発達障害の中でも、私はあまり出会わなかったのがディスレクシアです。

これは、ディスレクシア児のケースが少ないというよりは、日本ではまだまだ認知度が低く、「自身がディスレクシアであることを認知していない」方が多いためだと思います。

でも、振り返ってみると「頭の回転はいいのに、勉強だけは苦手なやつ」とか、「授業中はとにかく寝てやり過ごすやつ」とか、いましたよね。
全員がディスレクシアではなかったとは思いますが、「なぜか学習ができない」子供は身の回りにもいた経験があると思います。
自分の子供が学習から距離を取りたがっている場合など、一度ディスレクシアのことも考えてみると、子供の将来がぐっと開けるかも知れません。
ディスレクシアとは
私もまだまだ勉強中なので、人に教えられるレベルではないのですが、私ぐらいの知識量が情報を受け取る際にちょうどいい、くらいでディスレクシアについて知りたい場合には理解しやすいかも知れません。
ディスレクシアの定義
まず、定義を理解するためには、診断上での定義を少し拾っておきます。その前にまずは大分類として「学習障害(LD)」があります。
学習障害の医学的定義
この学習障害はDSM-5やICD-10では、以下のような分類がされています。
- 読字障害
- 書字(表出)障害
- 算数障害
文字を読むのが苦手、文字を書くのが苦手、算数が苦手など、学習を行う準備段階でうまく情報が処理できないのが学習障害です。しかし、障害は限局的で、あくまでも知的な遅れがあるわけではない、という時に学習障害が疑われます。
以下は参考です。読み飛ばしてください。
診断基準:ICD-10
どの学力の特異的発達障害の診断にも、いくつかの基本的な必要条件がある。
- 特定された学力に、臨床的に有意な程度の障害がなければならない。
- 障害は単に精神遅滞あるいは比較的軽度の全体的知能障害から説明できないという意味で、特異的なものでなければならない。
- 障害は発達性のものでなければならず、その意味は、教育の早期から存在し、後になって教育課程で獲得されたものであってはならない、ということである。
- 学業困難の十分な理由となりうる外的要因があってはならない。
診断基準:DSM-5
基本的には、以下のひとつ以上が困難とされている場合に学習障害と診断できる。
- 読みの正確さと流暢さ
- 意味理解
- 綴り字の困難さ
- 書字表出・文章表現の困難さ
- 数字の概念
- 数学的推論
もう少し詳細になると、以下のような定義となります。
A:学習や学業的技能の使用に困難があり、その困難を対象とした介入が提供されているにもかかわらず、以下の症状の少なくとも1つが存在し、少なくとも6カ月間持続していることで明らかになる:
- 不的確または速度が遅く、努力を要する読字(例:単語を間違ってまたゆっくりとためらいがちに音読する、しばしば言葉を当てずっぽうに言う、言葉を発音することの困難さをもつ)
- 読んでいるものの意味を理解することの困難さ(例:文章を正確に読む場合があるが、読んでいるもののつながり、関係、意味するもの、またはより深い意味を理解していないかもしれない)
- 綴字の困難さ(例:母音や子因を付け加えたり、入れ忘れたり、置き換えたりするかもしれない)
- 書字表出の困難さ(例:文章の中で複数の文法または句読点の間違いをする、段落のまとめ方が下手、思考の書字表出に明確さがない)
- 数字の概念、数値、または計算を習得することの困難さ(例:数字、その大小、および関係の理解に乏しい、1桁の足し算を行うのに同級生がやるように数字的事実を思い浮かべるのではなく指を折って数える、算術計算の途中で迷ってしまい方法を変更するかもしれない)
- 数学的推論の困難さ(例:定量的問題を解くために、数学的概念、数学的事実、または数学的方法を適用することが非常に困難である)
B:欠陥のある学業的技能は、その人の暦年齢に期待されるよりも、著明にかつ定量的に低く、学業または職業遂行能力、または日常生活活動に意味のある障害を引き起こしており、個別施行の標準化された到達尺度および総合的な臨床消化で確認されている。17歳以上の人においては、確認された学習困難の経歴は標準化された評価の代わりにしてよいかもしれない。
C:学習困難は学齢期に始まるが、欠陥のある学業的技能に対する要求が、その人の限られた能力を超えるまでは完全には明らかにはならないかもしれない(例:時間制限のある試験、厳しい締め切り期間内に長く複雑な報告書を読んだり書いたりすること、過度に重い学業的負荷)。
D:学習困難は知的能力障害群、非矯正視力または聴力、他の精神または神経疾患、心理社会的逆境、学業的指導に用いる言語の習熟度不足、または不適切な教育的指導によってはうまく説明されない。
注:4つの診断基準はその人の経歴(発達歴、病歴、家族歴、教育歴)、成績表、および心理教育的評価の臨床的総括に基づいて満たされるべきである。
国際ディスレクシア協会の定義(抜粋、引用)
発達性Dyslexiaは、神経生物学的原因に起因する特異的障害である。その基本的特徴は、文字や単語の音読や書字に関する正確性や流暢性の困難さである。こうした困難さは、音韻情報処理過程や視覚情報処理過程などの障害によって生じる。また、しばしば他の認知能力から予測できないことが多い。二次的に読む機会が少なくなる結果、語彙の発達や知識の増大を妨げることが少なくない。さらに、失敗の経験が多くなり、自己評価が低く自信が持ちにくくなる場合もまれではない。この障害は19年の文部科学省の定義に おける学習障害の中核と考えられる。
https://www.jpf.go.jp/j///project/japanese/teach/research/report/04/pdf/12.pdf
日本語能力試験における発達性ディスレクシア(読字障害)への特別措置
- 神経生物学的要因による特異的学習障害である
- 知的能力や教育に見合わない読みの困難さがある
- 単語認識の不正確さ・流暢性の困難さがある
- (注:文の中の単語が識別できず、区切りが分らない、単語の読みが遅く、間違いが多いため、すらすら読めない状態)
- デコーディング能力の障害がみられる
- (注:文字や文字列を音声に変える作業が遅く、間違いが多い。例:「た」という文字を見て「ta」と発音するなど、文字と音声との対応作業が困難なこと。)
- 綴り(書字)の弱さも併存する
- これらのことは音韻認識の障害の結果として生ずる
- (注:人間は周囲にある様々な音の中から、ことばを聞き取り、意味を理解していきます。話しことばの中にある音韻を認識または意識し、分節したり、記憶したり、操作が出来るようにならないと、デコーディングの作業が難しくなります。4~5歳で発達し始めると言われています。)
https://jdyslexia.com/information/dyslexia.html
ディスレクシアの基本的理解
ディスレクシアにおける「これだけは知っておきたい」こととして、どのような障害なのか、原因はなんなのか、よくなるのか、という情報をざっくりとまとめておきます。
音韻の障害とは
ディスレクシアは「音韻」の障害だと言われています。しかし、この「文章は理解できるけど読めない」「音声ならわかるのに文字はわからない」という状況が当事者以外には想像しづらいことなので、簡単に説明していきます。
文字を音に変換できない
ディスレクシア自体が改善するわけではないが、代替機能で補える(読むスピードは遅い)。原因はある程度特定されている。練習プログラムも開発されている。
音韻のデコーディング(解読ができない)
単語の認識に障害はあるものの、一般知能や語彙、推論、概念形成などで補正して意味を読み取っている。
原因として考えられること
神経心理学的解釈


脳の活動について

ディスレクシは脳の一部の活動が不十分であるために起きている症状だと考えられています。
ブローカで補うことができる?
引用した上の図でもありますが、字を読む場合には、脳の複数箇所で処理をしていることがわかっています。ディスレクシアの場合は、音の構成に関しての障害であると考えられていますが、この場合でも言語的にブローカ野などの働きによって言語理解を助けていることがわかっています。
言語の構成のための脳の性差
男性は脳の左側を活性。女性は左右ともに活性化している。この辺りに、言語理解に性差があることが考えられるが、個人差もある。
視覚した単語とサブリミナル単語の脳の活性化反応

言語による違い
英語は音素単位の表記であり一つの文字が受け持つ音は小さいが,文字と音の対応関係は多様である。つまり英語は粒の大きさは小さいが透明度は低いとなる。一方で日本語のひらがなであれば,モーラ単位の表記であるため粒の大きさは英語より大きくなるが,文字と音との対応関係は英語に比して安定(規則的)しているため透明度は高いとなる。文字と音との対応関係が複雑である言語を処理するためには,高い音韻処理能力が必要となる。
https://www2.sed.tohoku.ac.jp/library/nenpo/contents/67-2/67-2-05.pdf
英語では大文字小文字の違いはあれども基本的にアルファベット26文字であるが,日本語の場合,ひらがなだけでも最低46文字となる。カタカナや漢字を入れると文字種は圧倒的に多くなり,さらに漢字では一文字の構成要素が複雑になる。つまり英語に比して日本語をはじめとする漢字を使用する言語の習得には種類が多く且つ複雑な文字を効率的に処理しうる高い視覚情報処理能力が求められる。
https://www2.sed.tohoku.ac.jp/library/nenpo/contents/67-2/67-2-05.pdf
日本語の特異さ
音韻意識の未熟さのあるディスレクシアのある子どもにとっては、聞き取った音声言語の中に特殊モーラを 1 つの独立したモーラとして認識することは、特に難しく、促音に対するモーラ意識が確立するまでに数年を要することも珍しくない。
https://www2.rikkyo.ac.jp/web/i7nobuko/20171/2%20hara.pdf
日本語でディスレクシアがあるということは、英語の読み書きで重要とされる音韻の単位より大きな音の粒であるモーラの意識が未熟であるということである。また、英語の文字・音対応より規則的な日本語の文字・音対応が学習し難しいということでもある。したがって、日本語でのディスレクシアは、英語で問題が顕在化するディスレクシアより、背景にある問題がより重度であると推測される。
https://www2.rikkyo.ac.jp/web/i7nobuko/20171/2%20hara.pdf
学習障害及びディスレクシアの診断
診断に関する情報をまとめていきます。
診断の判断とすること
正しい単語は見分ける(二つ例示してどっちか尋ねれば答えられる)
乖離診断
乖離診断とは,潜在的知能と言語発達の段階の乖離を確認し,さらに言語発達の中でも読み書き到達度と他の言語ドメインとの乖離を明らかにし,そこで読み書き到達度の特化した所見を確認したうえで,関連性の高い要素的認知機能の検査を掘り下げ検査として追加するものである。
ディスレクシアと他の障害との鑑別
発達性ディスレクシアdevelopmental dyslexia
音韻機能障害。先天的。デコーディングができない。
言語習得障害 language learning disability
デコーディングと読解どちらにも障害がある。知能は標準以下。
後天性失読症 acquired alexia
脳基質障害で後天的に読む能力が失われるもの。
ハイパーレクシア hyperlexia
単語認識能力は恐ろしく高い。読解力は低く、自閉症児に見られる事があるが珍しい。
日本語でのディスレクシアの診断・発見
日本におけるディスレクシアの診断や、どういう子供がディスレクシアの可能性があるか、などの情報をまとめています。
発見の糸口
- 音節認識の検査
- 名称単語の言い間違いが多い
- 童謡を歌うのを嫌がる
- 絵本を読まない、聞くだけ
- しりとりができない
- 逆さまに読めない
- 音読が辿々しい、飛ばし読み、勝手読みが多い
- 撥音促音が苦手
日本語特有の特徴的な行動
- 同音異義語(話すと離すなど)の混同
- 助詞の省略・誤用
- 構音をごちゃごちゃに使用する
- 読み書きが苦手
- 文字と音が一致しない
ディスレクシアと読む事
- ディスコース(語法)
- シンタックス(文の構成)
- セマンティックス(語彙や言葉の意味)
音韻意識
音韻意識とは、話しことばの中の音韻の粒(単位)に気づき、それらの音の粒(音韻単位)を操作できる能力をいう。
https://www2.rikkyo.ac.jp/web/i7nobuko/20171/2%20hara.pdf
ディスレクシアと教育について
教育現場で考えるべきことなど。医療者も知っておきたい現在のディスレクシア児に対する対応や期待されることなど。
学習障害の大変なところ
定義の部分でもありましたが、基本的には知的には問題ないケースが学習障害となります。
しかし、実際には「頭が悪いのではないか」と本人や周囲が考えて、本人はそれを誤魔化そうと勉強から遠ざかり、親や学校の先生は本人に対して「不真面目」であったり「頭が悪くてできない」と誤解しているケースがほとんどで、学習障害として認知されるケースはかなり少ないと考えられることです。
今回はディスレクシアについての内容にしますが、教科書を読むことだけはうまくできないのがディスレクシアなのですが、文章をうまく読みこなせずに、時間がかかったりすることで学習に対するハードルがグッと上がることになります。ここでつまずくことで、国語の音読だけではなく、算数の問題を理解できなかったり、テストの回答時間が足りなくなったりして、本人の能力を正しく評価できなくなります。
英語が異様に苦手、ということもある
日本のディスレクシアについてもどこかでまとめますが、日本語は文字と構音が一致しているため、英語圏でのディスレクシアよりも問題が発覚しにくかったりします。一方で、英語を学習する際に「アルファベットはわかるけど、単語が全く読めない」などの問題が見られる生徒はいるんじゃないかと思います。
専門の教育者が少ない
日本での事例はあまり目立たないのは言語的に「構音しやすい」ため障害となりづらいという側面もありますが、そもそも発見できていないのが現状だと思います。
仮に、知的な問題ではなく学習障害であるとわかった場合にも、ディスレクシアのための専門的な学習プログラムが用意されるのか、というとそのサポートはまだまだ足りていないというのが日本の教育の現状ではないでしょうか。
ディスレクシアのための学習方法や支援に関しては専門のプログラムを用いたり、あるいは本人の能力に応じてテスト方法などを配慮することで学習成果は格段に良くなると聞きます。ただ、支援を受けるためにもまずは「教育者がディスレクシアを正しく観察できる」ことが条件になってきます。
周囲の大人たちの理解も少ない
親も含めて、ディスレクシアの病態(障害)をそもそも認知していない方が大半だと思います。学習障害というものがあることを知らない場合は、単純に学校の成績などで子供の学習成果を判断するので、知的に問題があるように見えてしまいます。
周囲の子供たちも同様で、理解が深まることで学習のペースを調整したりもできるはずなのですが、大人も理解していない学習障害について、子供が察知するのも難しく、サポートよりも先にいじめの対象になることが心配されるのではないでしょうか。
日本の事例は少ないのか
ちなみに、正式な調査がどれくらいなされているのかが不明ですが、欧米諸国では人口の10%〜15%と言われています。前述の通り、ディスレクシアは言語の影響も大きい上に、日本の認知度が高くないので、ディスレクシア患児がどれくらいいるのかは不明ですが、読み書きが困難な児童は2.4%という報告はあるようです。
ディスレクシアのある人は、欧米では人口の10~15%とされる。一方、日本では大規模な調査は行われておらず不明である。ただし、文部科学省による学齢児童生徒に関する調査(2012)では、「読む」または「書く」に著しい困難のある児童生徒の割合は2.4%程度であった。
https://japanknowledge.com/contents/nipponica/sample_koumoku.html?entryid=1609
この数字のうち、おそらく大半は「知的な問題」であると考えられるので、報告されている実数としてはもっと少ないことになります。ただ、他国で10%以上報告されているディスレクシアが、日本人に関しては1%程度である、とは考えづらい。
ディスレクシアに関しては、大体のところで障害が受けている脳の部位が特定されています。人種により有意差が生まれる可能性は十分にありますが、そこまでの差が生じるのかは疑問です。
ディスレクシアに必要な支援
ディスレクシアに対して、現在とっている対応や、日本の法整備がどのように進んでいるか、などの情報をまとめています。
日本語能力試験の対応
日本語能力試験は194年度より障害を持つ受験者に対する特別措置を開始し、206年度は95名がこの措 置を利用している。中でもLD(学習障害)等と分類される学習障害や注意欠陥・多動障害、高機能自閉 症に関する措置については、原則を立てつつ試行を重ねている段階である。
- 問題用紙拡大(A4→A3等)
- 時間延長 障害の特徴により全科目もしくは一部の科目を対象とする。解答時間全体を延長する場合もあれば、記入を確認するため、最後に時間を設ける場合もある) 障害の程度により1.3倍、1.5倍、2.0倍の3段階を設定
- 聴解科目の全体遅延テープ(話す速度も含め、全体を20%遅延)もしくはポーズ部分延 長テープ(話す部分の速度は変わらず、ポーズ部分のみの延長)の使用
ポーズ延長テープについては障害の特徴と問題の特徴(イラストや文字選択肢などの視覚情報の有無)により、全部分もしくは一部問題を対象とする。 - 別室受験 障害によるもの、もしくは時間延長により結果的に生じるものがある。
これらの対応について、特別措置を申請する際に、WAIS-Ⅲの診断結果などを用いて、専門家によって構成された委員会によって審査される。審査結果によって、個々に実施される支援策が本人に提示される。
この辺りは、各試験において同様の対応が求められると思います。ただ、同時に「公平性」が欠けてもいけないのが試験なので、そもそも何の目的の試験で、本人にとってどうなることがいいことなのか、という部分から見つめ直す必要があるかと思います。
学校教育・学習における支援
日本の学校教育現場でディスレクシアへの対応はどうなっているのか。
日本の基本的な法整備
日本では、平成16年に「小・中学校におけるLD(学習障害),ADHD(注意欠陥/多動性障害),高機能自閉症の児童生徒への教育支援体制の整備のためのガイドライン(試案)(平成16年1月)」が発表されており、平成29年にも同内容のガイドラインが刷新されています。
発達障害を含む障害のある幼児児童生徒に対する 教育支援体制整備ガイドライン
このガイドライン、ざっと目を通すつもりが「どの部門が何をするか」までわかりやすく書いてあったので、これから発達障害児童にかかわる可能性がある人が最初に目を通すと勉強になるし「自分が何をすべきか」がわかると思います。
発達障害児への支援の骨子はかなりできてきているので、これが現場レベルに落とし込まれるときに、何が問題になっているのか、あるいは発達障害児に関わる親・地域レベルでの「支援」に対する認知を高めていく、というプロセスが必要なのでしょうか。
授業の対策
- 斜線を入れて区切りをつける
- 振り仮名をつけておく
- 授業の内容を事前に把握して単語を調べる
- 一緒に音読する
テストでの対応・対策
- 国語(リーディング)外国語は圧倒的に不利
- 何を試す測るものなのかを見直す
理解度を測定する目的であるなら、何も回答用紙に書くものではなくても、授業でディスカッション、ディベートにしてもいい。ただディベートは訓練が必要なのと日本人の性格には合わないので事前に練習が必要
日本人とは言っても、今の子供達が仕事をする世界は高確率で全世界を舞台にした実績主義の資本主義経済の世界です。自分の意見を言える様に訓練することは、ディスレクシアに限らず必要なスキルです。
社会での対応
社会においてのサポート方法
- 音声アシスタントの利用
- 専門的なプログラムはあるのか
- ディスレクシアに配慮した授業
ディスレクシア参考書
ディスレクシアの勉強に役立つ本を紹介します。
ディスレクシアという障害についての理解を深める
基本的には、このページを作るために参考にした本になります。あとはネットで間を埋めました。
読み書き障害(ディスレクシア)のすべて―頭はいいのに、本が読めない
ディスレクシア児のトレーニングに役立つ
実際にディスレクシアの子供を持った時に、どんな対応を取ればいいのか、何を練習したらいいのか、ということの参考になる本です。

他のこと同じようなことをさせるには時間がかかりすぎる上に、必ず限界が来ます。得意なことを伸ばすためにも、何をすべきか、を学んでおくことはいいことだと思います。
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