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ADHDはメモを取るのが苦手? 解決策と記憶の話

ADHDのライフハックを調べていると、「すぐに忘れてしまうからメモを取るようにしている」「だけど、なかなかうまくいかない」といったことが書いてあったりします。

根本的なところで、「メモを取るってどういうこと?」「メモって取る意味あるの?」みたいなところも疑問に感じるところです。

このページでは、ADHDはメモが苦手な特性であることと、そもそもが誰にとってもメモを取ることが正義ではない、ということについてお話ししていきます。

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ADHDにとってメモは必要か

ADHDとメモについて

ADHDとメモについて簡単に説明していきますが、全てを読むのは大変なのでまずは概要だけまとめておきます。

  • メモは「マルチタスク」であるということ
  • メモは「記憶に残す」ものではなく「忘れるためのもの」であるということ
  • ADHDはメモを取れるほど器用ではなく、メモに振り回される生き物である

この辺りのことについて説明していきます。

そもそも、なんでメモしているの?

そもそものメモの役割って何だろう?

最初に考えるべきことは、メモを取る必要性についてです。

「メモを取る」ことは、情報を書き残しておくということですが、これは「人間は忘れる」ということを前提にしています。メモを取るシチュエーションにおいて、ほとんどの情報は短期記憶に保管されてほとんどの情報は検索できなくなります。

つまり、「これは忘れるだろうけど、重要なことだから書き残しておこう」というものがメモなわけです。忘れてもいいように、メモを取る。これがメモの本質です。

ぶっさん
ぶっさん

おそらく、「ちょっと待った!私は情報をまとめるためにメモを使っているよ!」という方もいらっしゃると思います。

たぬき
たぬき

覚えるためにメモに書き込んでいる、なんて人もいるかもね。

まずは、この「情報の整理」と「記憶」の効用について説明する必要がありそうです。

記憶と作業領域(ワーキングメモリ)

記憶のメカニズムとワーキングメモリについては別記事でまとめているので、ここでは簡単に解説します。

ワーキングメモリに関する基本的なこと
もう少しタイトルは考えますが、ワーキングメモリに関して知っておきたいことをまとめました。特に、子供の教育で悩まれている方、発達障害の支援などに興味がある方には読み応えがあるかと。

根本的なところで、ワーキングメモリという概念すら最近では疑問視されているところもありますが、ADHDはワーキングメモリが関与する部分が障害されている、と考えられています。

一度に記憶できる数

ADHDではないとしても、人間が一度に覚えられる情報の容量は限られています。メモを取る内容というのは、大体が「短期記憶」にあたるもので、これはせいぜい4チャンク(記憶の情報の塊)だと言われています。

しかも、短期記憶に入れられた情報は基本的にはすぐに取り出せなくなります。人間は常に新しい情報を処理する必要があります。必要のない情報は忘れてしまった方が、脳が考え事をするときには都合が良いのです。

情報を操作するために、適切に忘れる

ワーキングメモリの概念では、人間の積極的な情報操作を活動を行う場合には、これらの情報を適切に処理していく必要があるとされており、これにワーキングメモリと言われる部分が関与していると考えられています。

脳の作業所に、古い記憶が溜まっていると処理が滞っていきます。必要のない情報まで脳の作業所に置いてあると、ノイズとなって思考の邪魔となり、行動の妨げとなる場合があります。

ぶっさん
ぶっさん

ADHDじゃなくても、心配事があるとそのことばかり考えて目的の行動が取りづらい、なんてことがありますよね。

たぬき
たぬき

このとき、適度に心配事を忘れて気持ちを切り替える、というのは行動の上で大事な処理方法になります。

メモは忘れるために取る

早い話が、メモを取るのは「この情報は記憶に留めておけないから書き残して、頭の作業所にキープしておかなくていい」という行動だということです。

仮に大事な電話番号をその場で覚えておけるとしても、情報は適宜リフレッシュしないと忘却します。覚えておくためには、例えば語呂合わせで意味づけを強めたり、頭の中でずっと言い続けたりなんてことで記憶を定着しておくこともできなくはないですが、その間、他の考え事はしづらいですよね。

ぶっさん
ぶっさん

まず、メモは「忘れるために取る」ということ。

メモは覚えるものではないということ

後半でも解説しますが、時折、メモを取る行為を「覚えるため」だと勘違いしている方がいて、かつ「メモを取らないと覚えない」ということで何から何までみっちりとメモを取らせようとする方がいます。

これはどちらかといえば「写経」に近いもので、繰り返し行うことで長期記憶に刷り込んでいく過程が必要なのですが、整理すべき情報量を増やした上で暗記まで強いることは本当に無意味なのでやめましょう。

メモはあくまでも、短期的に記憶できないものを書き残して振り返るためのものです。記憶するための方法ではないことを区別して考えておきたいところです。

ADHDにメモが向いていない理由

ADHDはメモが苦手ということ

ADHDがメモを取るのに向いていないのは脳の構造が徹底的にメモを取ることに向いていないからです。

メモを取ること自体がマルチタスク

メモをとりながら人の話を聞く、というのは脳の中では負担の大きい作業になります。

この「脳をフル回転させている刺激」は、記憶の定着につながるという可能性はあり得ます。だから、マルチタスクが得意でメモを取ることで一度で覚えてしまう人は存在します。

ですが、ADHDに関してはこの「メモを取る」という作業がマルチタスクになっていることで、むしろ記憶からすり抜ける原因にもなっています。この辺りの感覚は、定型発達の方からは理解しづらいところはあるかもしれません。

メモを取る場合に脳内で処理されること
  • 「メモを取らないといけない」という情報を選別する
  • メモ情報を編集する作業(構成を変える、など)
  • 脳内で編集された情報を記憶する工程
  • 記憶したメモ構成を書き写す作業
  • メモをとりながら説明を聞きとる
  • 追加された情報をメモに残すかを選別する
  • (メモをとりながら)新規情報を保持する

簡単に言えば、メモをとりながら随時追加される情報をさらにメモするというのは、かなり脳に負担があります。(というか、みんなこれ本当にできているの?)

「メモを取る」の一連の動作はそれほど意識せずにできる方が多いと思いますが、ADHDがトライすると、「メモ内容を頭で復唱する」などの工程の間に記憶の一部が忘却していることがあります。

しかも、断片だけ切り取った「単語」と、メモをとりたい「情報」の関連付けがしっかりと行われていないので、後でメモを見返したところで「単語」から連想されない場合もあります。

ぶっさん
ぶっさん

しかも字が汚いから、自分で書いた字でも解読できずに謎のダイイングメッセージだけが残されて迷宮入りする事件は後を絶たないですね。

ADHDは字が汚い?は、また別の機会に説明しようかと思います。

ADHDのメモ情報を阻害するリスク

  • メモを取るべき内容を聞き逃している
  • メモを取るべき情報を正しく選別できない
  • 書くことに集中して新規情報の整理が追いつかない
  • メモ内容に派生した関連情報(その日の予定なんだっけな、友達との約束楽しみだな、など)に邪魔される
  • 字が雑で読み取れない
  • メモを取ることを忘れる
  • メモ自体を無くす
  • メモを読み返すことを忘れる
  • メモが増えることで、探している情報が見つけられなくなる

「メモを取る」作業自体にタスクが占領されている場合は、情報が頭の中まで入ってこないので、先程のように「記憶の関連付け」が不十分となります。

ADHDの場合は、「メモの保管」もうまくいきません。ADHDは普段の行動の中で、モノの場所を記憶しておくことが苦手なので、すぐにメモをなくしてしまいます。

ADHDがものを無くす理由と対策「特性にあった整理整頓術」
ADHDは「整理整頓」が苦手だとされています。この理由と、自分たちでできる対策について情報をまとめています。定型発達とどうして意見が食い違うのか、なんてこともわかるようになっています。

せっかくメモを取ったとしても、「意味のないメモ」になってしまう可能性があり、しかもそのメモを見返す機会を失いがちで、メモ自体を喪失するリスクも高いということです。

ぶっさん
ぶっさん

メモを取ることで覚えたいことが覚えられなくなって、せっかく作ったメモも無くなるのがADHDです。

ADHDはメモを取らない方がいいの?

私自身は、無くすことも踏まえて一応はメモに残す派です。

  • 短期記憶(作業記憶)は保持されない前提で、全て具現化・可視化する必要がある
  • メモを活用してタスク管理できる
  • メモを取ると褒められることが多い
ぶっさん
ぶっさん

私は自分の頭だけは信用していないので、どれだけ簡単なことでも一度は書きます。未来の自分が適切に判断できなくても、今の自分ができることはやっておくべきだと思っています。

書いたことで記憶に残れば御の字で、結局忘れられるのではあるけど、風土的に「メモを取る人間の方が真面目だと思われがち」ということもあって、とにかくメモを取ること自体は損することではないからです。

ADHDにメモを取るように指導すべき?

ただ、管理者・上司などの立場であれば、後輩・部下にメモを取らせることには一定のリスクが潜んでいることは無視してはいけないと思います。

仮に定型であっても、メモを取ったことに満足してメモが活用されない場面は多々見られるわけで、上司側もメモを取ること自体を評価して本来は何を伝えたかった情報なのかを吟味する作業を怠る可能性があります。

ADHDの部下に対して指導するときは、「メモを取らせること」が目的とならないように、メモに頼らない情報伝達方法を工夫する必要はあります。ただ、部下側の姿勢として「忘れるなら、最低限、思い出す手順を増やす工夫のひとつ」として、メモ取りを習慣化させるのはいいと思います。

ぶっさん
ぶっさん

ADHD部下には、「覚えておくこと/思い出すこと」を前提として指示を出していては管理不十分で合理的配慮に欠けると考えられます。

しかし、対策のひとつとして作業効率を向上させることができるなら、(成果は期待せずに)メモを取らせてみることにはトライしてもいいと思います。

個人的には、なるべくダイレクトに長期記憶に入れるように、メモを取る時間があるなら少しでも多くの意味づけを増やす関わりを増やした方がいいと思います。

ぶっさん
ぶっさん

例えば、1週間後に議事録を提出してもらいたいなら、その場で一度プランニングさせます。計画を立てる過程で、「1週間」という時間を強く意識できますからね。

1週間後というメモだけ残っているよりは、より実践的な思考プロセスを踏んでロスの少ない会話になりますし、ADHDの苦手な「優先順位」や「時間配分」への配慮もできるようになります。

効率の良いメモの取り方

ADHDがメモ効率をあげる方法、ADHDとメモ

効率の良いメモの取り方について解説します。

情報を脳内で変換させる

これは、「メモ内容を印象付ける=覚える」ということなので、個人的にはメモ方法としてはあまりお勧めはしませんが、視覚刺激や聴覚刺激を活用した方が記憶に定着しやすい特性を利用してメモを取るようにします。

具体的には、メモを取る時にはボイスメモを利用して時間が空いた時に予定帳に書き写したり、口頭で受けた情報を視覚化して図に書いてメモに残す、みたいな「情報の変換作業」を工程に取り入れるということです。

ぶっさん
ぶっさん

ただ、根本的にメモは「覚えない」ことが前提なので、こんな作業をしている暇がある時に発生するタスクではないはずです。

加えて、ADHDの場合は作業を後回しにするとそのまま忘れてしまうので、その場で完結するメモのあり方を工夫しないと活用できないと思います。

メモは依頼側が作成するルールを作る

これは仕事や家族の用事などで活用する場合ですが、予定を入れる側、仕事を依頼する側が内容のメモを作って相手に渡す、共有する予定表に書き込む習慣を作るというものです。

私は社会経験が看護師しかないので、他の職種に応用できるかどうかは分かりませんが、看護師は無限に仕事が増え続けるマルチタスクワークです。

ぶっさん
ぶっさん

ケアのための物品を集めるためにナースルームを出れば患者に呼び止められ、頓服薬を取りにナースルームに戻れば処方変更の指示を受け、処方内容の照会をしようとしたらリハビリの迎えによばれる、そんな仕事です。

これは業務が可視化されておらずに適切な人材に仕事を依頼することが誰にとっても難しい構造がそもそもの問題点ではあるのですが、「伝えたい内容をメモにして相手に渡しながら伝える」だけで、相手のマルチタスクに伴う脳内処理の負担を減らすことはできると思います。

我々ADHDはこの渡されたメモも無くしてしまうので、さらに一段階リカバリ可能な施策を仕込んでおく必要があります。

メモ内容が予定などであれば、部署内共通のリマインダーやカレンダーで共有してから(タスク内容をチームで共有)、本人にリマインドし続けるしかないとは思っているのですが、とにかく、仕事の依頼は依頼者側がケアをするというのは大事だと思います。

ぶっさん
ぶっさん

上司から降りてくる仕事は、口頭伝達だけで済まされがちだから、自分が人に伝える時には注意したいと思っています。

メモのテンプレートを作る

みんな、メモを取るのは面倒なので、最初からある程度のテンプレートを用意したメモ帳を用意しておくのがいいと思います。

これは次に書くことに繋がりますが、みんなが取らなくてはいけないメモは、資料として配布すべきものだったりします。メモを取る内容が決まっているものは、最初から構成を決めておいて「日付」「やること」などを書き取るだけのフォーマットを用意すればいいのです。

先にも書きましたが、メモを取るときは実は「メモ内容の編集作業」が頭の中でパニックを起こす原因にもなっています。

医療現場なら、口頭指示を受ける際のメモ(テンプレート)で、確認すべきことなどをまとめやすくなったりもしていると思います。どの職種においてもメモ内容がテンプレであった方が、フォーマットの空欄で聞き漏らしなどに気づけたりでメリットがあったりします。

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そもそも、本当にそのメモは必要なのか

メモの必要性についてさっと説明していきます。

  • メモは記憶するためのものではない
  • メモする時間があるなら工夫をする
  • みんながメモする内容は資料(マニュアル・チェックリスト)として残す
  • メモが必要な場面はリスク因子が潜んでいる

オンタイムで取らせるメモの効率の悪さ

メモを取ることは、あくまでも情報を振り返りやすくするためのものです。メモをとること自体が、「その時の体験」を犠牲にしている可能性があることを留意しておく必要があります。

メモは努力証明書ではない

これは教育場面においてのことになりますが、何かを教えていて「これをメモしてほしい」という場面はあると思います。これは「覚えておいてほしい、振り返ってほしい」という意味合いに近いものだと思います。

これで、例えば記憶の定着を目的としてメモを取らせる場合は、「体験としてのメモ作り」になるわけです。この場合は、より記憶の定着の良い方法でのメモの取らせ方を工夫する必要があります。

メモを取らせている間は説明を続けない、メモに集中できるように覚えられないことは資料にしておく、などの対応が必要になるかと思います。

メモ以外の記憶定着をマネジメントする

また、記憶の定着を促すという意味では、何もメモを取らせなくても他にも方法があります。

確かに「書けば覚える」という人もいますが、「聞けば覚える」人もいたり、「やらないと覚えない」という人だっています。その人のやりやすい方法で覚えてもらう必要があるわけで、一律にメモを取らせる必要性については再考の余地があると思います。

例えば、看護技術の場面ならすでに資料は腐るほどあるわけで、部署独自のルールを伝えたいなら基本の資料に転記しておけばいいだけで、説明時には記憶と関連づけるような情報を説明して定着を図ればいいだけです。

なぜ、メモを覚えさせるのか

メモと記憶についても補足しておきます。

見て技を盗めという教育怠慢時代

我々世代(30〜40代)は「自分で考えろ」「見て学べ」という考え方で教わってきました。教わる機会はせいぜい1回だけで、「1度説明したものを、1回で覚えない方が悪い」という文化がありました。

私からすると教育機会の放棄でしかないわけなんですけど、我々世代の教育というのは「記憶すること」みたいなところがあって、記憶に対する異様なまでの信仰があったわけです。

記憶至上主義

記憶というのは、言い換えると「脳の順応作業」な訳で、理由はいいからとにかく表面的なものだけを覚える、みたいなことになります。これでよしとしていたのは、実際、これを従順に覚える人っていうのは「ある程度の知識層」と「社会の歯車としての従順さ」の証明になるところがあって、つまり従業員としては扱いやすい人材としやすかったところがあると思います。

これが、学校教育の段階から「受験に出るから公式のまま覚える」ということで、考えることを放棄してテクニックに走る勉強方法が横行しました。記憶という指標は、センスを必要としない解決策として根性論と相性の良い項目だったのだと思います。

ぶっさん
ぶっさん

例えば、記憶術なんてものも流行りましたが、確かに記憶を活用する手法を覚えることはそれなりに意義のあることではありますが、一度に数字を80個覚える人が全ての記憶に応用できるかといえば、そうでもないんですよね。

たぬき
たぬき

ただ、頭が一部の記憶に対して順応しているだけなんですよね。これは、受験勉強でも言えることで、「なんだかわからないけど答えは出せる」という訓練をした結果でしかないという。

メモ取らない=暗記できていない=勉強していない=怠け者

記憶の定着はそのまま勉強時間を推し量ることができて、覚えていないということは「勉強していない」ということになり、なんだか悪いことのように感じさせるものがありました。

この辺りの背景から、「メモ=勉強意欲」という飛躍した考え方が生まれ、実際に私も看護学生の時の実習で「メモを取ろうとしないから怒られる」みたいな場面が度々ありました。

ちなみに、看護学校はある種の体育会系の気質を好むところがあって、努力至上主義みたいな価値観を持った看護師は結構います。

聞かれたことを口頭で答えられないと知識としてみなされないのは百歩譲って有り得るとしても、勉強の成果は「手書きのレポート」だけが認められるみたいな「血と汗と涙の跡を見せろ」みたいな風潮はありました。今もあるかもしれません。

ぶっさん
ぶっさん

つまり、メモを取るというのは「家で勉強する」への導線を示す行為であり、勉強の成果は「暗記していること」みたいなところがあるわけですね。

メモ内容は一度忘れて今の仕事に集中するのが大事

でも、先ほども申し上げた通り、メモは覚えるための方法ではなく、忘れるための施策です。

余計なことは覚えないでいることが、よりスムーズにマルチタスクをこなす鍵にもなっています。まして、ただでさえ記憶の作業領域が狭いとされているADHDの場合は、頭の中にタスクを抱えたまま業務にあたることで著しく集中力が削がれる可能性があります。

メモを取る、取らないはそれぞれの価値観に由来しますが、覚えるためのメモ取りは説明体験の質を損なう上に、実際にはそこまで書いて覚えることに記憶の定着効果は期待できない面もあります。

メモではなく使えるマニュアル/チェックリストに変える

新人教育などをしていると、「毎年説明して、毎年取らせるメモ」みたいな場面に遭遇することがあります。

誰もが記憶しなければいけない項目は、もう覚えなくてもいいようにマニュアル・チェックリストにして実践する場所においておけば済む話です。

例えば、看護師の場合は、看護ケアのために物品の配置を覚えたりすることがあるわけですが、物品の場所なんてメモしても覚えられないので、一覧表があればいいだけです。

さらに言えば、最近の看護師はパソコンを持ち歩いているので、パソコンでアクセスできる共有ファイルに物品一覧表をEXCELあたりでデータに落とし込んでおけば、必要な物品を検索できるようになります。

これをやると、確かに人は記憶をしなくてもいいという甘えから毎回物品位置を検索するようになります。

ADHDとメモのまとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。最後に記事の内容を簡単な箇条書きにしておきますので、まとめとしてご活用ください。

ADHDとメモの話

  • マルチタスクが苦手なADHDは、説明内容を聞きながらまとめるメモの「マルチタスク」も苦手。
  • 聞き漏らし対策には「ボイスレコーダー」なども活用して、メモだけに頼らない。
  • メモの管理もうまくいかないので、メモ内容を説明した人と共有し、理解度を相互チェックする。

根本的なメモの役割について

  • メモ内容は忘れてもOK。大事なことは「メモを振り返る習慣」であるということ。
  • メモを暗記していては脳の作業領域が余計に減ってしまう。記憶信仰は捨てよう。
  • メモを気にするよりも、メモしなければならないことに集中しよう。
たぬき
たぬき

色々と書きましたが、メモを負担に感じるなら、他の対策を講じればいいし、周りのサポートを受けてもいいと思います。

ぶっさん
ぶっさん

ADHDはメモが苦手、という情報発信は私が頑張るので、自分の特性について説明するときの参考などに使ってみてください!

コメント

  1. buchikuma-info より:

    「ADHD」に関するYouTubeの話題です。

    – 食事をする時のADHDに関する動画がある
    – ADHDの症状がないかを示す5つのサインについての動画がある
    – メタンフェタミン(デソキシン)がADHD治療の選択肢になるタイミングについての動画がある
    – ADHDの注意力や集中力向上のための間違い探しに関する動画がある
    – 学校でのADHDについて、リチャード・ギャラガー博士が実際に役立つ方法について語る動画がある

    関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=ADHD

  2. buchikuma-info より:

    「インド バーラト 表記」に関する最新情報です。

    大阪・関西万博のインド館では、国名が「BHARAT(バーラト)」と表記されています。この表記は、2023年のG20サミットでインドが国際舞台での呼称を「インディア」からヒンディー語の「バーラト」に変更したことに由来しています。バーラトは古代インドの大叙事詩『マハーバーラタ』に登場するバラタ族に由来し、インド国内では国名の使用について賛否が分かれています。パビリオンの外観はほぼ完成しており、オープンは5月上旬とされていますが、入口には「インドパビリオン・バーラト」との表示もあり、国名の表記には配慮が見られます。

    https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_680590dae4b0ff0f1950625c

  3. buchikuma-info より:

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    – ADHD(気味な)人の特徴について11選が紹介されている
    – ADHDの人にスキルトレーニングが本当に効果があるのかについての議論が行われている
    – 発達障害を持つ芸能人に焦点を当てた動画がある
    – ADHDの生活に現れる特徴についての情報が共有されている
    – ADHDを持つ子供たちは興味を持ったことだけを学ぶのかについて、ADHDを持つ教師の意見が紹介されている

    関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=ADHD

  4. buchikuma-info より:

    「ADHD」に関するYouTubeの話題です。

    – 弁当作りを3日間完璧にしたが、ADHDの影響で続かないことがある
    – ADHDとは何か、どのようなアセスメントが行われ、なぜ治療が必要なのかについてヒンディー語で解説
    – ADHDを持っているとは知られていなかった有名人たち
    – ADHDについて、特に女性の場合や神経多様性に関する情報

    関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=ADHD

  5. buchikuma-info より:

    「ADHD」に関するYouTubeの話題です。

    – ニューヨーク・タイムズのADHDに関する記事に問題点がある
    – ADHDと診断された瞬間の体験を共有する動画
    – ADHD専門医がADHDのハックを共有する動画
    – ADHDを持つ仲間とのつながりについての動画
    – ADHDに効果的な呼吸法についての動画

    関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=ADHD

  6. buchikuma-info より:

    「ADHD」に関するYouTubeの話題です。

    – ADHDは“サル”で表現されることがある
    – 発達障害は“困った人”なのか?精神科医が解説
    – ADHDの人がなぜ退屈に苦しむのか?
    – ADHDとOCDを同時に持つことは可能か?
    – ADHDの特徴についての情報が2chで共有されている

    関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=ADHD

  7. buchikuma-info より:

    「ADHD」に関するYouTubeの話題です。

    – ADHDとOCDは同時に存在することができるのか?
    – ADHDに関する考えを持ちながらのGRWM(Get Ready With Me)
    – MTHFR遺伝子変異:うつ病、不安、ADHDとの驚くべき関連性について
    – Joe SwashがADHDのサポートを受けるために精神科医を訪れる(BBC)
    – 「専門家たち」がついにADHDは詐欺であると認める(Ep. 1576)

    関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=ADHD

  8. buchikuma-info より:

    「ピーマン ピーマン 肉詰め 取ら」に関する最新情報です。

    「種を取らずに作るピーマンの肉詰め」が話題になっています。このレシピでは、ピーマンのヘタだけを切り落とし、種の周りに肉を詰める方法が紹介されています。この作り方のメリットとして、種が栄養豊富であること、肉汁が逃げないこと、そして種の食感が気にならないことが挙げられています。さらに、種には甘みがあり、料理の味を引き立てると好評です。この新しいアプローチに対して、多くの人々から好意的な反響が寄せられています。

    https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_67fdaa71e4b0095bc48ff948

  9. buchikuma-info より:

    「味噌汁 時代 戦国」に関する最新情報です。

    愛猫が飼い主の味噌汁に歯磨き用のおもちゃを落としたことで、SNSで話題になった出来事が紹介されています。飼い主は、猫に飛びつかれた拍子におもちゃが汁に入ってしまったと説明し、面白さから写真を撮影しました。この投稿は8.3万回「いいね」を獲得し、コメントでは「猫なりの優しさ」や「戦国時代の食べ物に似ている」といった反響が寄せられました。飼い主は、味噌汁へのトッピングだけでなく、戦国時代の食べ物に似ている点が注目された理由だと感じています。

    https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_67c3c53fe4b0b296772124b2

  10. buchikuma-info より:

    「otc otc 乱用 リスク」に関する最新情報です。

    OTC薬(市販薬)の入手の容易さは、軽度の健康問題を自己管理する上で重要ですが、一部のOTC薬には誤用や乱用のリスクが伴います。イタリアのG. D’Annunzio Universityの研究チームは、抗ヒスタミン薬や鎮咳薬などのOTC薬の乱用と精神症状の発症との関係を調査しました。システマティックレビューの結果、2,677件の研究から46件を分析したところ、デキストロメトルファンなどのOTC薬の乱用が妄想や幻覚、思考障害などの精神症状を引き起こす可能性があることが示されました。特にデキストロメトルファンは慢性的な精神疾患と関連しており、他の薬剤は急性の精神症状を引き起こすことが多いとされました。著者は、OTC薬の乱用が公衆衛生に与える影響を考慮し、意識向上や具体的な介入の必要性を強調しています。

    https://www.carenet.com/news/general/carenet/60416

  11. buchikuma-info より:

    「ADHD」に関するYouTubeの話題です。

    – ADHDと発達障害に関する短い動画があり、脳が話しかけてくる症状について言及している
    – 子どもの会話において親が口出しを控える理由や、精神科医による発達障害に関する情報が紹介されている
    – ADHDの症状に対処するための「body doubling」という方法の効果について紹介されている
    – ADHDに関連する替え歌や夫婦間でのコミュニケーションについても言及されている
    – ADHDの友人を支援する方法についての情報が提供されている

    関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=ADHD

  12. buchikuma-info より:

    「ADHD」に関するYouTubeの話題です。

    – 環境が脳に直接影響を与えることを学んだADHDの人物の話
    – ADHDと自閉症を持つ人が脳を活性化させるためにドーパミンを探し続けること
    – ADHDの注意力や集中力向上のための間違い探しについての動画
    – ADHDの感じ方についての動画

    関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=ADHD

  13. buchikuma-info より:

    「ADHD」に関するYouTubeの話題です。

    – ADHDの話し方の特徴5選について
    – ADHDとメンタルヘルスのジャーニー
    – 育て方によって異なる発達障害の3タイプ
    – 発達障害を受け入れられない自分についての感情
    – ADHDや発達障害に関する支援や思春期の課題について

    関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=ADHD

  14. buchikuma-info より:

    「ADHD」に関するYouTubeの話題です。

    – ADHDの話し方の特徴5選
    – JenのADHDとメンタルヘルスの旅 | キッチン + ジョーン
    – 育て方によって異なる発達障害3タイプ #ADHD #自己肯定感 #eq #リフレーミング
    – 自分が発達障害を受け入れられない時もあるが、前を向けるようになる
    – ADHDは本物。終わり。

    関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=ADHD

  15. buchikuma-info より:

    「ADHD」に関するYouTubeの話題です。

    – ADHDの話し方の特徴5選
    – JenのADHDとメンタルヘルスの旅 | キッチン + ジョーン
    – 育て方によって異なる発達障害3タイプ #ADHD #自己肯定感 #eq #リフレーミング
    – 発達障害を受け入れられない自分が情けなく感じてしまう時もある。だから、そこからまた前を向けるようになる。だから大丈夫な #発達障害 #そらあい #インスタライブ #支援級 #思春期 #ADHD
    – ADHDの女の子から女性へ…何が必要か? #adhd

    関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=ADHD

  16. buchikuma-info より:

    「ADHD」に関するYouTubeの話題です。

    – ADHDの話し方の特徴について5つのポイントが紹介されている
    – 育て方によって異なる発達障害の3タイプについての情報が提供されている
    – ADHDの影響を受けた女性の成長過程に焦点を当てた動画が紹介されている
    – 普通にできることができない発達障害に苦しむ人々の姿が描かれている

    関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=ADHD

  17. buchikuma-info より:

    「ADHD」に関するYouTubeの話題です。

    – ADHDの注意力や集中力向上のための間違い探しに関する動画がある
    – 学業で優れていると思っていたら実はADHDだとわかる
    – 幸せの基本は笑うこと、笑顔とADHDに関連
    – ADHDと恋愛についての動画がある

    関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=ADHD

  18. buchikuma-info より:

    「医療 医療 現場 暗記」に関する最新情報です。

    このWebサイトは、医療現場で使われる英単語の言い換えに関する情報を提供しています。特に、医療者と患者向けに異なる表現を解説しており、具体的な例として「耳鳴り」や「気管挿管」が挙げられています。記事は新刊書籍の紹介を含み、PDFで目次や本文の一部を確認できる機能もあります。また、新規会員登録をすることで、記事全文を読むことができ、ポイントプログラムにも参加可能です。情報は掲載当時のものであり、詳細なデータや提供先の情報も含まれています。

    https://www.carenet.com/store/book/cg005161_index.html

  19. buchikuma-info より:

    「ADHD」に関するYouTubeの話題です。

    – ADHDを持っている人が眠る方法についてのアドバイス(妖精は含まれていない)
    – ADHDの注意力や集中力向上のための間違い探しに関する情報
    – ADHDと痛みについてのDr. Aja Murrayとの対談
    – 若者の自己動機付けを向上させる方法について、Prof. Maggie Sibleyの話題

    関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=ADHD

  20. buchikuma-info より:

    「ADHD」に関するYouTubeの話題です。

    – ADHDの人間が「当たり前」なことができない理由について驚きの事実が明かされる
    – ADHDの人が掃除をすることがなぜ困難なのかについて解説
    – ADHDの人が疲れを感じる理由と、3つの燃え尽き状態を避ける方法について紹介
    – 子どもの成長や発達に関連するテーマで、ADHDや自閉症などの神経発達障害について触れられる
    – ADHDの強みを活かす方法について、弱みとは異なる視点からの考え方が示される

    関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=ADHD

  21. buchikuma-info より:

    「ADHD」に関するYouTubeの話題です。

    – ADHDの薬を服用した経験を共有
    – ADHDのためのASMR
    – ADHDを克服する方法について
    – 刺激行動(Stimming)の説明とADHDや自閉症との関連性について
    – ニューロダイバージェント(神経多様性)の問題について

    関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=ADHD

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