮影した写真を家族だけで共有するとともに、フォトブックを簡単に作成し、毎月無料(送料別)で1冊受け取ることができるサービス。(iOS、Androidに対応。)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Nohana
気になるポイントは「フォトブックってどうなの?」というところと、「毎月無料ってそんなまさか」というところですね。
nohanaはmixiのサービス
ちなみに、ノハナは我々世代が大好きだった「mixi」が2013年に開始したサービス。当初は100%小会社でしたが、2019年には親会社のミクシィから全株式を取得しており、提携・協力企業という立ち位置になっています。
nohanaの事業
nohanaの将来性を考えるために、少しだけ事業の話をしておきます。
年賀状もやっている
年賀状自体の件数が減ってきているとは思いますが、アプリで簡単に年賀状が出せたらいいなという願いを叶えてくれるのがノハナ年賀状です。年賀状に関しては別記事もあるのでそちらも参照してみてください。
年賀状って、もらうと嬉しいけど年々出す人減っているから、むしろ新年の挨拶でやっておくと評価上がるから大変にコスパがいいシステムです。ビジネス定型文ではなく、自分の手持ちの画像を年賀状にするだけで差別化できるので、「最近出していないな」という方には結構おすすめですよ!
出張撮影・OYACO nohana
nohanaは、イベントとしてnohana関連の出張撮影会や「OYACO nohana」などのイベント会場を設営していることがあります。
& nohana

& nohanaというWEBマガジンもやっています。私のブログよりちゃんと運営されています。
nohanaは将来性はあるの?

私はどんなサービスを受けるにせよ、まずは会社の将来性から考えないと気が済まないのですが、nohanaは将来性の高いサービスだと思います。

従業員数が2020年段階で25名、その中で関連のあるサービスをしっかりとまとめ上げており、他の競合サービスも出現している中で安定して売り上げを計上しています。

一見、子供のためのサービスかと思いきや、ターゲットはちゃんと我々親世代なんですよね。我々はやっぱり「子供時代のアルバム」って貴重だと思っていて、同じように子供に残してあげたいって思う。写真そのものの必要性が薄れたからこそ、何か大事なものを失ってしまうような気がして、子供用のアルバムだけはちゃんと残したいんですよね。
リクルートや社員ブログなどを読んでいる限りでも、会社の充実感が十分に伝わってくるので、この辺りはかなり信用していいんじゃないかと。
nohanaのサービス概要
nohanaの運営に関してはかなりの好印象でした。会社HP見るのって楽しいですね。さて、次はnohanaのサービスに関する内容を簡単にまとめていきます。
毎月1冊だけ送料275円
これは先に書いたALBUSと競合するサービスですが、nohanaは月1冊だけ送料275円になります。
ちなみに、ALBUSは配送料242円(税込)がかかるため、金額だけを比較するとALBUSの方が安い感じがしますが、ALBUSは写真プリントサービスに対して、nohanaはフォトブックになります。
写真連携機能
ノハナにアップロードした写真で富士フイルムのプリント商品が注文できます。これだけだと「写真のプリントアウト」だけなのかと思うところですが、以下のようなラインナップがあります。
- カレンダー
- ましかくプリント
- WALL DECOR(ウォールデコ)
- マグカップ
個人的には、じゃあ富士フイルムで注文したらいいじゃないか、という気もしてきますが。
アップロードしたついでに同じ写真をプリントアプトしておきたい時や、プレゼント用にフォトブックだけだと物足りないからマグカップにしちゃえ、などの付加価値として「そういうサービスもあるんだな」くらいで覚えておいてもらえればいいのかな、と思います。
紹介機能でクーポンをゲット

nohanaのアカウント登録が終わると、登録したメールアドレスに紹介コードが送付されます。これを利用して、nohanaを紹介して新規アカウントで会員登録作業が完了すると、紹介した人/された人が両方ともフォトブックのクーポンを手に入れることができます。


nohanaを使ってみたい時って、大体何かしらのイベントの写真をまとめている時だと思いますが、ぜひ、紹介コードを利用して「nohanaの特別なフォトブック」を作ってみてください!
紹介コード検索用
nohanaを紹介することが仕事みたいなものなので紹介コードを探している方はいずれかの紹介コードを利用してみてください。コメント欄などに書き込んでいただいてもこちらに転記していきます。
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通常フォトブックとプレミアムの違い
個人的には「通常フォトブック」の利用を検討していますが、何か特別なフォトブックをプレゼントしたい、要所のイベントではしっかりと想定されたアルバムのようなものを用意しておきたい、そんな場合には「プレミアム」の利用がおすすめになります。

でも、結局、街の写真屋さんくらいお金がかかるんだったら、そういうところで撮ってもらったほうがいいんじゃないのかな。
お値段と写真の質、この辺りのバランスが気になるところです。
通常フォトブック
まずは通常フォトブックに関するおさらいです。
価格はどうなっているの?
毎月1冊無料(+送料275円)は無料で利用できます。
毎月1冊は無料クーポンを利用できますが、次の毎月1冊無料クーポンを取得するまでのフォトブック料金に関しては550円(税込)+送料が必要になります。

基本的には毎月無料プラス送料というスタンスで、利用するごとに次回分のクーポンが手に入るようになっているので、顧客に継続を促している感じですね。

倍以上価格が変わってくるので、できれば毎月1冊にしておきたいんだけど、年末年始や夏休みは、イベントごとに作ってあげたいところですね。
既存のサービスと組み合わせて、「イベントはフォトプリントで」「毎月の成長記録はフォトブックで」という使い分けが良いとは思います。
ですが、デザインを統一しておくことで保管に関しては見栄えが良くなるので、この辺りで「nohanaの利用が慣れているから」という感じでオプション追加をしていく方も多いようです。
高画質オプション
通常フォトブックでも、「写真を高品質」にグレードアップすることは可能。

自分達用のちょっとしたお祝いくらいの時には、高品質仕様にして特別感を演出することもできますね。
- 「マット仕上げ」と「写真仕上げ」が選択可能
- 無料券での併用は可能(1,485円)
プレミアムフォトブック
プレミアムはフジフイルム製の高精細な銀塩プリントで出力されるので、「一生保存しておきたい」場合におすすめ。また、通常盤とは違い「ハードカバー製本」となるため、贈答品としても十分に利用できる仕上がりになっています。
価格
- 14.5cmスクエア:3,300円(税込・送料別途610円)
- 18.5cmスクエア:5,500円(税込・送料別途610円)
品質に関すること。
- 180度開ける「見開きレイアウト」に対応
- 1ページ1枚ではなく、多様なレイアウトを使用可能
- ハードカバー上製本仕上げ
- サイズは2サイズ(手のひらサイズとしっかりサイズ)
通常フォトブックでも十分?
私の今回の目的でいえば、「溜まりに溜まった画像データを整理する」という目的なので、厳選した写真数点を「手に取れる」だけで十分。

最悪、画像データはHDDあたりに保管しておくのでプリントアウトは可能なので、「手垢に汚れるくらいには読みたい」と思っています。だから、私の使用目的では通常フォトブックで十分。
枚数は十分?
枚数に関しては、ALBUSが毎月8枚までのプリントアウトに対して、写真20ページに対応しているので、これも十分かなと。
8枚でもいいかな、という月はあるにはあるのですが、イベントが多い月だとどうしても厳選しても20枚近くになってしまうもの。こういったサブスク系サービスは追加料金は少し割高になるので、ベースのプランが自分たちに合っているかを見極めめるのが大事かな、と思っています。
各項目の比較表
項目 | 通常フォトブック | プレミアムフォトブック |
サイズ | 14cmスクエア | 14.5cmスクエア / 18.5cmスクエア |
写真枚数 | 21枚(表紙含む) | 21枚~67枚(表紙含む) |
印刷 | インクジェット | 銀塩(写真品質) |
製本 | ソフトカバー | ハードカバー |
ページ数 | 24ページ(表紙を除く) | 24ページ(表紙を除く) |
料金 | 550円 (送料275円) | 3,300円 / 5,500円 (送料610円) |
毎月1冊無料クーポン使用 | ○ | × |
デザイン表紙 | ○ | × |
全面写真表紙 | × | ○ |
見開き写真 | × | ○ |
レイアウト変更 | × | ○ |
スリーブケース | × | ○ |
コメント挿入 | ○ | ○ |
おすすめ利用シーン | 成長記録・月齢アルバム・日常のまとめ等 | 七五三・結婚式・プレゼント・旅行等 |

やっぱり、価格差は結構出てきますね。毎月注文するというよりは、プレミアムに関しては別枠で考えた方がいいかな、と思っています。
nohanaを選ぶときのポイント
とりあえず、nohanaの基本的なところについては説明していきました。続いては、「じゃあ、nohanaを選ぶべきかどうか」というあたりの情報を解説していこうと思います。
nohanaのメリットってなんだ?(メリット)
- 毎月無料で20枚の写真を残せる
- アプリで完結する簡易な操作性
- フォトブックならではの「コメント」挿入
- 毎月利用したくなる「定期的に写真を処理できる」習慣作り
毎月20枚のコスパの良さ
nohanaの利用で一番いいなと思ったのは、やはりコスパです。20枚の画像をプリントアウトして、しかもフォトブックという形に想定した上で毎月送料分(275円)の負担だけでできてしまうこと。これは他と十分に差別化できるほどにお得な点であると言えます。

ALBUSは1月8枚だったので、これだとやっぱり足りないな、という感じがしましたね。

20枚は安心感の持てる数字だよね。選ぶのは少し面倒になるけど。
コスパに関しては随一
写真20枚(プラス表紙1枚)で送料分の275円で毎月注文できるのは、他の写真プリントサービスの中でも格段に安いと思います。しかも、フォトブックに装丁されてくるので、「アルバムを買って自分でまとめる」のとは一味違った魅力もあるので、1枚あたりの単価以上の価値が体感できると思います。
先に書きましたが、アルバムに自分で写真を収めていった方がいい、という場合もあります。写真の位置などを自分で調整して、アルバム自体のカスタマイズ性もあるので。ただ、「出来上がったもの」として考えると、最初からフォトブックという形式が出来上がって届いた方が手に取りやすいんじゃないかな、とは考えています。
毎月できる手頃な作業量
フォトブックってのは、選ぶ作業はそれなりに楽しいんですけど、これを「定期的」にやるのは結構、骨が折れます。

フォトブックとして残しておくという目標がある以上、できれば定期的に取り組みたいんですけど、「まとめて発注した方がお得」とかだと、ついつい後回しになっちゃうんですよね。
毎月の期限があるのは個人的にはメリットだと思っています。最低でも第4週までには夫婦で「この写真にしよう」と選ぶ時間を作る必要性が出てくるので。

旦那に「今月の写真選ぼ」と言っても後回しにされるけど、「あと1週間で期限切れちゃうよ!」といえば割と手伝ってくれるので、やっぱり提出期限って大事ですよね。
アプリで完結するのもいいところで、我が家の場合はタブレットなどの夫婦共用のデバイスにアプリをダウンロードして進捗状況を共有しやすいようにしています。
nohanaを使用して心配に思ったこと(デメリット)
- 通常フォトブックだとレイアウトのバリエーションが少ない
- 「20枚も選ぶ写真がないな」という月にはもったいない感じがする
- 注文から配達までに必要な期間が2週間
今月、写真あんまり撮ってなかったな
nohanaは悪くないのですが、どうしてもイベントや旅行、お出かけ回数が減った時だと「毎月20枚も消化できない」という事態に見舞われます。

別に注文しなくてもいいんですけど、せっかく「毎月やろう」と決めたものが、「○月号」が抜けると途端にやる気無くなっちゃうんですよね。
記事執筆時はコロナ感染流行真っ只中ですから、我々の都合だけではなく、環境面から外出しにくい状況も増えていきます。今後はAR・VR技術で「現実世界からデジタル世界での写真撮影」が活発になってくるかもしれません。
写真を撮る、という習慣も、好きではないとなかなか維持できないものです。この辺りの「ひと月の枚数」に関しては、自分たちの写真撮影の習慣と照らし合わせてもいいのかな、と思います。
注文から届くまでに2週間かかる
フォトブックを作るので、フォトプリントサービスと比較すると時間がかかります。この辺りの手間賃を考えると、どう考えても毎月の送料だけで利益が出る仕組みではないんですけど、ノハナはオプションで稼げているということなので、やはり「実際に使ってみてよかった」というかたのリピート率が格段にいいんだと思います。
とはいえ、「できればすぐに欲しい!」というニーズで考えると、フォトブックが作られるのを待つよりもフォトプリントで自分でアルバム買った方が手っ取り早くはあります。このニーズを持っている方が時間に押されていることは少なそうですが、「来週の誕生日プレゼントに!」なんて時にはさっと手元にフォトプリントが届いた方がいいな、ということはありますね。
ちなみに、オプション価格は取られますが、特急便の利用もできます。翌々日中に「ゆうメール」で発送してくれます。
ページレイアウトの限界
通常フォトブックの利用を想定していますが、この通常フォトブックは「1ページに1枚の写真+コメント」というレイアウトになります。これが個人的にはいただけないポイント。
ましかくフォトよりも大判で印刷されるけど、だからこそ1/4サイズのカットで複数載せられるとなおよかったな、と思います。結構小さくなっちゃうけど、ただ、レイアウトが単調になってしまうなら、フォトブックとしてはもったいないかな、と感じるところではあります。
レイアウトできるところ・できないところ
- コメント位置の調整は不可
- 絵文字フォントも可能
- 日付の挿入は選択可能
- 背表紙にタイトル
レイアウトは画像の方をいじればいい
ちなみに、裏技みたいになってしまいますが、どうしてもレイアウトをいじって「1ページに複数の写真を載せたい!」という場合には、画像単位でレイアウトして1枚の写真に加工してから選択するという手があります。
複数の画像を編集するのも、今はアプリで簡単にできる時代です。写真の切り抜きから自動配置などができるアプリもたくさんあるので、アプリを活用して写真を自分好みに調整するのも楽しいかもしれません。
フォトブックとプリントアウト、どっちがいい?
画像データをプリントアウトするのは、やっぱりみるため。みるのにどちらが適しているかを考えて、さらにフォトブックにする手間も考慮して考えていきたいと思います。
フォトブックを作るのはやっぱり手間
Nohanaのフォトブックも基本的には画像を選ぶだけなのですが、それでもやっぱり「ただ写真を選ぶだけ」のフォトプリントサービスに比べると、装丁やコメント、位置決めなどがじんわりと面倒になってきます。

逆に、祖父母へのプレゼントなどで用意する場合には、手軽に形のあるフォトブックにできるのはかなりの強みですね。

私だったら、日常使いは「アルバム」に入れるだけのALBUSなどのプリントサービスの方がいいかな。コメントとかは自分で付箋で入れれば手作り感も出ていいし。
オリジナルのフォトブックを作る、というのもひとつの楽しみなので「残す」ことが大事なのか「作る」工程を大切にするか、というあたりでも意見は分かれてきそうです。
nohanaの使い勝手レビュー
実際に自分で使いながら考えたこと、やり方などをまとめて、ノハナの使い勝手をレビューしていきます。
まずはnohanaをインストールする
インストールは無料なのでご安心を!

少しでも気になっているなら、まずはアプリをインストールして触れてみることが大事。せっかく情報収集しているなら「使う・使わない」を判断できるようにワンアクションでもしてみると早く結果にたどり着けますよ!
登録する
登録作業は3分程度で終わります。登録が面倒に感じる方は、一度、使用しているスマホのプロフィールを埋めておくと自動で入力できる場合があります。

新規登録画面を入力する
登録方法は以下の通り。入力項目は少なめだと思いました。
基本情報を入力

携帯電話番号を入力

認証コードを入力

クーポンがもらえる
全て入力し終えると、毎月1冊無料クーポンが付与されます。

写真を選ぶ
次に写真を選んでいきます。基本的には写真を選んでアプリにアップロードしていくだけ。
フォトブックを作る


私は試しに子供が小さいときの写真で1冊作ってみることにしました。まだ、毎月利用するとは限らないので。

写真の編集


スマホでの操作がしやすいように、簡単にコメント挿入したり、画像の位置を調整したりすることができます。
Googleフォトも利用可能
iPhoneユーザーでもiCloudの容量が足りずにGoogle フォトを利用されている方は結構、いらっしゃると思います。
Googleフォトは家族での画像共有にはぴったりのアプリだったんですけどね。少し改悪されて以前程は重宝しなくなりましたが。

デザインを決める
最後に、フォトブック全体の装丁やデザインを決めていきます。
表紙・背表紙カバーのデザイン


無料は思った以上に「無地」のデザインで、毎月楽しむならちょっとオプション料金支払っちゃうくらいは覚悟しておきたいところです。

無地で揃えるのもいいとは思いますけどね。
デザインを確認する
プレビュー画面でどんな本に仕上がっているかを確認することもできます。
フォトブックの表紙

フォトブックの中身

まとめ:nohanaはおすすめできるのか
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
このページの情報を読んでも「なんだか、いまいちよくわからなかったな」という方のために「まとめ」を用意しておきましたので、何かしらの決断の際に役立ててみてください。
nohanaのおすすめポイント
- 20枚の画像でフォトブックを作るなら圧倒的なコスパ
- 毎月の成長を定期的に記録していきたい時におすすめ
- 趣味の写真・画像の記録用にもちょうどいい
nohanaじゃなくてもよさそうな方
- 毎月20枚以上を写真にしたい
- 逆に、20枚だとハードルが高く感じる
- フォトブックよりもカスタマイズできるアルバムがいい
- オプションを込みで考えると少し割高

とりあえず、1冊は利用してみて、それから決めるのも良さそうですね
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