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人格検査を受けてみたので結果と解説をブログで公開します

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前回は心理検査の中で知能検査について取り上げました。いわゆる、IQのチェックってやつです。

WAIS-Ⅲについて、大人ADHDとIQについての説明

今回は性格についての診断について説明したいと思います。

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人格検査とは

ADHDで代表的な人格検査の種類

  • Y-G矢田部ギルフォード性格検査
  • バウムテスト
  • A-ADHD

今回は上記の3つの検査を受けてきたのでご報告します。

人格検査ってADHDの診断に何か影響あるの

人格検査で「正確な」診断の補助になるか、というとそうでもない。

おそらく、人格検査を受ける段階って、「あれ、自分ってADHDかも」とか、少なくとも医者から「ADHDの可能性があるから検査してみましょう」と言われてますよね。

これだけで、だいぶADHDに引っ張られた心理状態になります。

特に、大人であれば自分でネットで調べたり、セルフチェックしていたりするから、少なからず選択肢はADHD寄りの回答を選択してしまう傾向にあります。

なので、心理検査、特に人格検査においては、「まぁこういう傾向があるから鬱とか気をつけようね」くらいなもんでいいと思います。

バウムテスト

いわゆる「木を描くやつ」です。

これは性格検査の最も代表的なもので、すでに事前知識としてある方も多く、多分にバイアスのかかりやすい検査でもあります。

ぶっさん
ぶっさん

つまり、有効性を証明しづらかったりもする。

これは詳しく書くことで検査結果に影響が出るかもしれないので、内容については書けません。

「一本の実のなる木」を絵で描くテスト、とだけ記しておきます。ちなみに、ネットでセルフチェックできる代表的なものでもあります。

ぶっさん的には、「サイコメトラーEiji」の沢木の印象が強い。

バウムテストの簡単な解説

ちなみに、バウムテストは人格検査の中でも「投影法」に分類される手法であります。

投影法ではテーマや対象に対して(バウムテストなら実のなる木ですね)患者の心理がどのように反映(投影)されているかを読み取るものです。

絵の上手い下手を見ているわけではないので、あまり難しく考えずに描きたいように描くことをお勧めします、(というかそうしないと意味がない)

Y-G矢田部ギルフォード性格検査

こちらはバウムテストとは違い、人格検査の中では「質問紙法」に分類されるものです。

事前に質問がズラーっと書かれた用紙を用意しておき、各質問に対して、あらかじめ得点を設定します。

その質問用紙に沿って回答者が質問に答えていくことで、人格尺度を数値化して結果を出す、というものになります。

要は、質問に答えたら「あなたはこういう性格ですよ」ってわかるものだと思ってもらえればいいです。

これは、実はSPIなんかの就職採用試験なんかでもやっているので、もしかしたら知らずに受けたことがある人は結構多いと思います。

就活対策に自分の性格をいじった結果を出すこともできる

Y-G性格検査は就職試験の問題に取り入れられていることもあり、対策本まで出されている始末。いくらでも結果はいじることができます。

「精神状態が調子いいと試験に通りやすいわ」っていうのは、自分の就活中にも良く聞いた話で、これはこのY-G試験の結果が影響している可能性があります。

何を見ているかっていうと、この検査結果によって5つの性格分類に分けられ、その会社に対する性格の適性を見ているわけですね。

ちなみに、本来この性格は優劣のつけられるものではありません

Y-G性格検査の結果

  • A型(Average Type):平均型
  • B型(Black List Type):不安定不適応型
  • C型(Calm Type):安定適応消極型
  • D型(Director Type):安定積極型
  • E型(Eccentric Type):不安定不適応消極型
A型の特徴

平均的。バランスが取れ、空気が読める。
本音を隠しがち。

B型の特徴

精神的には不安定な傾向。気分にムラあり。
行動力があり、さらに周囲を引っ張る(巻き込む)タイプ。
行動が突飛で反社会行動も厭わない(人もいる、ね)

C型の特徴

精神的には穏やか。内向的、というか自分の世界にこもりがち。
周囲からの意見は聞かない、聞きたくない。
行動化しづらい

D型の特徴

リーダーシップを発揮できる。管理職向き。
積極性に富み、適応力も高い。
自分に自信がある
(何この万能な人、恐ろしい子!)

E型の特徴
内向的でかつ不安定。就職には不向き。
芸術や技術的にとがる→才能
人の感情にも敏感→優しい

就活で勝ちたいならAかD

会社として扱いやすいのはA型とD型となりそうです。企業としては反発しない従順な社員を欲しているところが多いですからね。

これから就職活動される方は、「とりあえずポジティブな回答を」心がけるだけで、筆記試験は突破できたりするから覚えておいて!

Y-G性格検査とADHD

論文っぽいものが見つかりました。現在は削除されていましたが。

こちらによると、ADHDとY-G性格検査は深い関連があることを示唆しています。それぞれADHDのタイプに対して、以下の性格尺度が優位に高かったとのこと。

  • 不注意
    抑うつ性、回帰性傾向、劣等感、神経質、客観性、協調性、呑気さ
  • 衝動性
    回帰性傾向、客観性、協調性、攻撃性、呑気さ
  • 多動性
    抑うつ性、回帰性傾向、客観性、協調性、攻撃性、呑気さ

つまり、研究によれば、これらのポイントが高くついた人はADHDとの関連が高いよ、と言えなくもないよねってことです(曖昧)。

まぁ自分でいかようにもいじれる検査ですので、あまり深くは考えなくてもいいと思います。気分によるところも大きいし。

A(成人期)-ADHD検査

ちょっと専門的な話になりますが、DSM-5という、精神疾患の診断に使うツールみたいなものがありまして。

さらに知っておいてどうなんだというところですが、我らが新潟県で、そのツールの権威であり染矢教授が大学なんかでご指導に励んでおられます。

んで、そのDSM-5に準拠した形で大人の発達障害(ADHD)をスクリーニングするために使われている検査が、A-ADHD検査となります。

これは質問項目がそれほど多くないので割とすぐに終わります。(10分程度)

成人期ADHD検査の目的

ADHDの主要な構成要素である注意散漫、多動性、衝動性に関連した項目があり、さらに加えて二次障害、自閉スペクトラム(アスペルガーなど)、学習障害などの項目も満たしています。

より精神科の診断に近い質問項目が並ぶ、とも考えられますね。

目的としては、ADHDの鑑別診断の補助として、ADHDと似た症状を持つ他の病気(精神疾患や神経障害など)との違いを調べます。

成人期ADHDガイドブック

DIVAって何?
似たような検査にDIVAというものもあります。こちらは面談で使われます。
だいたいこんな質問がされます。
http://www.divacenter.eu/Content/VertalingPDFs/DIVA_2_Japanese_form.pdf
英語が読めればこちらのサイトも参考になります。
DIVA Foundation - Home
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性格検査は気楽に受けよう

結果はあまり気にしない

心理検査の結果はあまり気にしないように、と散々自分で言っておきながら、結果を聞くと少し凹みますよね。

私はかなり不注意が高くてわかっていながらズーンってなりましたよ。というよりも、検査受ける時からズーンって頭に三本線引いて影トーン落としてたからね。

でも、まずは言葉だけでも言いたい、ADHDでも楽しく生きるんだ!

大事なことはどう生きるか

それらしいことを言っていますが。精神科で働いていると、心理検査を過剰に気にする方もいますし、せっかく受けた心理検査の結果を全く気にされない方もいます。

ぶっさん
ぶっさん

大体の方が活用できていないのが現状です。

ADHDに限りませんが、うちのように急性期の精神科病棟だったりすると、心理検査の結果を落ち着いて受け入れられる方が少ない、というのもありますが。

周囲が理解すること

むしろご家族や会社の方など、周囲がサポートするために活用できるのがベストなんじゃないかなぁとは思います。

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