ADHDが物忘れしやすい理由について自分で解説していきます。

ちなみに、原因がわかるんだから対策もできるでしょ、と思われるかもしれませんが、なるべくそうならないように気をつけての結果で、気をつけることすら忘れるのがADHDですのでご容赦ください。
ADHDと記憶力の話
ADHDの症状を挙げると、大体「物忘れ」が出てきます。場合によっては精神科では若年性認知症との鑑別も必要になってきます。ただ、この「物忘れ」って、何なのでしょうか?
記憶ってなんだ?

まず、記憶についても理解する必要があります。
記憶はコンピュータでいうところのデータ保存にあたる脳の機能です。パソコンでデータを保存する際には、新規ファイルを「保存」して、USBやHDD、SDDといった記憶媒体に「保管」します。そしてデータを活用する際にはデータを「検索」して「表示・実行」します。
人間の頭の中でも、だいたい似たようなメカニズムで情報が記憶されていきます。
記憶のメカニズムの基本
- 記銘:覚えること
- 保持:記憶を維持する
- 再生(探索):情報を取り出すこと
認知症も絡めて説明すると、「短期記憶」と「長期記憶」、ADHDの解説には「ワーキングメモリ」についても説明が必要そうです。
短期記憶とワーキングメモリの違い
私が説明するならば、短期記憶とワーキングメモリの違いは以下の通り。
- 短期記憶は「長期記憶」へ移行するかどうかを選別する篩(ふるい)の部分
- 短期記憶は記憶の貯蔵庫であるのに対し、ワーキングメモリは行動化のための関所
- 短期記憶にもワーキングメモリにも容量はある
- 一次的に補完できる記憶の限界量として短期記憶が持ち出される
- 脳の作業領域の広さとしてワーキングメモリが持ち出される
- ワーキングメモリはどうやら前頭前野(prefrontalcortex:PFC)にあるようだ
- 記憶の話では、海馬に一次的に保存された情報は大脳皮質で長期保存される
https://monowasure.eisai.jp/mechanism/02.html
ただ、私はただの精神科看護師なので、大体患者さんに説明できるくらいの理解でしかありません。
本当に知りたくなったら脳科学系の参考書を読まれるのがいいと思います。
実際、私は短期記憶とワーキングメモリを分けて考えていいものなのか、複合的なものなのか、概念上のものなのかもよくわかっていません。
ワーキングメモリと記憶の学術的な違いの解説
やはり、私が説明するより、論文を引用した方が無難そうです。
記憶は一般に,過去に経験したり学習したことの記銘とその想起をさすのに対し,ワーキングメモリ(workingmemory)は未来を志向した記憶であり,行動や認知のプランを考えたり,その実行とかかわる記憶をさすことが多い。
ワーキングメモリは思考や認知などの高次認知の基盤を担うとともに,行為やプランを準備し,実行するためのアクティブな記憶であるといえる。
人間のワーキングメモリはコンピュータのような単なる情報の保持だけでなく,中央演算装置が担っていた処理や操作のはたらきも持ち得ることもわかってきた。

記憶が、情報の保存という意味合いが強いのに対して、ワーキングメモリは「行動・思考する際に処理するためのデータ処理場」みたいな感じですね。
IQには創造性とかかわる流動的知能という構成要素があり,これはワーキングメモリと非常に密接なかかわりをもっていることが判明している。
短期記憶が保持の機能のみに注目する受動的な一時記憶であるのに対し,ワーキングメモリは保持と処理の双方にかかわる能動的かつ目標志向的な一時的記憶である点で異なる。さらに,ワーキングメモリの動的な性質は,情報を更新したり調整したりする点でも短期記憶と違った側面をもつ。
ワーキングメモリのはたらきのポイントは,注意の実行系という認知的制御にかかわるシステムが中心的な役割を果たしている点である。

この辺りは、人間らしい活動をするためにもワーキングメモリが重要、みたいなことが書いてあります。
保持や処理が「脳のメモ帳」の容量を超え,一時的にオーバーフローすると「物忘れ」や「行為のし忘れ」などの認知や行動のミスが生じる。
電子社会ではマルチタスクをこなすこと,注意の持続,保持や切り替えを適切にコントロールすることが要請され,これもワーキングメモリと密接にかかわるのである。
容量制約がある理由を推定すると,それはおそらく心に志向性をもたせ,自己の存在の限定性に自らが気づくためなのかもしれない。容量制約によって不断の選択や意思決定が要請されるが,これが新たな環境への創造的適応,創発的な問題解決や新たな工夫を生みだすゆりかごの役割を担っており,これまでの人類の進化や文明の発展の秘密がそこにあると筆者は考えている。

ワーキングメモリがパンクすると、行動のミスが目立つよ、みたいなことが書いてあります。ただ、この容量制限にも意味があるという筆者の言葉には救いがありますね。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hbfr/32/1/32_7/_pdf
というか、引用論文が読みやすいし的確すぎるので、これを超える記事は書けないと思う。
前頭前野の機能
ADHDで障害されていると考えられているのが「前頭前野」の機能が弱いということなのですが、おそらく物忘れの原因もここにあると考えられます。少し退屈かもしれませんが、簡単に前頭前野の機能について触れておこうと思います。
前頭前野の機能
前頭前野は認知・実行機能と情動・動機づけ機能が備わっているのではないかと考えられています。
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E5%89%8D%E9%A0%AD%E5%89%8D%E9%87%8E
前頭葉ロボトミー
前頭前野ってどこだ、の話をするなら、想像しやすい「ロボトミー手術」がいいかなと思います。聞いたことがあるかもしれませんが、抗精神病薬がなかったような時代に、強度の精神障害を持つ患者に対して「精神外科」の治療として、前頭葉切截術(ロボトミー手術)が行われました。
このロボトミー手術を受けることで、一部の患者に関しては精神病症状が軽快したこともあるようですが、手術自体の成功率が低いことと、前頭前野を切除したことで、「てんかん発作・人格変化・無気力・抑制の欠如・衝動性など、重大かつ不可逆的な障害」が生じていたことで、現在は精神外科は行われていません。
前頭前野が損傷されると
主治医であったハーローによると、「事故後の彼の身体的な健康状態は良好である。しかし知性と衝動とのバランスは破壊されてしまったようだ。彼は発作的で,無礼で,ときおりひどくばちあたりな行為に走る。自分の欲求に相反する束縛や忠告にがまんがならない。どうしようもないほど頑固になったかと思うと,移り気に戻るし,優柔不断で,将来の行動をあれこれ考えはするが,計画を立ててはすぐにやめてしまう。」という状態になってしまった。
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E5%89%8D%E9%A0%AD%E5%89%8D%E9%87%8E
このページでは、前頭前野にあるであろう「ワーキングメモリ」の働きを理解するために、前頭前野切除により失われた機能に「抑制の欠如・衝動性」などがあるということだけ把握していただければいいと思います。
認知症の物忘れ
簡単に認知症の物忘れを説明しておきます。認知症とは記憶の障害で、記名力に問題が出てきます。つまり、ものを覚えられなくなる。
高齢者とワーキングメモリ
高齢者はACCとPFCの信号変化の時系列相関が若年者よりも有意に低く, ACCとPFCの間の機能的結合性が加齢の影響で弱くなっていることが示された.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjppp1983/23/1/23_11/_article/-char/ja/
まず、加齢によってワーキングメモリの働きも鈍くなるということが知られています。理由は脳の活動力の低下みたいなところで、ACC(前部帯状回 )とPFCの連携が弱まっているから、らしい。
前頭前野のピークは短い
ちなみに、この前頭前野は「成長する」も緩慢であり、脳の成熟の中でも一番遅く発達する分野であると考えられています。老化も早いために、前頭前野の機能のピークは人生の中では意外と短いのかもしれません。

人間を人間たらしめる「前頭前野」は、ほんの一瞬で通り過ぎていってしまう青春の風なのですね。
ちなみに、脳が進化しているとされる生物の中でも、人間の脳で前頭前野が占める割合は圧倒的に高いらしいです。
この脳部位の大脳に占める割合は、系統発生的 (phylogenetic)に進化した哺乳動物ほど大きくなっており、ネコで3.5%、イヌで7%、サルで11.5%、チンパンジーで17%であるのに対し、ヒトでは29%を占めるに至っている。
https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E5%89%8D%E9%A0%AD%E5%89%8D%E9%87%8E
認知症と脳の老化の違い
認知症の話に戻ります。
まず、認知症と「高齢による脳機能の劣化」も分けて考える必要があります。上述の通り、加齢により注意制御を中心ととしたワーキングメモリの衰退が見られます。
個人間でもワーキングメモリの容量には差があるのがわかっていますが、高齢によってワーキングメモリの容量が激減する、というよりは各種の機能連携がうまくいかなくなり、メモリ内のデータを消せずに容量を圧迫し始めたり、検索力が弱まって余計な情報が邪魔したりすることで、物忘れが生じているとも考えられているようです。
脳の老化で記憶の整理がうまくできなくなる
老化による記憶障害は、記憶の整理がうまくいっていないとも考えられるので、刺激があれば思い出すことがあったり、「忘れている」ことは認知できたりします。

妻は「やばい、また忘れた、認知症だわ」とよく言っていますが、これはこれまで自動で脳内の記憶が整理されていた機能が弱まってきただけ。加齢による自然現象です。
認知症は脳の神経細胞などが変化する病気
一方で、認知症の場合は脳が記憶しようとする段階で傷害されているので、「行動したことすら覚えていない」エピソードが出てきたり、「忘れたことを認知する」ことも難しい場合があります。

認知症患者は物忘れを認知していないこともあり、指摘されることで怒り出したりするのはこの辺りの理由がありそうですね。本人にとっては、事実が否定されているので腹が立つのはある意味では当然の反応です。
また、認知症は脳自体が気質的な変化をしている(脳そのものが傷害されている)ことが多く、記憶・見当識障害はより顕著で特徴的(ご飯を食べたこと、直前の行動すら完全に記憶にない)で、さらに性格変化や妄想などが出現する場合もあります。
認知症についてはまたどこかの機会でまとめ直します。
とにかく、なんとなく「脳の老化」と「認知症」の違いがわかっていただければOKです。
ADHDの物忘れってなんだ?
とりあえず知識パートは終わりにして、ADHD当人の言い訳パートに移ります。
あくまでも個人の体験で、私はADHDを自分なりに解釈してブログの記事に残すことで、もっと頭のいい人に分析してもらってより良い社会づくりのための糧にしてもらいたいと考えています。
実例は多い方がいいので、「共感」や「ADHDだけど自分は違う」、定型の方の「普通はこうだろ?」「俺も一緒」みたいな意見があればコメントお願いします。
ワーキングメモリの容量で「物忘れ」する?
先程の引用文献にもありましたが、ワーキングメモリには個人差があります。
誰にでも起こりうるオーバーフロー
一般の方(定型発達)の場合でも、ワーキングメモリには処理の限度があるので、オーバーフロー(処理限界突破)する可能性はあります。処理能力を超えて中央実行系がパンクすると、「物忘れ」や「やり残し」など、うっかりミスにつながります。
常にオーバーフローしているADHD
ADHDはこのワーキングメモリが壊滅的に容量が少ないと考えられています。あるいは、要領の問題ではなく、「情報を保持しすぎる」などの機能面の問題かもしれません。もしかしたら、ワーキングメモリの機能を実行するための連携がうまくいっていないのかもしれません。わかりません。

ただ、とにかくこの部分の処理能力が格段に弱いために、一般の人の「うっかりミス」の頻度があまりにも多いということになります。
混同される「うっかりミス」
ただ、一般の方も体験する話ではあるので、定型の方はADHDに対して「よくあることだよ」と言ったりするわけです。これは、体験として同じような「うっかりミス」であっても、ADHDの頻度や脳内が常にオーバーフローしていることを考えると、「似て非なるもの」でもあるわけです。
これは予測ですが、一般の方は中央実行委系がオーバーフローすると「適度に忘れることができる」制御が効いているわけです。しかも、適宜「忘れてもいい」情報に厳選される(可能性がある)。大体の場合、無意識下に行われる。
一方で、ADHDはこの部分の処理がうまくいっておらず、忘れていい優先順位を組み立てる余力もないので、「致命的なことを忘れる」こともしばしばあるわけです。
記憶の優先順位は人それぞれ
定型も発達障害も、性格というか責任感の問題でこの「忘れてもいい情報」の選別に難がある場合はあると思いますが。ADHDは責任感が強くて「絶対に忘れちゃいけない」と認知したことでも忘れます。だから、責任感の無さを非難されることもあります。もちろん、ADHDで責任感もない人もいます。
頭がパニックになる、それ、いつものことですけど?
体験で言えば、一般の人でも「頭がいっぱいでパンクしそう」という状況はそれなりに苦痛だと思うのですが、ADHDは常にパンクしているわけです。

常にプレッシャーだし、常に何か忘れてそうと思っているし、常に気が張り詰めて、それでいて、忘れるんです。
また別の記事まとめますが、そもそもこのストレス状態や不安がある環境は、ただでさえ少ないワーキングメモリの容量を圧迫するので、ADHDが気を張って生きている状況ってのは悪循環しかうまないんですよね。
ワーキングメモリの容量って増やせるの?
引用文献にもありますが、ワーキングメモリの測定に関してはだいぶ研究が進んでいます。過去にワーキングメモリについて書いた記事があるのでそちらも参考にしてみてください。

さらに、ワーキングメモリを補強する訓練も開発されてきており、有効性が検討されています。

ワーキングメモリを補助するAI
これは私の妄想ですが、世の中がDX(デジタルトランスフォーメーション)の流れにあるのは、ADHDにとっては朗報です。
ワーキングメモリの機能はADHDでも個人差があるので一概には言えませんが、例えば日常生活で「覚えないといけない」ことや、「処理しなければいけないこと」をAIが代替してくれる可能性は十分にあります。

現時点でも、スマホが記憶媒体になってくれるし、リマインダーとして活用すれば、うっかりミスを減らすことはできるようになりましたね(無くなるとは言っていない)
また、我々ADHDは嫌なこと(ワーキングメモリを圧迫する雑務)を後回しにするのですが、この書類関連もDXでかなり減らせるはずです。記憶に関しては、日常の覚えなきゃいけないことを、ウェアラブル端末が自動で記録し、リマインドしてくれるところまでは妄想しています。
例えば、会話の中でのキーワードを拾い上げて「○月×日に、△さんと、どこどこで会食」みたいな予定を自動で拾い上げてくれるわけです。音声入力は現段階でもかなりいいところまで拾えるし、テキストから予定を拾い上げることも技術としては可能。あとは選別の正確性なのですが、ここをAIが補ってくれると期待しています。
何度も言いますが、このパートは妄想ですからね。
ADHDの物忘れの体験談から説明する

ADHDの物忘れをもう少し具体的に浮き彫りにしていきます。まず、ADHDの場合は情報を拾い上げる段階から若干の難があります。
ADHDの物忘れ構造を探る
本当はもっと客観的な指標があればいいのですが、エビデンス探し始めるとキリがないので、私の体験談で物忘れを構造化していきます。
刺激に対する指向性
刺激に対しての認知は、人それぞれ優先順位があります。この刺激の優位性で情報処理にトラブルが生じて記憶できない可能性はあります。

耳からの情報が記憶しづらかったり、情報を取得する際に別の情報に邪魔されて記憶できない(話を聞いているのにテレビの映像が邪魔する)、みたいな話です。
聴覚優位か視覚優位か、まずはこの辺りを把握できるといいと思います。
視覚優位で口頭伝達が全く残らない
私は耳からの情報はほとんど素通りするか、相手に何度か確認しないと頭に入ってきません。情報がかなり断片的にしか聞き取れないのと、話を聞いている最中で音声情報から勝手に情報を予測して記銘を邪魔します。

つまり、記憶の段階で勘違いして脳に記録されたり、大事な部分を記録し忘れたりしています。
そのため、情報を入れるときは、必要な情報だけをメモに残してもらえると助かります。メモを見ても忘れるは忘れるのですが、要点を絞った少ない情報を視覚的に認知することで、保持する確率は格段に上がります。あと、メモを見てリマインドされるのも助かります。
実際に私の刺激が視覚優位なのかは微妙なところですが、人には記憶しやすい形、優先してしまう刺激がありそうだというところで、物忘れに関しても工夫できるところはありそうです。
逆に、大事な話をしているのに、視覚からの情報が優位に働いて、「話している姿は覚えているけど、内容はさっぱり頭に残っていない」という場合には、余計なことを考えずにメモを取るなど集中すべき情報を選別する方が良さそうです。

メモ書くと、だんだんメモ書くのに夢中になって、話聞いてなかったりするんだよなぁ。
注意関心の範囲の狭さ
ADHDとASDの発達障害に共通しているのは、集中できる範囲の狭さ、ということがあると私は考えています。ある意味では、この集中の密度は濃いのかもしれませんが、ADHDもASDも、興味・関心の対象が範囲ではなく点に近いと感じています。
ただ、ASDはこの集中が全く動じないのに対して、ADHDは移ろいやすいというのが違いになると思います。
一言で言えば、「視野が狭い」
大事な情報を記憶しようとした時に、発達障害の場合、記録する情報・刺激を拾える範囲が狭い。一般の人(の感覚はエアプですが)だと、ざっくりと部屋を見渡して必要な情報を格付けして拾い上げるのに対して、ADHDだとこの情報収集範囲が狭い。
例えるなら、夜の海に灯台で灯を照らして情報収集できるのが定型、懐中電灯持って海に繰り出しちゃうのがADHDです。

灯台なら、船か島かを把握してから記憶に留める準備ができるのですが、懐中電灯の我々、サメの背鰭を見て潜水艦だと認知したり、島を見つけて「大陸だった」と言ったり、魚影を発見したら最初の目的を忘れて魚釣りしちゃうところがあります。
記憶の掘り出しでも遭難しがち
一度記憶した情報を引っ張り出すときも、同様に捜索範囲が局所的なので、大事な記憶に引っかからないことが多いような気がします。とにかく、記憶を仕入れる段階と、探し出す工程でどうにも難があるようです。
ちなみに、一度記憶に入ったものを保持することは人並みにできます。ただ、取り出すときに間違ったものが出てくる可能性はありますし、間違ったものを「これが正しい」と言い張る可能性はありますが。
あくまでも私の感覚の話で、もしかしたらASDとかの感覚に近いのかもしれませんが、こういう人もいる、くらいに考えてください。
記憶の段階での勘違い
少し触れましたが、情報を認知する段階で、情報が間違って記憶されることが多々あります。いわゆる、「勘違い」や「早とちり」というものです。

もともと、多くの情報を一気に処理できないADHD、少ない情報の段階で早ガッテンして、適当に情報を自分で補う(捏造する)場合があります。
これは物忘れとは少し違うのですが、記憶保持に関してはADHDにありがちな行動パターンなので少し触れておきました。
ちゃんと確認する、なんて対策はない
一般的には「ちゃんと確認しろ」というのが対策になると思いますが、我々、勘違いの情報を確信しているし、自分の保持している情報の精度を疑うとか、余計な脳のパフォーマンスを要求されるので考えたくないんです。
自分勝手ではあると思いますが、そもそも勘違いが生まれないように、自分で処理できることをこちらに依頼しないとか、口頭で終わらせずに共有の予定表に入力してくれたりすれば生じないミスもあります。

ADHDはぼーっとしているように見られがちで、暇そうなのか、何かと頼まれごとが多いんですよね。
精神科看護師やってると、患者さんから「先生に伝えておいて」と言われることがありますが、これは基本的に引き受けません。絶対に忘れますから。
記憶と処理を同時に行うことができない
ワーキングメモリの容量という話で言えば、記憶する作業と処理作業が同時にできない可能性があります。言い換えると、「情報収集」と「別の行動」は同時にできない。
処理と保持の総計が 一定量(ワーキングメモリの容量で個人内ではほぼ一定)を超えない範囲であれば,両者にどのような量を割り付けてもよいと考えられる。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/hbfr/32/1/32_7/_pdf
むしろ、普通の人はできるの?
よく、「話を聞いていない」と妻に言われることがありますが、読書にしろゲームにしろ、何かをしているときに同時に人の話を聞くことはできません。全集中で遊んでます。キャパがないので、すぐ全集中しちゃうんです。
私は誰かと暮らすようになって「なんで、読書中に話しかけるんだ?」ということが疑問で仕方がなかったのですが、どうやら一般の方は読書中に話を聞いたりすることができるようです。もちろん、集中する割合や個人差はあると思いますが。

おかげで、結婚してから本を読む時は誰にも声をかけられないときに制限されました。私からすると、読書しているときに話しかけるのは突然殴られるのと同じ感覚なんですけどね。
無視や軽視とは違うんですよまじで
ちなみに、男性にこの傾向があるようですが、これは価値観にも問題があるパターン。
コミュニケーションに価値を置いている方(女性に多い)なら話しかけられたら無視しないし、妻との会話に価値がないと制御系が働いているなら、自然と無視したりしているのかもしれません。

ADHD旦那は、話しかけられても、ただ情報処理まで追いついていないだけです、奥さん。
記憶の検索ミスを確信する
これは老害もあってADHDは関係ないかもしれませんが、ワーキングメモリが弱いと、正しい記憶を引っ張り出す作業も苦手です。

まず、集中力の問題で、記憶を引っ張り出すときに誤検知した記憶に引っ張られて空想したりします。最初の目的を忘れて、他の考え事をしてしまうという状態です。

また、先程の灯台と懐中電灯の例でも挙げましたが、記憶の捜索活動がそもそも苦手で、探し出せる範囲が狭く、間違えた記憶を引っ張り出しやすい特性もあるかもしれません。
加えて、制御系の問題なのか、衝動性のためなのかは知りませんが、この間違えた情報を「真実」のように確信する傾向もあるように思います。

間違っているのに頑として聞かないところが私にはあったのですが、これに関しては圧倒的に間違っていることが多い人生経験と、ADHDの診断がついたことから、「自分は間違える人間だ」と思い、なるべく自分の知識には疑いの目を持つようにはしています。それでもやっぱり間違ったことを頑固に信じることはありますが。
ADHDの物忘れ・行為忘れの対策
書いてみて、「ADHDって頭悪いんじゃないか?」とか、「こんなの、誰にだってあるある」とかそんなことになりそうですが、ある意味では部分的には正解ですが、「頭悪い」は総合的な評価で判断されるものだし、誰にでもあることでもその頻度や質次第ではやはり障害となりうるのです。

「転ぶ」ことは誰にだってあるけど、1日100回転ぶ人生は誰かの手助けがあってもいいでしょ?
根本的な問題点と解決策リスト
長い文章は、読んだ気になって何も頭に入っていないことは多々あるので、まとめ直します。
- 覚えるべきことが、そもそも頭に入っていない
- 覚えるべきことを間違えて覚えている
- 覚えるべきことと、覚えなくてもいいことの順位付けが下手
- 思い出そうとする回数が少ない
- 思い出す事柄が限定的
- 思い出す最中に、別のことを考える
- 思い出すべきときに、他のことに脳の処理が集中している
思った以上に多くて辟易しますが、一個ずつ対策案を出していきますか。
覚える段階での工夫
まず、ADHDの場合は「覚えること」が苦手なわけではなく、「覚えるべきこと」の選別が苦手なケースが多いと思います。ただ、この部分は混同しやすいのと、ADHDでも「覚えること」が苦手な人もいるので、その点はご容赦。
覚えなきゃいけないことを減らす
まず、インプットの段階で、情報量を可能な限りダイエットします。情報に対しての主観的なアセスメントなどを入れると覚えやすいのですが、誤情報になりかねないので、リマインドが必要な内容は絞ります。

やらなきゃいけないことがある場合は、「時間」「場所」「必要物品」だけにして、かつ、いつでも思い出せるようにメモできているのがベスト。
シミュレーションをする
これは記憶術に近いのですが、覚えなくてはいけないことを認知した段階で、自分が受け取った「文字」や「音声」などの情報を整理しがてら、自分の頭の中で思いえがく「シミュレーション」をすると、短期記憶からエピソード記憶(意味記憶)に昇華させて想起しやすくなります。
シミュレーションをしようとすると、自分が把握している情報(例えば開催場所や持ち物)が足りていないことに気づく作用もあります。鮮明にイメージできるほど、情報が揃っており、かつ思い出しやすくなります。
ただ、勘違いした情報のまま記憶が保管されるリスクと、そもそも「シミュレーション」のような高等処理を我々の脳が対応できるか、という点で有効な方法かどうかは疑問符がつきます。
依頼側にも工夫してもらう
自分のことは意外と覚えているのですが、他の人から依頼されたことなどは忘れがちなので、依頼される場合は「メモ」に残してもらったり、「予定表」に記入してから依頼してもらうようにお願いしておきましょう。
チェックリストを作る
仕事・家事・育児である程度「思い出さないといけないこと」が決まっている場合は、チェックリストを作っておくのが一番です。業務などの場合はすでにチェックリストがある場合もありますが、自分専用のチェックリストを作るのが一番です。
なるべくチェックすべき場所を減らすのが「物忘れ対策」には最適なので、チェックリストが複数ある状況は歓迎できません。自分専用なので、「仕事」も「家事」も「保育園行事」なども全てごちゃ混ぜにして、とにかくそのときに思い出すべきことをまとめておきます。

あと、欲張って色々リストにしたくなるところですが、「最悪、忘れてもいい」ものなどはなるべく削減します。確実に忘れはしますが、他の致命的なものを忘れるよりはいいかと。
思い出す機会(チャンス・トライ)を増やす
ADHDは、頭の中が常にフル稼働で忙しいので、「思い出そう」とする脳処理にまで手が回りません。そのため、意識的に「思い出す=リマインド」時間を設定して、確認する必要があります。

ただ、制御系もうまく働いていないので、「何かの作業をやめて思い出そうとする」ということは難しいのも事実。できることからはじめていきましょう。
リマインダーの活用
ADHDの対策に必ず出てくる「リマインダー」ですが、メモ・リマインダーのチェック習慣を身につけることは、ADHDが社会で生きていくためには必須です。

ただ、メモ・リマインダー自体の存在が頭にないことが多いので、自分が必ず目にする「スマホ」などに情報を集めることも大事。また、メモ・リマインダーがスマホに通知を出す機会もなるべく多くなるように設定することも大事です。

あんまり通知が多くなると、「チェックしないで通知を消す」ことが多くなるので、この辺りのバランスの取り方も自分なりのものが見つけられるといいですね。
脳の処理量を意識的に減らす=リラックスタイム
特に思い出すことがないな、というときにでも、なるべく脳を休ませるためにリラックスする時間を意識的に作ります。

私はお風呂を想定していますが、マッサージャーでもサウナでもなんでもいいです。
とにかく、リラックスして、かつその間は作業に没頭することのない「脳の休息時間」を作ります。そのため、ラジオを聴く・テレビを見るなどの情報刺激があることはしないようにしましょう。



コメント
「認知症 大津 患者」に関する最新情報です。
大津で開催されたイベント「Re(リ):BEAU(ビュー)TY(ティー)」では、認知症患者が着やすい服や美容について考えるファッションショーが行われました。参加者は久しぶりにネイルを楽しみ、「きれいでうれしい」との声が上がりました。このイベントは、認知症患者の生活の質を向上させることを目的としています。
https://article.auone.jp/detail/1/2/5/473_5_r_20251208_1765177422458881
「認知症」に関するYouTubeの話題です。
– 認知症の方の嗅覚が影響を受けると、異常な行動が現れる
– 認知症のおばあちゃんがトイレの代わりに空気清浄機の上に座ろうとする
– 認知症のおばあちゃんが食べ残しを紙に包んで保管する
– 89歳の認知症のおばあちゃんと35歳の孫が暮らす日常の様子が描かれる
– 認知症の娘が診断された家族の苦悩や日常生活の変化が描かれる
– 大阪府泉大津市のだんじり仲間が認知症サポーターになる取り組みが紹介される
関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=認知症
「サウナ vanish nayuta」に関する最新情報です。
「癒やしのテーマパーク Nayuta 2F」の薪サウナ「THE VANISH」が、2024年末の火災で全焼した後、1年をかけて再建され、2025年12月12日(金)にリニューアルオープンします。新しい施設では、火災の教訓を活かした安全対策が施されており、利用者は以前の回数券やチケットを延長して使用可能です。新生「THE VANISH」でのリラックスした時間を楽しむことができます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000136242.html
「認知症」に関するYouTubeの話題です。
– 認知症の親を介護する様子が記録された動画
– 更年期障害や認知症のリスクを下げる割り箸ケア方法の紹介
– 認知症を持つ母親とのショッピング記録
– 認知症の初期症状についての情報
– 認知症を持つ母親をギャグに変えながら在宅介護する様子
– 最低賃金引き上げによる介護現場の影響と認知症専門医のコメント
関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=認知症
「大津 認知症 地裁」に関する最新情報です。
滋賀県草津市で、認知症の夫を絞殺したとして殺人罪に問われている71歳の無職、山田かなえ被告の初公判が大津地裁で行われました。山田被告は起訴内容を認め、「言われた通りです」と述べました。事件は2023年1月に発生し、夫の呼びかけに腹を立てた結果、首をひもで絞めて窒息死させたとされています。検察は、山田被告が強い殺意を持っていたと指摘する一方、弁護側は介護の疲労と絶望感からの行動であると情状酌量を求めました。
https://article.auone.jp/detail/1/2/2/101_2_r_20251206_1764984676528860
「認知症 カフェ づくり」に関する最新情報です。
川崎市中原区の新丸子で、認知症の当事者やその家族、関心のある人々が集まる「おれんじカフェ」が12月6日に初開催されます。このイベントは、若年認知症グループや中原区SDCのメンバーからなる「チームまるこ」が主催し、幅広い年代の参加を促進する「居場所づくり」を目指しています。参加者はコーヒーを片手に自由に会話を楽しむことができ、自己紹介は任意です。発起人の横井史恵さんは、認知症を知る第一歩として、孤立しがちな人々が気軽に集まる場を提供したいと考えています。当日は、専門家や行政関係者も参加予定です。
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/townnews/region/townnews-814286
「88 オカリナ 認知症」に関する最新情報です。
タイトル: 【密着】認知症の妻(87)に届け! 感謝をオカリナの演奏で…練習重ねた夫(88)の奏でる音色に妻は
要約: 88歳の男性が、認知症を患う妻(87歳)への感謝の気持ちを込めてオカリナの演奏を準備しています。彼は12月の発表会に向けて練習を重ねており、その音色が妻にどのような影響を与えるのかに焦点を当てています。この取り組みは、愛と絆を深める感動的なストーリーとして注目されています。
https://article.auone.jp/detail/1/2/5/501_5_r_20251206_1764985518180984
「帯状 帯状 疱疹 疱疹」に関する最新情報です。
帯状疱疹は、日本人の約50%が80歳までに発症し、激しい痛みや失明・難聴のリスクを伴う病気です。日本人の90%は水痘・帯状疱疹ウイルスに感染済みで、ウイルスは体内に潜伏しています。加齢やストレスで免疫が低下すると、ウイルスが再活性化し、帯状疱疹を引き起こします。これを受けて、厚生労働省は65歳以上を対象に帯状疱疹ワクチンの定期接種を開始しました。このワクチンには、認知症のリスクを下げる効果もあるとされています。帯状疱疹は皮膚に発疹や水ぶくれを引き起こし、激しい痛みを伴うことが多く、後遺症として神経痛が残ることもあります。ワクチン接種を迷っている人にとって、その効用を理解することが重要です。
https://gendai.media/articles/-/160619
「認知症」に関するYouTubeの話題です。
– 認知症のリスクを知るための情報
– 認知症に苦しむ親の介護記録に関するエピソード
– 認知症専門医による、禁句リストの効果や物盗られ妄想改善方法についての解説
– アルツハイマーや認知症の初期症状についての解説
– 認知症当事者や家族、医療従事者が交流するイベントの報道
関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=認知症
「認知症 がん がん 認知症」に関する最新情報です。
この記事では、免疫、遺伝子、生活習慣のデータをAIで統合することで、がんや認知症などの病気を予測可能にする研究について紹介されています。従来は予測が困難だったこれらの病気を、より高精度に可視化することが期待されています。また、Googleが発表したAI「DeepSomatic」が、がんの遺伝子変異を高精度で検出し、オープンソース化されることで、世界中のがん研究が加速することにも触れています。
https://article.auone.jp/detail/1/3/6/528_6_r_20251205_1764882593958311
「死に 認知症 聞い」に関する最新情報です。
この記事では、若手記者が母から「認知症になる前に死にたい」と告白された経験を通じて、死に方についての価値観が揺らいだ様子が描かれています。母の言葉は冗談のように聞こえましたが、彼女の本気が伝わり、記者はその後何も答えられずに戸惑います。この出来事をきっかけに、死について語り合う場「デスカフェ」が増えていることが紹介され、死に関する対話を通じて生き方を見つめ直す重要性が強調されています。認知症の恐れや、家族の介護に対する不安が浮き彫りになり、彼は母の将来について考えざるを得なくなります。
https://gendai.media/articles/-/160609
「認知症」に関するYouTubeの話題です。
– 父の手術の日が決まる【認知症】親の介護記録
– 認知症が進行し苦しい介護【介護つらい】無職独身の息子が母を支える
– 認知症の妻を支える夫の末路を描くストーリー
– 元才女の姿が変わり果てた認知症の現実を描く
– 90歳でも「シャープな脳」を維持する秘訣と認知症の真実
関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=認知症
「認知症」に関するYouTubeの話題です。
– 最新の医学によると、認知症の予防には「あるコト」をすることで45%も予防できる可能性がある
– 金沢大学付属病院で国内初確認された新治療薬「ドナネマブ」がアルツハイマー型認知症に効果があることが報告されている
– 親の介護記録を通じて、認知症についての日常や生前整理の重要性が語られている
– 惣菜の温め直しによる酸化した油の危険性が指摘され、肝障害や認知症の原因となる可能性があることが医師によって警告されている
関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=認知症
「認知症」に関するYouTubeの話題です。
– 親の介護記録を通じて、認知症と向き合う日々が描かれている
– 観覧注意の内容で、認知症の現実や介護の厳しさが伝えられている
– 認知症の母が行動が制御できなくなり、介護の限界を感じる息子の姿が描かれている
– 男性介護士と院長が認知症の母を虐待したとして非難され、批判されている
– 認知症予防のための体操や運動方法が紹介されており、脳トレや筋トレを通じて認知症を予防する方法が提案されている
関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=認知症
「認知症 選挙 39」に関する最新情報です。
この記事では、39歳で認知症と診断された丹野智文さんの実話を基にした映画「オレンジ・ランプ」について紹介されています。丹野さんの体験を通じて、認知症に対する理解を深めることを目的とした内容で、彼自身の講演も取り上げられています。記事は、認知症に関する意識を高める重要性を強調しています。
https://go2senkyo.com/seijika/195084/posts/1239013
「認知症」に関するYouTubeの話題です。
– 60代の奥様の手紙から、認知症が安定する3つの選択肢について認知症専門医・長谷川嘉哉が解説
– 親の介護記録で、母と富士山に行った経験を通じて認知症の介護について触れられている
– 神奈川県が認知症の早期発見を目指し、鎌倉市に医療センターを設置
– 高齢者向けの脳トレ間違い探しクイズが紹介され、認知症予防や記憶力アップに役立つと紹介
– 今週のイベントとして、高齢者向けの講習や認知機能検査の模擬テストが無料で提供される予定で、2025年に向けた本番対策が行われる
関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=認知症
「認知症」に関するYouTubeの話題です。
– 認知症の10年目でカウントダウンを楽しむ
– 93歳の誕生日に93本の手羽先を楽しむ
– 認知症でも誰かのために役立ちたいという想い
– 紅葉と歌が長寿の秘訣
– 親の介護記録を整理する準備
– 認知症の人が求める5つの関わり方
– 60代から急増する認知症の初期サインと予防法
関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=認知症
「認知症 子ども トラブル」に関する最新情報です。
タイトル: 子どもや認知症の家族がトラブルを起こしたら、誰が責任を負う?
要約: 子どもや認知症の家族が引き起こしたトラブルにおいて、誰が責任を持つのかという問題が提起されています。例えば、公園で遊んでいる幼い子どもがボールを投げて駐車中の車に傷をつけた場合や、認知症の高齢者が外出中に何らかの問題を起こした場合など、具体的な事例を通じて責任の所在が問われます。このような状況では、法律や社会的な観点からの考察が必要です。
https://article.auone.jp/detail/1/3/6/492_6_r_20251130_1764471171820203
「挑戦 認知症 働き」に関する最新情報です。
タイトル: 「約7割が離職」若年性認知症48歳で診断された男性「働き続けたい」新しいキャリアに挑戦
要約:
若年性認知症と診断された48歳の男性が、約7割の患者が離職する中で「働き続けたい」との強い意志を持ち、新たなキャリアに挑戦しています。彼は家族を支えるために転職を決意し、北海道での活動を通じてその思いを伝えています。また、認知症予防のための脳トレゲームや、沖縄での若年性認知症家族会の発足など、地域での支援活動も進行中です。
https://article.auone.jp/detail/1/2/5/336_5_r_20251130_1764458818720786
「認知症」に関するYouTubeの話題です。
– 認知症にならない人には2つの特徴があり、意外な共通点がある
– 認知症患者は隠した場所を忘れることがある
– 認知症患者には嫉妬妄想が現れることがある
– 50歳以上の人向けに、認知症・コレステロール値・血糖値の改善方法が紹介されている
– 認知症になった人が性格が変わることがある、家族の愛がテーマのショートドラマ
関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=認知症
「事業者 協会 高齢者」に関する最新情報です。
一般社団法人全国高齢者等終身サポート事業者協会は、2025年11月25日に公式ホームページを公開しました。この協会は、身寄りのない高齢者を支援するための日本初の業界団体であり、事業者や一般の人々に向けた情報発信の基盤を提供します。設立記念フォーラムが2025年11月26日に開催され、協会の目的や運営基準、今後の活動計画が共有される予定です。協会は高齢者支援事業の健全化を図るため、様々な事業を展開し、関連機関との連携を強化しています。問い合わせ先や詳細は公式サイトで確認できます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000156090.html
「認知症」に関するYouTubeの話題です。
– 親の介護記録において、父が転倒する出来事が起きた
– 認知症を放置することの危険性について、認知症専門医が2つの原因を解説
– 80代でありながら50代の脳を持つ「スーパーエイジャー」の研究結果から、記憶力を保つ秘訣が明らかに
– 認知症の母を入浴させる際に鍵をかける男性介護士の行動について、カメラを設置して確認した結果に驚愕する
– 認知症を発症した母に対し、夫に「山に置いてこい」と迫った妻が、数日後には自身の母も認知症を発症してしまう。
関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=認知症
「認知症」に関するYouTubeの話題です。
– 若年性認知症の特徴に当てはまり、父が緊急搬送される
– 脳検査の結果が明らかに
– 認知症の母が別居を提案、介護について悩む
– 89歳の認知症の祖母と35歳の孫の共同生活に関する悩み
– 認知症薬について疑問を持ち、専門医の意見を紹介【shorts】
関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=認知症
「予防 認知症 予防 伝統」に関する最新情報です。
タイトル: 「手だけではなく、体全体で」認知症予防にもなる伝統の大道芸京都で和気あいあい
要約:
京都で行われる伝統的な大道芸は、観客を楽しませるだけでなく、認知症予防にも寄与することが期待されています。特に、体全体を使ったパフォーマンスは、運動を通じて脳の活性化を促し、認知症の進行防止に役立つとされています。大道芸のリズムに合わせた動きは、観客との和気あいあいとした雰囲気を生み出し、心身の健康を促進する効果もあると考えられています。
https://article.auone.jp/detail/1/2/5/473_5_r_20251127_1764201842326018
「認知症 イノベーション オレンジ」に関する最新情報です。
YKKの「オレンジイノベーション・プロジェクト」は、認知症の人との共創を通じて、誰でも開け閉めしやすいファスナーなどの製品を開発し、共生社会の実現を目指しています。このプロジェクトの一環として、認知症の人の生活課題解決を目的とした「オレンジイノベーション・アワード」が設立され、優れた取り組みが表彰されています。2024年度の初開催では、YKKが最優秀賞を受賞しました。
プロジェクトの効果として、認知症の人が製品開発に参加することで自己効力感が高まり、社会的なつながりが深まることが期待されています。また、企業にとっては多様な意見を取り入れることでコスト削減が可能となり、双方にとってのメリットが生まれるとされています。今後の応募も期待されており、共創の重要性が強調されています。
https://diamond.jp/articles/-/377631
「認知症」に関するYouTubeの話題です。
– 親の介護記録(NO,157)で、介護が破綻しているため警察に動いてもらう
– 「認知症と言わないで」という考え方は危険であり、認知症専門医・長谷川嘉哉が警鐘を鳴らす
– 頭部の衝撃がアミロイドβと関連し、認知症リスクを高めるメカニズムがある
– 92歳の認知症のお母さんが今でも仕事に行きたいという意欲を持っている
– 89歳の認知症のおばあさんと35歳のこどおじ孫が暮らす状況で、無理なことが起きたことを謝罪
– さまざまなペット(ミトログ、ラグドール、ハゴロモセキセイインコ、亀、蜥蜴)と共に生活している家族の様子
関連するYouTube検索: https://www.youtube.com/results?search_query=認知症
「認知症 オレンジ プロジェクト」に関する最新情報です。
日本では、認知症および軽度認知障害の合計が2022年に1000万人を超え、「認知症が当たり前の社会」となっています。この状況を受けて、経済産業省は「オレンジイノベーション・プロジェクト」を推進しています。このプロジェクトは、認知症の人々が自分らしく生活できる「共生社会」の実現を目指し、当事者が主体的に参加して真のニーズを反映した製品やサービスの開発を行うことを目的としています。また、プロジェクト名の「オレンジ」は、認知症支援の象徴として広く認知されており、技術革新を促進する意図も含まれています。プロジェクトの担当者は、当事者参画型の開発を普及させることで、持続可能な仕組みを実現することに取り組んでいます。
https://diamond.jp/articles/-/377611
「医療 予防 認知症」に関する最新情報です。
国立長寿医療研究センターは、認知症予防を目的とした「地域版J-MINT Brain Healthプログラム」を新たに開発した。このプログラムは、科学的根拠に基づくもので、地域の自治体で導入可能な介護予防事業として位置付けられている。日本の高齢化に伴い、認知症や軽度認知障害(MCI)の増加が予測されており、厚生労働省は2024年に「認知症施策推進基本計画」を策定する予定で、その中で科学的エビデンスに基づいた予防活動の推進が重要視されている。
現在、多くの自治体で介護予防プログラムが実施されているが、認知症予防に関する十分なエビデンスが不足しているのが現状である。この新プログラムは、1回90分、週1回のペースで全24回行われ、参加者は運動や食事、社会活動に関する知識を体系的に学び、実生活に活かすことができる内容となっている。
https://www.qlifepro.com/news/20251126/j-mint-brain-health.html