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子供が勉強したくない理由を真剣に考える「計画性を育むために」

先程、親が勉強していないのに子供に勉強の必要性を説明するのって無理ゲーだよね、という記事を書きました。

少し、子供側の気持ちを推察することを蔑ろにしていたので、「どうして子供は勉強したがらないのか」を考えてみたいと思います。

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親が勉強させたい理由は何なのか

子供が怒られても勉強しない理由

まず、先に親側が「勉強させたがる理由」も整理しておくべきです。

  • 宿題が終わらないから
  • 受験が控えているから
  • 頭が悪い・成績が悪いから
  • ゲーム・テレビ・ネットに依存している

もっとぼんやりした言い方をすれば、「勉強していないと親が心配だから」子供を勉強に仕向ける節すらあります。

らいおん
らいおん

実際、自分たちも勉強しないで困ったこともあったから、子供にはなんとかして勉強させたいんですけどね。

親が自分の人生で証明したことは、「親自身はある程度の勉強でも子供を育てて生きていけること」なんですけど、なぜか自分たちの歩んでいない道こそが正解だとして、親にとっても未知の世界を自信満々に勧めたりします。

この辺りの「親の価値観の歪み」についてはまた別の記事で解説していますが、とりあえずこのページにおいては「子供が勉強したくない理由」や、「勉強したくないときにはどうしたらいいのか」という解決策などをサクサクとまとめています。

ぶっさん
ぶっさん

結論を言えば、子供が勉強しないのは、未来を想像する力が未熟なので、親がその補助をする必要がある、ということなのですが、子供が勉強嫌いに育つのにはそれなりに理由があるのと、その理由を見抜けずに勉強を押し付けると逆効果、みたいな話もしています。

宿題をさせたい場合

まず、宿題をさせたい。これは親としては頭の痛いところです。夏休みの課題なんかは、再三声かけをしていたのにも関わらず、二学期開始目前にして「何も手をつけていないドリル」なんかが発見されたりして、てんやわんやです。

ヨメちゃん
ヨメちゃん

だから言ったのに、もーっ!

と親が憤慨したくなる気持ちは分かります。

個人的には、根本的に能力のばらつきがある生徒に対して一律に不要な宿題をさせるのも時間の無駄と感じてしまうのですが、同時に、親が家庭学習の責任を全て背負うとなるとかなりの負担になり、できる親とできない親で子供の学習姿勢に影響が出てしまうのは考えものです。

と、親が尖ったことを言い出して「宿題なんてやらなくていいってパパが言ってました」というと、やはり他の子に対してフェアではないので、宿題をやるやらないの論議は後にして、宿題をやらない理由を考えていきます。

宿題をしないのは計画性の問題

まず、当たり前の話をすると、宿題をしないのは計画性の問題です。おそらく、子供も「宿題をしないといけない」ことは知っているのですが、これに着手しないのは脳の発達も関係しています。

そもそも、「計画性」とは何なのでしょうか

一応、私は精神科看護師で、自身がADHDのため発達障害については専門的にケアに取り組んでいました。

全ての子が発達障害ではありませんが、発達障害の原因のひとつとして考えられているのが、「前頭前野の機能が弱い」ということ。この前頭前野は、人間が計画的に物事を進めるための機能が深く関連している部分として知られており、一般的に脳の生育・成熟に最も時間がかかる部分とされています。

脳の発達は個人差があるので一概には言えませんが、仮に神経発達に障害がなくても、大人が思っている以上に子供の脳の発達は未熟だったりします。つまり、子供はえてして「計画通りにはいかない」生き物だということです。

ぶっさん
ぶっさん

実際、宿題ができない、で検索すると発達障害の記事が出てくるので、悩んでいる親は多そうですね。もちろん、宿題ができないから発達障害を疑う必要はなく、そもそも子供にとって未熟な機能が「計画性」だと考えてもらえればいいと思います。

では、簡単に「計画性」に関わる脳の機能についてお話しします。本当に、数行で終わらせます(面倒なので)

子供の計画性と、発達傾向の要点
  • 脳には「実行系(実行機能)」という「行動の計画、注意の優劣や制御、作業性記憶」などに関わる機能があります
  • 実行系では、物事の優先順位などを判断して、必要な記憶を呼び出したり、不要な情報を選別したりします
  • 注意・関心の優劣をつけたり、衝動を抑える制御なんかもしています
  • この実行系が未成熟だと、ついつい、自分の目の前のこと(例えば遊び)に集中したり優先したりします
  • また、実行系とも関連の深い「報酬系」という回路もあります
  • これは、「自分の計画が報酬に見合っているか」を判断したりする際に作用します
  • 私を含めたADHD患者はこの辺りの機能が弱いので、余計なことをして叱られたりしています
  • そして、多くの子供も、同じように実行・報酬機能が未成熟です
  • つまり、計画性なく行動したり、将来性のない行動を選択したりします
  • あるいは、人生経験も不足しているので、そもそも親がいう「報酬」と子供の考える「報酬」には大きなギャップがあります
  • つまり、概ね脳の機能が未成熟で、未経験の報酬がインセンティブ(行動化のモチベーション)になっていない可能性が高いのです
実行機能系と報酬系の図解(引用)
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E5%AE%9F%E8%A1%8C%E6%A9%9F%E8%83%BDより引用

お分かりいただけたでしょうか。

実は、親が考えているほど、あるいは子供の自己評価ほど、子供たちは計画的に行動できないものだと言えるのです。

自分の子供の頃を考える

さて、私自身の話をすれば、根本的にADHDなので目先の報酬にしか飛びつかないのは脳の傾向としてある程度仕方がないことでした。しかも、ADHDはえてして「自己評価が高い」傾向にあり、「自分なら大丈夫だろう」と楽観的に考えがちで、なおさら行動に移すことができません。

ぶっさん
ぶっさん

この楽観主義から一転して、ADHDは自己評価が低くなります。失敗体験を繰り返し、高い自己評価が崩壊してそのまま社会の底辺まで転がり落ちるからです。

私自身が一般的な小中学生の計画性について語れる立場ではないのですが、「計画性のある子供」というのは「計画的にことを進められる」時点ですでに恐ろしく優秀である可能性が高く、勉強したくないという状況に見合わない(そんな悩みを親が持たない)と思います。あの子たちは、生まれながらの特権階級です。

未熟な部分は親が手伝う必要がある

一般的な子供のレベルで考えるなら、中学生くらいであっても「計画的な行動」をするためには、ある程度「未来が見えやすいように」一緒に計画を立てる必要があると考えます。

つまり、長々と解説してしまいましたが、「宿題・課題を計画的にこなせない」というのは、勉強をしたくないという明確な理由があるわけではなく、そもそも「勉強をする準備ができていない」と考えていいと思います。

さて、少し耳が痛いのですが、私自身が計画的にことを進めるのは苦手なので、できればご自身の経験から計画表の作り方をご指導いただければ幸いなのですが、私がこの記事を書いているのは「子供に勉強計画表」の作り方を教えることなので、まずは自分なりに計画表の作り方を考えてみます。

ぶっさん
ぶっさん

というか、これまでの人生で、計画表なんか作ったことなかったよ。私たちの頭に存在できるのは、頭を悩ませる「〆切」だけですからね。

計画性を補助する支援

大人であれば紙などに書かなくても頭で展開できることがあるみたいですが、子供の場合は、実際に予定表を作ってみることをお勧めします。

予定表に記入すべき項目
  • 週間の予定表
  • 1日の時間割
  • 目標
  • インセンティブ(ご褒美)

まず、予定表は2種類は必要です。小学生にも馴染みのある「時間割」としてのデイリープラン。また、複数の宿題の提出日などがあったり、課題などで数日要する日程の場合に、プランの全体を見通しやすい「ウィークリープラン」です。

小中学生で宿題・課題のプランを立てる段階では「マンスリープラン」で1日のやることを確認するまでの大まかなものは不要です。毎日学校に行くのは概ね決まっていますし、放課後の限られた時間を有意義に過ごすためのデイリーと、目標設定のウィークリーで十分です。

ぶっさん
ぶっさん

親が介入するのは、口うるさく「予定」を確認することではなく、自分で設定した予定を計画通りに進めるために手伝いをすることです。必要があれば、ご褒美を用意してもいいと思います。

予定表の存在意義
  • プランを明確にすることと
  • プランが実現可能か検討すること
  • 目標に向けたプランになっているか確認すること
  • プラン通りに行かなくなったときに変更できること
  • プランを実行するためのモチベーションになること
  • プランを家族で共有できること

特におすすめのカレンダー・スケジュール帳などはありませんが、子供のモチベーションが少しでも上がるように、シールを貼れたり、お菓子を一個食べられるアドベントカレンダーみたいなものでもいいと思います。

デイリースケジュールを立てる

デイリーは、人によっては完全に頭で管理されている優秀な方もいらっしゃるかと思いますが、子供の場合は絶対に必要です。というのも、子供の自己評価がまだ定まっていないこと、自分の勉強の進捗度などを俯瞰して考えることができておらず、最終的に切り詰められるのはいつだって「勉強」の時間だからです。

「あと10分」はスケジュールの大敵

誰だって「あと10分くらいテレビを見てからにしよう」と思うものですが、子供の場合は10分くらいという言い訳は頭で浮かべていますが、10分勉強を遅らせる影響については特に考えていないものです。基本的には時間できっちりと分けて、10分テレビが見たいなら、勉強が終わった後に確保するように習慣づけます。

細かい「ご褒美」も設定する

先ほども書きましたが、まだ子供には「ご褒美」をうまく想定することができないので、こちらも親が協力して設定します。

大人であれば、将来の自己実現、あるいは勉強しなかった時の「罰」などを想像することができますが、この動機付けでは子供は動きません。子供の場合、人参は目の前にぶら下げないと効果がないのです。

1日の予定がうまくいったら、まずは親がそのプロセスをしっかりと褒めます。その上で、アイスクリームでも、お菓子でも、好きなゲームのプレイ時間でも、日常的に設定可能なご褒美を用意します。子供と一緒に決めることで、「計画と報酬」のバランスを掴んで、中学生くらいから自分で計画的に取り組めるようになれば大したもんだと思います。

ご褒美が目的にならないように

ちなみに、ご褒美のあげ方には賛否あります。

勉強の成果を確認するために、「テスト」をして合格したらご褒美、という方法もあるのですが、慣れないうちは、自分で計画し、その通りにできただけでも十分に褒めるに値します。

また、結果に対してご褒美を出す、いわゆる「テストで100点取ったらお小遣いあげる」パターンは、結果を出すためにテストの勉強だけしてしまう行動に結びついたり、ご褒美で頑張るかどうかを決めたり、苦手なテストはご褒美を諦めて勉強する動機にならなくなる可能性があります。

基本的には「確実にできること」に対してご褒美が出た方がいい、という統計データがあったりします。さらに言えば、結果よりも、結果を導くためのプロセス(テストの点数ではなく、本を読めたこと、など)にインセンティブを用意した方がいいとのことです。

計画時には忘れがちな「準備」「後片付け」時間

計画段階では、親は「無理なスケジュールになっていないか」を子供と一緒に確認します。

子供の場合は、スケジュールを立てるときは「宿題」「遊び」などをざっくりと1時間ごとに計画します。でも、これは計画通りに行かない典型的なスケジューリングミスです。

学校の時間割も、基本的に間に「休憩時間」が設定されています。これは「次の時間割への準備時間」です。子供が計画表を作る最初の段階では、親は「準備」にかかる時間なども指摘します。

準備の段階で挫折を味わうADHD

また自分の話をしますが、ADHDの場合は、物を無くすことがあるので、まずは「ランドセルを探すこと」から始めたりします。目当ての教科書が見つからず、気がついたら漫画読んでたりします。

そのため、勉強の前には必ず準備時間を用意して、宿題を学校に忘れるなどの不測の事態となった場合には、ウィークリースケジュールを変更して穴を開けないように計画を立て直す、などの練習ができるといいと思います。

加えて、これは私が子育てを初めて気がついたことですが、子供は「後片付け」の時間も考慮しません。さらに言えば「移動時間」なども考慮されておらず、友達の家に行ってから瞬間移動している場合があります。あくまでも時間軸を意識したスケジューリングの練習なので、この辺りも丁寧に考えられるといいと思います。

ぶっさん
ぶっさん

スケジュールがずれても、ご褒美タイムだけは忘れないんですけどね。一応、勉強してもらうのが目標なので、時間通りに行かなくなった時にどの時間を優先してスケジュールを立て直すかも考えていくのが大事ですね。

ウィークリースケジュールを立てる

デイリースケジュールもうまくいかないことがほとんどだと思いますが、ウィークリーは基本的には「短期目標」達成のための道筋を示すものです。

「勉強すること」が目標なら、時間を決めて勉強する工夫だけでいいので単純です。習慣化するだけなら、勉強時間を設定してタイマーかけてその時間だけ勉強すればいいのですが、これだと勉強の動機付けと「報酬系」がうまく機能に加えられておらず、目標設定も曖昧です。

中学生くらいになると、「定期テスト」などで強制的に目標は設定されると思いますが、実際、この時になって初めて「計画的に勉強する」ということに取り組む子もいるのではないでしょうか。

たぬき
たぬき

というか、場合によっては「勉強の計画を立てたことがない」という親もいるかもしれないですね。

いずれにせよ、ウィークリー計画のポイントを書き出しておきます。

ウィークリープランのポイント
  • 目標を決める(テストで80点とる、など)
  • 目標達成のために必要なことを決める(テスト範囲の単元ごとに勉強時間を決める、でもいい)
  • 計画を見直すタイミングを決めておく(途中でフィードバックのために小テストをしてみてもいい)
テスト点数が目標になる場合の余談

基本的に勉強に終わりはないのですが、テストに関しては「満点」という上限が設定されていることと、自分の目標を達成すればいいだけなので計画は立てやすいと思います。

特に、ただ目標点数を達成するだけなら親がプランニングに参加すれば、ほぼほぼいけるはずです。小学校や中学校のテストは、教科書さえ読んでおけばできるようにテストが作られています。

さらに、満点にこだわりなく成績だけ上げることを念頭におけば、テスト範囲全てを勉強する必要はありません。苦手=点数が取れない部分を補っておけば学校が期待するくらいの点数は簡単に取れます。満点になると「どの問題も落とせない」ので少し面倒ですが、満点を目指す必要がある子はテスト勉強のスケジュールを立てるのとは別の課題が必要になるのでここでは問題にしません。

まずは単元ではなく時間で区切る

計画の段階では「時間」で区切って勉強するように指導します。というのも、わからない問題にいつまでも挑戦することは時間のロスになりがちです。

また、プランを立てて取り組むというのは、次の行動も念頭に置く必要があり、プランがずれ込むとだんだん修正するのが面倒になって結局「行き当たりばったりの勉強」になりがちです。

ぶっさん
ぶっさん

とはいえ、勉強が楽しくなって没頭しちゃってるなら、それはそれでいいとは思うんですけどね。ある程度プランに余白を作っておいて、ずれ込んだ分を解決しやすく設定できるといいですね。

受験勉強をしない場合

宿題は、わかりやすい「短期目標」の例だったのですが、少し話がずれてテスト勉強の話をしていました。

ヨメちゃん
ヨメちゃん

親が一番心配なのは、人生を左右させる「受験勉強」だと思います。

基本的には受験勉強の計画性はテスト勉強の延長なのですが、「長期目標」になるので、こちらはモチベーションの維持などについて簡単にお話しします。

受験勉強が始められない理由

まず、田舎の受験勉強で考えます。

田舎の受験勉強は中学生の高校受験がスタートとなります。そもそも、田舎には私立中学は存在しないのと、中高一貫校があっても地域密着していてそこまで競争率の高い受験とはなりません。高校受験で初めて目標を持って勉強に取り組む子は多いと思います。

しかし、高校受験のための勉強は、誰かが「スタート」と言ってくれるものではありません。9割が親から言われてスタートすることになると思いますが、この「そもそも具体的な目標もないが、高校に行かないといけないのはなんとなくわかるので、ふわっと受験勉強を始める」のは、モチベーションとしては最低クラスです。

受験勉強の目標を設定する

受験は「合格」が目標になるので、「志望校」を設定して、「入学試験をパスする」ことが目標になります。実にシンプルなのですが、まず、子供にとって「志望校」を設定すること自体がつまずいている場合があります。

自分に甘い目標を設定しがち

私は中学生の時は、特に考えずに「進学校は試験が面倒なのでないとして、かと言って特にやりたいこともないので普通科があるところがいい」と思って、地域の二番目の学校を志望していました。

ただ、中3の夏に友人たちが塾に行き始めて遊ぶ友達がいなくなり、仕方がなく友達の入った塾について行ったら地域の進学校の合格ラインを超えているという事実を知り、たいして勉強しなくて一番いい学校に入れるならそれでもいいか、と思って志望校を変えました。

志望校を設定することは難易度高い

まず、子供が自分で志望校を設定する場合は、「自己評価」と「他者評価」で自分がどのような学校に入れるのかを考えたり、あるいは必要な努力などを自分なりに算定して志望校を決めます。意識的に取り組める子もいれば「周囲が志望校を決めろというから知っている高校を書いてみた、そしたら周囲が反対したので現在の学力に見合った高校にした」というパターンは結構あると思います。

ぶっさん
ぶっさん

将来の夢はあっても、それが「高校進学」と結びついていないことは多い。塾など通っていないと、自分の学力の客観的な評価も得られないので、ちゃんと考えないといけない子ほど、適当に受験先を考えたりします。

不思議なもので、一度志望校を書いてみると、本当に自分がその学校を志望しているような気持ちになってきます。

これがいい動機付けになるパターンもあれば、特に何も考えずに書いた志望校の場合だと、「別に入りたいわけでもないけど、勉強はしないと高校には入れない」という、目標はあってないようなものだが「課題だけが存在する」という事態になりかねません。

つまり、受験勉強を始められない場合は、だいたい「高校に入った自分の姿」を想像できていない可能性があります。

将来の夢よりも「高校入学できない」未来が怖い親

親としても、「高校に入れない我が子」のことを考えたくないから、将来の夢なんか決まっていなくても、勉強だけは優先して押し進めようとします。

ただ、子供が明確なビジョンを持たない中で親だけが焦って勉強を促しても、子供は焦りは覚えても実感はわかず、自由時間を犠牲にして勉強に向かわせるような動機付けにはなっていません。

高校進学などは、「子供のやりたいこと」に合わせて選ぶべきですが、子供には進学先を選べるだけの人生の資料が圧倒的に少ない状態です。

親としても「子供が自分で決める」のが一番いいし、何より子供が自分で決めてくれれば親は何も考えなくていいので後回しにしがちですが、「勉強」という課題を提示する前に、まずは「将来の自分」を子供がイメージできるような手伝いができるといいと思います。

ぶっさん
ぶっさん

色々書きましたが、そもそも田舎に暮らしているとそれほど選択肢もないので、進学先なんて学力で振るい分けられるだけなんですけどね。ある意味、下手に悩まなくてもいいので楽っちゃ楽ですが。

将来の自分のイメージを具体的にできる方法

  • 兄弟や親戚、身近な先輩の話を聞く(OB訪問みたいなもの)
  • 高校などの資料を取り寄せる
  • オープンスクール、体験入学などをやってみる
  • 将来の職業と繋げて考える(職場体験、アルバイト的お手伝いなど)
  • 志望校の難易度から必要な勉強を導き出す
必要な課題が明確になったらスケジュールとして落とし込む

私としては、勉強の計画までは親が手伝うべきだと思います。受験勉強に関しては、長期目標となり、途中途中の短期目標に落とし込んで、達成可能かどうかを考えるのは子供一人では無理です。

塾など通うことになれば、この辺りの受験プランは塾側でやってくれるので、そう言った意味では塾に入っちゃうというのはそれなりにメリットは大きいと思います。手に入る情報も多いですし、ライバルも出現してモチベーションも上がる子もいます。

ただ、将来的には「目標に対して計画的に任務を遂行する」能力の基礎となる部分なので、親と一緒に取り組む、でも問題はないしそちらの方が受験後の努力につなげやすい。塾は基本的に入学後のサポートはしない(もちろん、高校進学後も退会してほしくないので塾側は引き留め策を講じますが、親としては塾の役割は終わったと感じるはず)ので、受験で一区切りついて、その後の継続努力にはつながりにくい。

お気づきの方もいるとは思いますが、受験を目標に始めた勉強は、基本的に受験で終了します。高校に入ると、そのレベルを維持するために、引き続き勉強が必要になるか、あるいは課題が増えて取り組まなければいけないことは日常生活にも食い込んできます。自分で計画的に勉強できるようになった子と、とりあえず目標と課題だけを提示されて合格した子では、入学後にかなり差がつくことは想像しやすいと思います。

頭が悪い・成績が悪いことを解決したい

親の勉強とこれからの勉強のギャップと、勉強嫌いの理由

勉強しなさいが口癖になっている自分が想像できるのですが、「勉強しなさい」がお経やBGMのようになってしまうと、親が言うだけ疲れる状態になります。

とりあえず「頭のいい子の子育て」に見事に失敗したと仮定して、とにかく勉強嫌いな子になったとします。

なぜ、うちの子は勉強が嫌いなのか

この場合、根本的に「なぜ勉強が苦手なのか、なぜ嫌いに感じるのか」を丁寧にアセスメントする必要があります。

ぶっさん
ぶっさん

そして、この子供に対するアセスメントりょくが親にないから、「子供は勉強しない、親は勉強しろというだけ」の無駄なやり取りが生まれることになります。

勉強が習慣づくかは親次第

はっきり言ってしまうと、子供の頭がいいか悪いかは素質・得意不得意もありますが、勉強するかどうかは親の責任になります。子供が嫌いなのは「親が言う勉強」であり、小中学校の成績は「課題に取り組んだかどうか」のアウトプットでしかありません。

根本的に、子供は「知ること」は大好きで、好奇心旺盛です。発達障害などで、興味関心の幅や深さは人それぞれですが、「知ること」を嫌がる子はいません。いなかったはずです。

ですが、これが「勉強」になると嫌なのは、勉強が「興味関心の対象とは違う」こと、あるいは「課題(宿題、やらなければいけないこと)だけが浮き彫りになっている」こと、そして何より、「勉強の話は、最終的に怒られるだけ(勉強に対する嫌悪感)」が影響していると考えられます。

親が育んだのは「勉強しないいしずえ

わかりやすく言えば、勉強しない子供にとって、「勉強」とそれに関連することは「ネガティブな要因」でしかないのです。

もともとは知りたかった子供たちが、親に聞いても答えてくれなかったり、「余計なことは聞くな」と怒られたり、遊びたいのに勉強に邪魔されたり、そういった経験を積み重なることで、「勉強とは自分と敵対するもの」だという認知があるはずです。

つまり、「やりたいこと」と「勉強」が見事に分断されているばかりか、さらに「勉強」に攻撃を受けている状況。しかも、自分のやりたいことを親は否定して「勉強」の味方をしているので、子供の孤立感は半端ないわけですね。

本当は、「やりたいこと」をもっと上手にしたり、「知りたいこと」をもっと深く理解するために勉強という手法があるだけで、「やりたいこと」と「勉強」は仲良しなんですけどね。親自身が「勉強」を分離させて強調させる声かけをしているケースはかなり多いと思います。言ってしまうと、試験勉強だけを評価する「受験」が悪いんですけども。

とはいえ、理想論だけ語っても、今更子供が勉強を好きになるわけでもないので、まずは子供の心理に寄り添っていきたいと思います。

勉強ができないから嫌い

根本的なことを言えば「勉強ができない」という現象は存在しません。

できないのは「算数の問題」であったり、「漢字の書き取り」であったり、つまり理解度測定のためのテストができないだけです。

ですが、子供は勉強関連事項を全て「勉強」と定義しているので、何かの失敗体験があると、「勉強」全体を嫌いになることになります。問題が解けなくて恥ずかしい思いをしたり、親から叱責されたりして「自分は勉強ができない」と思い込んでいる例は多いと思います。

らいおん
らいおん

しかし、テストの問題が解けないとなると、やはり「勉強ができない」ということになるのでは?

テストでつまずいた問題は、解き方が分かれば「解決」することです。親の言うように「勉強が足りない」ことが理由かもしれませんが、たまたま授業で聞き逃しただけかもしれませんし、教師の教え方が子供に会わなかったからかもしれませんし、テスト中に他のことを考えていただけかもしれません。

ぶっさん
ぶっさん

テストの点数は、学力の低さを表しているわけではない一過性のものです。

「勉強」から逃げることは無理

ただ、勉強ができないという思い込みは一生続きます。

「勉強」と名のつくこと全てから逃げるようになるので、仕事で資格が必要になるようなことは避けるようになるし、そもそも仕事の選定の段階で「勉強」と切り離すことを考えるので、単純労働しか選択肢からなくなります。

この単純労働は、AIで簡単に代替される業務であることが多く、将来の安定性に欠けると考えられます。

わかっていないのは親だった

問題は、親が「テストの問題」を解けない理由がわからないケースです。

というよりも、多くの場合は親が「子供の理解度」を測定しないままに宿題なり課題なりに取り組ませて、「なぜできないのかはわからないのが、できないのはやばいから勉強させよう」という、根本の問題を放っておいて、「勉強すること」を課題解決策として安易に提示するから、子供は勉強が嫌いになるのです。

ぶっさん
ぶっさん

そういえば、うちの親はいわゆる「自分は勉強しないけど子供には勉強しろ」っていう親だったけど、宿題を解くとか一緒にやったことなかったもんな。

私が数々の受験をくぐり抜けることができたのが不思議なくらいではあるのですが、兄弟も誰一人取りこぼすことなくそれなりの大学に入っていることを考えると、私自身の生活史を紐解くと受験必勝法とか見出せそうなのですが、今回は話から逸れるので割愛。

成績が悪いのは発達障害かも

ちなみに、テストの問題が解けないパターンの原因は発達障害の可能性もあるよ、という喧伝をしておきます。

  • ADHDは授業を聞いていない
  • LDは教科書を読めていない
  • ASDはマイペースに周囲の取り残されがち

詳細はまた別の記事にしますが、他にも根本的な精神・知的発達の問題や、人間関係などのメンタル面、いじめの問題などが隠れていることは結構あります。

ぶっさん
ぶっさん

親が「勉強やりなさい」の前に言うべきことは無限にあるので、一緒にできなかった問題でも眺めながら、学校の様子など聞いてみてください。

勉強の「何ができないか」をはっきりさせる

傾聴スキルを活用するとき

「勉強できない」と決めつけずに、子供は何が苦手かを考えていきます。

この作業は、看護師ならではの「傾聴」が役に立ちます。傾聴は、相手が話したいことを話してもらいやすいようにしていくスキルのことで、話をただ聞くことと、引き出せる情報の量も質も全く異なります。

傾聴の基本は「共感的態度」ですが、子供が勉強できないことに感じている心理的な問題を、まずはしっかりと聞き取っていきましょう。

自分が理解できないという事態を理解できない

親にとっては当たり前にできることでも、子供にとっては難しいことってのは結構あります。例えば、ただ覚えればいいだけの公式を、そのまま使えるタイプの人もいれば、「なぜ公式を使わなければいけないのだろう」とかに引っかかる子供もいます。

分数割り算とか、解き方は簡単だけど、分数の割り算を説明できる人は少ないですからね。分数は、「(自然)数」の概念がひっくかえるクーデター的な出来事で、簡単に受け入れられる人もいれば、「知らない奴が出てきたけど、ちゃんと確認した方がいいのか?」と慎重になる子もいます。このケース、前者は割と社会適応力が高いと思いますが、頭が良さそうなのは後者です。どちらでもいいと思います。

分数の割り算は、「今までケーキの分割などで図解して解説されてきた分数が、突然、数字だけで理解しろ、みたいな事態になることが多いです。学校カリキュラムでの指導方法はわかりませんが、岐阜の分数の割り算のカリキュラムを見ると、やっぱり難易度高いなって思いますね。

小学校くらいだと、割合などの「数字と文章が混ざる問題」で躓くケースは多い。文章が読めないは次に説明しますが、この「自分にわからない問題がある」という現実を受け止められない子供も結構いて、そこが認められずに進められないってことはあると思います。

学校も、変な話「分数の割り算」で躓いてほしくないから、ここではあえて時間を取らずに、すぐ次の「計算方法」で「わからなくても解く方法がある」ことで安心させるパターンはありそう。でも、今まで順調に勉強できていた子だと、つまずき経験が初めて。しかも、親に聞くと、親も知らないから「とにかく計算だけしなさい」になるもんね。

文章が理解できない

ちなみに、今の子供が「文章を読み取れない」話は私も結構してますし、有名なので端折りますが、算数の文章を理解できないという子は多い。そして、親はある程度は文章を読む練習をしているので、この感覚がわからない。だから、「なんでわからないの!」と怒るケースは最近多いんじゃないかなと思います。

今の時代は、知りたいことがあると、「単語」と「単語」を組み合わせて検索かけて、Google先生が提示したページの「それっぽい単語」を読み取って知った気になります。まさか、検索アルゴリズムが子供たちの脳にまで影響を与えているとは。

動画に関しても、字幕や画像の情報の断片を自分の頭で繋ぎ合わせて理解しているので、文章だけで状況を想像する・論理構造を考えることはほぼないみたいです。ネット時代ならではの、「多くの情報から、正しい・必要な情報を抜き出す」というスキルなんだと思いますが、コピペの論文だと「結局何が言いたいのかわからん」となる原因のひとつ。

親世代も文章理解のための特訓をしていたかといえば微妙なところで、現状の子供たちと読解力に関しては似たようなものだとは思うのですが、読めてない人は読めてないことに自分で気づくことは滅多にないので、親の文章理解が問題になることは稀ですが。

今回は、「勉強が嫌いになる」要因を抜き出すために、「親が思っている以上に、子供は短い文章すら読み取れないからな」という意味で例示しましたが、親と子で理解度に差があると、この辺りに不理解になるので、子供を突き放す言動をとりがちになる、ということだけはご注意いただきたい。

ネット・ゲーム依存が勉強に侵食する

最後に、精神科に従事したものとしての着眼点から、ネット・ゲーム依存の話を少しだけしておきます。

このケースは、勉強がどうこうというよりも、インターネット(SNS)への依存や、ゲーム中毒の問題による二次被害のようなものです。ただ、勉強ができない見逃せない要因のひとつではあり、子供本人も苦しんでいるであろうことから、ここでも簡単に解説しておきます。

ネット依存とゲーム中毒の違い

まず、ゲームもインターネットを介することで「ネット依存」に含まれそうですが、ネット依存とゲーム依存症は別の原因と考えた方が理解がよく、かつ解決策も異なるので、子供が「インターネット」に依存しているのか、「ゲーム中毒」なのかは見極めが必要です。

例えば、ゲームでも、友達がやっていてプレイヤー同士の繋がりが強く「SNS」要素でうまくやめられない場合と、ゲーム依存・中毒で、習慣化されたプレイを生活から切り離せないのでは意味合いが異なります。

子供の目線で言えば、SNSのネット依存は、ネットにつながっていないと孤立するという「人間関係」の問題が背景にあります。学校生活などのいわゆるリアルの人間関係ですでに孤独感を覚えており、簡単に繋がったり切ったりできるネットの関係性に安心できる、などの価値観が影響しています。根本の問題は「孤独感」など、自分の価値を発見できていない状態なので、ただネットを切ると、問題だけが残っていい方向には進みません。

ゲーム依存の場合は、どちらかといえば「ギャンブル依存」に近い「報酬系のバグ」であり、依存症的な治療が必要になるケースがあります。この場合は、自分で辞めることはほぼ無理なのですが、依存症患者の多くは「自分は依存症じゃない」と認められないところがあり、子供も同様です。ゲームに依存する背景には、SNS事例と同じように「自己喪失感」などのメンタルの脆弱さが関与している場合もありますが、全く健全でも依存を形成することはあるので、いずれにせよ注意が必要です。

生活への影響が出てきたら覚悟を決めて話し合う

今回は勉強の話だったので、親は「子供がスマホばっかり見て勉強しない」という腹立たしさがあるとは思います。ただ、怒る前に「これは依存じゃないのか?」という疑問と、仮に依存じゃないにしても、スマホばかりを見てしまう背景には何かあるのか、と少し立ち止まって考えられると、子供の実態が少し見えてくるかもしれません。

スマホなどは、子供専用機を用意する際に、子供と何かしらの約束事を決めていたと思います。親がスマホを禁止にするのは簡単ですが、スマホと上手に付き合えるかどうかは今後生涯の課題となります。一度、基本に立ち返って、子供とルールを見直して、自身の行動と照らし合わせていきます。「本当は自分でもスマホを見ないようにしたかった」などの気持ちが聞ければ一番ですし、問題を認知していないケースもあると思います。

子供がスマホに逃げ込みたくなった理由を考えてみるのはいいことだと思います。ただ、親も今まで見て見ぬ振りをしてきた問題が開示される可能性もあり、聞くときは覚悟を持って、怒らずに「話し合う」ことを心がけたいですね。

岡安孝弘:インターネット依存の心理社会的影響およびリスク要因に関する研究の動向

子供から見た「勉強したくない理由」

ここまで、親が「勉強させたい理由」ごとに対策をダラダラと考えてみました。少し、子供の心理を把握するためにも、子供が勉強したくない理由を調べておきます。

子供が「勉強が嫌い」と答える割合

まず、小学校4年生くらいまでは6割強の子供が「勉強が好き・まぁまぁ好き」と答えています。

一方で、中学生になると4割を切るので、やはり難易度が上がるほどに「得意ではない」と認知して、嫌いになる子供は一定数います。

また、勉強する理由が「内的動機付け(勉強が楽しい)」になるとテストの点数よりも問題を解決する方向に重要性を見出し、親や環境が用意した動機付けの場合だと、点数偏重やテクニックに走る傾向がある、らしいです。

ベネッセモニターという強いバイアス

ただ、調査対象はベネッセのモニターなので、この時点で「勉強好き」にやや偏る傾向はあるかもしれません。親がベネッセの調査に協力する余裕がある家庭と、ベネッセのアンケートは即座に破り捨てる家庭じゃ、問題の本質も解決策も全く違います。あくまでも参考程度に。

ちなみに、親は「子供の学習習慣・成績」を気にすることが多いけど、学習に介入するのは中学生を超えると半数以下になります。口で言うだけのことはやるみたいですけど、一緒に勉強を手伝うというのはなくなる。

小中学生の学びに関する 実態調査

親が子供の勉強を見ることを、社会が許さないという構造

この調査を考えると、やはり、学習でつまずかない限りは、親もニコニコして勉強しているのをみてくれるうちは、「勉強が好き」と答えやすく、元来、子供は勉強は好きだと考えられます。

ただ、段々と、学校の学習でうまくいかないことが増えていくと、「勉強が嫌い」と言うようになり、親も心配に感じる。

勉強ができないことだけは許されない

できないことが出てくることは、大人になる上で当たり前のことで、それは受け入れて「じゃあ、自分らしくあるためには、何を頑張ったらいいのか?」を考えたらいいのだけど、こと勉強においては「できないという選択肢が許されない」というのが、なんとも窮屈な話だと思います。

ぶっさん
ぶっさん

私自身が発達障害なのはあるけど、勉強が不得意なだけで諦めなければいけないことが多すぎやしないかい?

子供ができることをうまく拾い上げて、勉強に関連づけられると「内的動機付け」に繋がることも示唆されていますが、大体の親はこれができない。

子供と一緒にいられる時間が少ないのと、一緒にいても心身に余裕がないとできない。あるいは、親が勉強と好きなこと・実生活に役立つことなどに関連づけできないスキル・知識の問題もあります。

親にも未経験である「勉強を好きになる」ための教育

親のスキル・知識に関しては、我々世代自体が、「いい学校に行くため、将来安定するため」という動機付けで勉強していたこともあり、実際、「内的動機付け」で勉強できるという体験がないのです。

これは、受験偏重で教育カリキュラムすら捻じ曲げてきた教育機関・学校の責任です。ですけど、このカリキュラムでいいとしてきたのは我々の親世代であり、誰が悪いかと言えば、やはり教育の本質を間違え、安易に学歴を重視して人を見ようとしてこなかった社会全体です。

また、親が忙しいすぎるのも問題です。

親が家で子供を見る余裕がないから、学校に教育以上の指導を押し付けなければいけなかった。受験偏重の試験体制で、社会も学歴を評価する都合、試験合格のための「人生には不要とも言える余分な勉強」を強いられることになる。その負荷となる勉強の指導も必要になり、受験テクニックを教えるならやはり専門の塾などに通わせた方がいいとなる。

たぬき
たぬき

子供の勉強見たいから残業できないって言える会社はやっぱり少ない。塾に通わせる収入を維持するためには、やっぱり仕事を続けないといけないから、会社の言いなりにならざるを得ないし、みんなそうしているわけだから、自分を納得させるしかない。

ぶっさん
ぶっさん

でも、大学卒業して思ったけど、実際のところ、受験勉強以外には特に勉強もしてきていない大学生が腐るほど量産された中で、この元大学生に勉強を教えてもらうってのも危険だなって思うわけなんですよ。自分が教えた方がまだ多少の知識がアップデートされていて良さそうだなって。

ただ「社会が悪い」と言うだけでは何も解決しません。親ができることを、しっかりと積み上げていくことだけです。

記事に書いてあること全てを実行できるのは超人で、まずは「声かけ」をいつもと変えてみる、なんてことから始められればいいと思います。

5分だけは、宿題の丸つけを一緒にしよう、など具体的な目標に繋げられれば、子供の「勉強したくない」は変わるかもしれません。

何度も言うが、親の勉強とこれからの学習は全く違う

いつか「アクティブラーニング」などの、これからの学習についてお話しすることもあると思いますが、今のところ、私はただの精神科看護師なので、私が解説するようなこともないので割愛します。

ただ、このアクティブラーニングが本当に今後の子供たちの学習姿勢を変えるとなると、例えばニュースを見ながら「お母さんは、この問題についてどう思う?」などの意見を聞かれるようになります。

ぶっさん
ぶっさん

アクティブラーニングの基本は、ディスカッションやディベートで、意見を言ったり聞いたりして問題の本質を見て解決策を考えていくことです。これ、日本人が全くやってこなかった勉強方法なので、家庭に持ち込まれると「なんだ?黙って食え」ってなります。

ヨメちゃん
ヨメちゃん

ディベートとか聞いたこともないけど、意見聞かれたら、親の無知を曝け出すしかなくなるね。

受験偏重の教育は、今更ながら綻びが見えてきています。教育方針を切り替えて「世界で戦える人材」を作る必要があり、これから教育を受ける子供たちは、これまでとは180度異なる学習体制に臨むことになります。

私にできることは、まずは伝えること

私自身は、自分が経験したこと・学んだことをまとめておいて、世の親が疑問に思ったことに少しでも解決に導くような情報を提示することで、社会が良くなることを願って記事を書いています。

ページ内の情報が「正しい・正しくない」「できる・できない」の問題はあると思いますが、皆さんのコメントなどを読んで助けになる方もいると思うので、「私はこう思う!」というものがありましたら、お気軽にコメント欄に投稿をお願いします。

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