もう我が子は粉ミルクを不要とするくらいに育ってくれました。とはいえ、ブログでは当サイトのミルク情報が思いのほか人気で、今でもちょこちょこと訪問してくれる方がいます。ありがたい。
粉ミルクの情報収集中に気になったのが、「粉ミルクの安全性を疑問視する」声があるということ。
粉ミルクの歴史自体は世界的には13世紀に発明されて以来、日本では大正時代から続くのですが、エビデンス(科学的な根拠)も豊富なこの時代に、粉ミルクの安全性を疑問視するっていうのはどういうことなのでしょう。
ざっくりといえば、「陰謀論」を疑う人が、まだ育児に関する知識を身につけていないママたちを不安に陥れるために情報を流しているサイトが散見されました。

人間は「断定」された情報の方が処理がラク。自分の判断を回避したり、自身の決断を先延ばしできるので弱いんですよね。

でも、自分の赤ちゃんのことだから、自分で調べて、自分で決断しないといけないよね。
信じる人は少ないだろうけど、信じやすい人ほど不安に陥りやすいので「安心できる」情報を少しまとめておこうと思います。
このページでは、「母乳派」と「粉ミルク派」とは少し違う話にはなります。とはいえ、周囲にも「粉ミルクは添加物が〜」とか言い始める人がいれば、自身がマインドコントロールされないように正しい知識を身につけておくことをお勧めします。

陰謀論をかざす人は、だいたい、別の陰謀に嵌めようとしてくる人だからね。距離をとった方がいいよね。
粉ミルクって危険なの?

まずは、粉ミルクに対してどうして不安に思っている人が多いのかを少し考えてみます。
粉ミルクと母乳は分けるのではなく併用する
粉ミルクの話をすると、どうしても「いや、粉ミルクじゃだめだ、母乳じゃないといけない!」という論法を仕掛けてくる方がいるので、先に説明しておけば、粉ミルクと母乳は、お互いに否定し合うものではなく共存するものです。それぞれの役割が違います。
免疫をつけるには母乳
免疫をつけるという観点でいえば、母乳は唯一無二で優秀で、これは粉ミルクにはできません。
また、母乳をあげること自体が、母親の乳腺への適切な刺激となるので、母乳が出やすくなったり乳腺炎の予防にも効果的です。母乳が出るのに「粉ミルクじゃないと!」というパターンは少ないので、母乳があげられる時は母乳をあげるのが一番です。
ただ、全ての人が母乳育児ができるわけではありません。身体的、精神的、社会的な要因があって母乳をあげることができない人もいます。

粉ミルクでの育児となっても、ちゃんと赤ちゃんは生きるための免疫を自分で獲得していきます。風邪には充分注意しながらケアしていけば、母乳なし育児ができないわけではないのです。
粉ミルクはバランスの良い栄養
粉ミルクは栄養面では優秀で、母乳で不足しがちなビタミン群を補正する力があるものもあります。
母乳育児で不足しやすいビタミンKを補うために、出生後にK2シロップを飲ませることはご存知の方もいらっしゃると思います。このK2シロップも物議を醸すことが多いので、育児の上で正しい情報の読み解き方ができることは重要ですね。

粉ミルクは必要なビタミンなどの調整がしやすいこともあり、母乳に不足しやすいビタミン群の調整は商品開発の中で最適化されています。
かつ、社会的な拘束から母乳育児が続けられない家庭、父親が参加する育児においては粉ミルクを併用することは必須ともいえます。
母乳育児なら安心、ということでもない
次に添加物の話もしますが、母乳育児をすれば添加物が与えられないで安心、ということはありません。
K2シロップも保存のための添加物が入っています。必要なビタミンを補うか、添加物を与えるかの2択になってしまいますが、生命に危険のあるビタミンKを補わない選択は赤ちゃんの生命に関連するほど重みがあります。

添加物に対しての理解を深めて安全性を確認した方が、子供の健康にも、親のメンタルにもいい影響を与えてくれると思います。
まず、粉ミルクと母乳は「どっちがいい」ではなく、「どっちもいい」、できることなら「どちらも安全に利用できる」のが望ましいです。これは親の安心感にとっても重要なことです。
「どっちかじゃないとダメだ」は頭の柔軟性が失われていて、今後の育児は苦しいものになっていきます。
粉ミルクと添加物
次に、粉ミルクと添加物についての話を少ししていきます。
添加物って危険なの?
まず、添加物の過剰摂取は危険な場合が多いですが、一般的に流通している食品であればよほど異常な摂取行動を取らない限りは安全に摂取できると考えていいと思います。

添加物への理解が不足していた頃は、過剰添加によって食品としての安全性が危惧されていたことはありますが、現在は添加する目的に沿って適量が使われていると考えていいと思います。

むしろ、どこの基準かもわからない海外メーカー品の方が怖くない?
安全な食べ物などない
添加物の話をすると、とりあえずしておけばいい例え話として、「水や塩も取り過ぎれば毒」というものがあります。

水分は一度に多量に摂取すると、体のなかの電解質バランスが崩れ、低ナトリウム血症となる危険性があります。水中毒と言われるものですね。
もう少し想像しやすい例で言えば、塩分も「体にとっては絶対不可欠」でありながら、多量に摂取すると血圧や腎臓の働きに悪影響を与えることでも有名です。
同じように、添加物は「メリットがある」から添加されており、その中には「デメリット」もある、というのが基本的な考え方です。
消費者ニーズが添加物を増やしていった
一時期は、確かに必要以上に添加物を使って「少しでも商品の見た目をよくする」ような使用方法をされていたので、腐らないコンビニ弁当などが有名になりました。しかし、これは根本的に「少し(見た目が)悪くなったら買わない」消費者起因のニーズへの対応だったわけです。

消費者が、「安全性」への知識を身につけ、「良い添加物の選び方」を心がければ、自然と添加物の量は最適化されていきます。

添加物が危険、ではなく、添加物に対する知識がない状態でいることが危険だということが伝われば幸いです。消費者が無知であれば、危険性への議論も起きませんからね。
関心を持って、正しく恐れ、正しく利用するのが大切だと思います。
食品添加剤と目的
後で一覧を載せますが、食品添加物を利用する目的は、食品の安全性を守ること、食品をより美味しくいただけるようにすることです。もちろん、食品に対する価値観はそれぞれ異なるので、「どこを重視するか」という選択の自由はあるため、添加物を使用している食品には使用した添加物の項目を表示する義務があります。
自分にとって何が必要な添加物で、不要であれば見た目が悪くても添加物がないものを選ぶ、ということをやっていけば、需要と供給のバランスが取れてより自分好みの商品が市場に出てくると考えられます。
添加物と食品表示の話
簡単に、添加物がどのように表示されているかを説明しておきます。
食品表示は、「食品原料」の記載の後に「食品添加物」を分けて表示することが義務付けられています。食品添加物は「用途名」と(物質名)で分けられている場合は、特に注意が必要な添加物になります。
https://www.jafaa.or.jp/tenkabutsu01/hyouji
注意したい食品添加物
| 種類 | 目的と効果 | 食品添加物例 |
| 甘味料 | 食品に甘味を与える | キシリトール アスパルテーム |
| 着色料 | 食品を着色し、色調を調節する | クチナシ黄色素 食用黄色4号 |
| 保存料 | カビや細菌などの発育を抑制し、食品の保存性をよくし、食中毒を予防する | ソルビン酸 しらこたん白抽出物 |
| 増粘剤 安定剤 ゲル化剤 糊剤 | 食品に滑らかな感じや、粘り気を与え、分離を防止し、安定性を向上させる | ペクチン カルボキシメチルセルロース ナトリウム |
| 酸化防止剤 | 油脂などの酸化を防ぎ保存性をよくする | エリソルビン酸ナトリウム ミックスビタミンE |
| 発色剤 | ハム・ソーセージなどの色調・風味を改善する | 亜硝酸ナトリウム 硝酸ナトリウム |
| 漂白剤 | 食品を漂白し、白く、きれいにする | 亜硫酸ナトリウム 次亜硫酸ナトリウム |
| 防かび剤 (防ばい剤) | 柑橘類等のかびの発生を防止する | オルトフェニルフェノール ジフェニル |
| イーストフード | パンのイーストの発酵をよくする | リン酸三カルシウム 炭酸アンモニウム |
| ガムベース | チューインガムの基材に用いる | エステルガム チクル |
| かんすい | 中華めんの食感、風味を出す | 炭酸ナトリウム ポリリン酸ナトリウム |
| 苦味料 | 食品に苦味を付ける | カフェイン(抽出物) ナリンジン |
| 酵素 | 食品の製造、加工に使用する | β‐アミラーゼ プロテアーゼ |
| 光沢剤 | 食品の表面に光沢を与える | シェラック ミツロウ |
| 香料 | 食品に香りをつけ、おいしさを増す | オレンジ香料 バニリン |
| 酸味料 | 食品に酸味を与える | クエン酸 乳酸 |
| チューインガム 軟化剤 | チューインガムを柔軟に保つ | グリセリン D‐ソルビトール |
| 調味料 | 食品にうま味などを与え、味をととのえる | L-グルタミン酸ナトリウム 5’一イノシン酸ニナトリウム |
| 豆腐用凝固剤 | 豆腐を作る時に豆乳を固める | 塩化マグネシウム グルコノデルタラクトン |
| 乳化剤 | 水と油を均一に混ぜ合わせる | グリセリン脂肪酸エステル 植物レシチン |
| 水素イオン濃度 調整剤(pH調整剤) | 食品のpHを調節し品質をよくする | DL-リンゴ酸 乳酸ナトリウム |
| 膨 張 剤 | ケーキなどをふっくらさせ、ソフトにする | 炭酸水素ナトリウム 焼ミョウバン |
| 栄養強化剤 | 栄養素を強化する | ビタミンC 乳酸カルシウム |
| その他の 食品添加物 | その他、食品の製造や加工に役立つ | 水酸化ナトリウム 活性炭、プロテアーゼ |
https://www.jafaa.or.jp/tenkabutsu01/siryou
乳児にとって危険な添加物ってなんだ?
乳児の場合は、基本的には粉ミルクか母乳での栄養維持となります。
あえて気をつけるなら、母親の食事内容によっては母乳への影響が出てくる可能性がありますが、よほどの多量摂取をしない限りは、基本的な食品衛生を遵守されている食品を食べている限りは問題ないと考えています。
基本的には、母乳を作る工場は、母親の血液の一部を材料にしています。直接、母親の栄養が母乳として出てくるわけではありません。母親の栄養状態には多少依存しますが、母乳の材料として添加物を使用することは考えにくいのです。
ハム・ウインナー
綺麗なピンク色を維持するために発色剤の「亜硝酸ナトリウム」が添加されています。
清涼飲料水
合成甘味料である、「アスパルテーム」「アセスルファムK」「スクラロース」が使用されている可能性があります。
駄菓子
駄菓子には「着色料」が豊富に入っています。
ドライフルーツ
「漂白剤」や「酸化防止剤」として、「亜硫酸塩(ナトリウム)」が使用されている場合があります。
粉ミルクと添加剤
粉ミルクと添加剤を結びつけたきっかけとなったのが、森永ひ素ミルク中毒事件です。
昭和30年に森永乳業株式会社徳島工場製造の調製粉乳にひ素を含む有毒物質が混入したことに起因して、近畿、中国地方を中心に乳幼児に数多くのひ素中毒患者が発生した食中毒事件です。
昭和32年3月現在で、患者数は、約12,300人にのぼり、そのうち130名の方が亡くなられました(平成27年12月末現在の被害者数は、13,442人)。また、事件の影響で、現在でも数多くの方々が知的発達障害や身体障害など、支援を必要とする状態にあります。
森永ひ素ミルク中毒事件について|厚生労働省
これは、ちょうど添加剤を使い始めた1950年代に起こった事件で、被害者の多さもあって世間に広く「添加物は危険だ」と認知されました。おそらく、「粉ミルクは危険だ」と思っている方の多くは、この事件に関わる記憶や伝え聞いたことを価値基準に持っている可能性があります。
添加物は安全と言えるのか
基本的に、「安全」と言い生きれる食べ物はありません。どんな食べ物にも相応のリスクがあり、どれくらいのリスクなら許容できるか、が我々の気にかけるべきところです。
ADI(1日許容摂取量)に安全係数をかけた基準
まず、添加物を利用するためには、食品衛生法に則った認可を受ける必要があります。申請のためには毒性・アレルゲンの試験が必要となり、これを内閣府食品安全委員会が審査をして決められます。
この際の安全基準となるのが、「ADI:1日許容摂取量×0.01」です。これは、実験動物に毒性の影響を与えない量に対して、さらに安全係数として100分の1をかけたものが基準となります。
少しわかりやすく言えば、「動物の健康に影響が出ない安全な量」を、さらに100倍に薄めたものが基準となるというわけです。
ADI自体が「毎日摂取しても大丈夫」と考えられている量で、さらに安全係数をかけて厳しい基準となったものが食品として認可される最低限のラインになっているというわけです。
例えば、先程紹介した「森永ヒ素」は、そもそも認可を受けられない毒物であると認知されるもので、ここと比較することはナンセンスであると言えます。
とはいえ、食の安全性全てを保証するものではなく、根本的に食事摂取の安全性は「個人の体質」と、摂取する「原材料」、摂取量などが組み合わさって考えられるべきものです。
「添加物」というキーワードだけを切り取って、「添加物を使うかどうか」という議論になるのは、むしろ考え方を狭めるだけで危険です。
粉ミルクと添加物の前提
少し話を戻すと、粉ミルクの添加物の話をする場合には、まず母親と乳児の身体の適応の観点を考えて、母乳を利用できるかどうかも合わせて考える必要があります。加えて、育児と向き合う場合には、メンタルの調子を整えることも重要で、その時、その場所によって粉ミルクをどれくらい利用するか、ということも考慮しておく必要があります。
さらに、社会的な要因としては、母親がずっと乳児と一緒にいられることは稀で、働きに出なければいけないし、そのためには父親も協力して育児にあたる必要があります。
母親が男性と同様のレベルで社会参加をするためには、絶対的に必要になるのが粉ミルクです。世間の風潮として、ミルクを使用する選択肢を選ばせない、というのは社会が「母親の働き方」と「父親の育児参加」を拒絶しているという論法になってしまいます。

粉ミルクの使用を禁ずる論調をかざしてくる人がいれば、まずはその人たちが母親たちが粉ミルクを使わずに安心して生活できる環境を整えてくれることに協力してくれるのか、ということを考えてもらいたいところですね。
高齢のご婦人が「私はおっぱいが出なくても絞り出した」などの武勇伝を語る場合は、同じように子供と向き合えるようなゆとりある社会をどうして残しておいてくれなかったのか、と聞いてみればいいと思います。我々も同じように頑張っているんです。時代が変わって、同じ方法が使えないだけなのです。
粉ミルクとパーム油
いくつか「粉ミルクの危険性」を調べて辿り着くサイトには「パーム油があぶない」と指摘するものがあります。
先に書いておけば、パーム油を利用していない食品はかなり少なく、乳児のミルク問題だけではなく「生涯、摂取しない人生を送るのはかなり難しい」という食品です。
パーム油は、アブラヤシから得られた植物油であり、国内外で広く乳児用粉ミルクに使用されています。パーム油などの油脂には、製造時に成分が化学反応を起こし、3-MCPD脂肪酸エステルという物質が意図せずに微量に生成されることがあります。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000154130.pdf
厚生労働省の回答は、陰謀論者には届かないので恐縮ですが、諸外国産と比較しても日本の粉ミルクは危険性があるかもしれないとされる「3-MCPD 脂肪酸エステル」は含有量が少ないとされています。
ミルクとアレルギーの関係
添加物の話がだいぶ長くなってしまいました。アレルギーの話も少しだけしておきます。
粉ミルクとアレルギー
まず、母乳に比べて粉ミルクはアレルギー反応を起こす可能性はあります。
これは粉ミルクには「牛乳」が使われているため、牛乳由来のタンパク質と反応してアレルギー反応が起きる可能性があります。極稀に、母乳に対しても反応する乳児はいるようです。
乳製品のアレルギー反応は栄養補給の観点から無視できない問題で、アレルギー用ミルクは医師の指示によって利用できるので、いずれにせよ症状が出た時には一度かかりつけ医に相談することをお勧めします。
母乳とアレルギー
ちなみに、母乳由来でのアレルギー反応が乳児に現れる場合もあります。
これは、母親の食事摂取の影響により、極微量のアレルゲンが含まれた場合に湿疹などを起こす可能性がある、というもの。
ただ、科学的根拠には乏しい部分もあるので、基本的には赤ちゃんの症状に合わせて対応を考えるべきことではあると思います。母乳由来というよりは、料理などの際にアレルギーのある食事に触れたりした際に、経皮的に感作・反応しているものもあると思います。
加えて、母乳の作用として「アレルギーを予防する効果がある」として注目もされていましたが、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」では、旧版まで「アレルギー予防として効果がある」としていたものを、改訂版より「効果がない」と明記した、とのことです。
子どもの湿疹や食物アレルギー、ぜんそく等のアレルギー疾患の予防のために、妊娠及び授乳中の母親が特定の食品やサプリメントを過剰に摂取したり、避けたりすることに関する効果は示されていない。子どものアレルギー疾患予防11のために、母親の食事は特定の食品を極端に避けたり、過剰に摂取する必要はない。バランスのよい食事が重要である。
https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf
海外製なら安全なのか
中国で作られた粉ミルクがやばかった、という話もありました。
これ自体は古い話なのですが、粗悪なミルクが諸外国の工場で作られている可能性は今でも存在すると考えられます。
怖いのはよくわからない通販会社から輸入品の海外メーカー品を購入したら、中身は他の国で作られた割安な粉ミルクだった、というパターン。
日本の製品が絶対に安全、というつもりはありませんが、自分で利用したことのない通販サイトから「有名らしい海外メーカー品」を購入することはそれなりにリスクの高いことではあると思います。
何か問題になった時にも、海外製品よりは国内製品の方が医療機関の対応は早いのと、メーカー側の補償がされやすいと思います。
粉ミルクと陰謀論の話
粉ミルクは陰謀なのでしょうか。この辺りもサクッと調べてみました。
食品メーカーの広告目的
粉ミルクの陰謀論は、背景に粉ミルクメーカーと関連施設との癒着などが関与している、と書かれていることがあります。まぁ、これは十分にあり得る話だとは思います。癒着というよりは、提携関係で産院に自社の製品を寄付・割安で販売すれば、産院を利用した産婦がそのまま利用する可能性はありますからね。
場合によっては、産院側が「このメーカーがいい」と伝えてもらうような忖度のある世界の可能性もありますが、そこまでのものはなくても、広告目的で商品を病院で試供してもらうパターンは十分にあり得ます。
この関係性があり得る以上、医療機関や特定の施設がメーカーと癒着していない、ということは言い切れません。いずれにせよ、自分で疑問に思ったことは調べてみるのが一番なので、「なんだかよくわからないサプリを推奨される」など疑問に感じることがあれば、利用する病院を変えてみたりすると客観性のある意見をもらえることがあります。
安全な粉ミルクメーカーとは

最後に、何を持って「ミルクを安全とすべきか」についてまとめつつ、お勧めできる粉ミルクメーカーについて説明します。
先に申し上げれば、私たちの子供は母乳に併用して、「和光堂」のはいはいで育ちました。妻が仕事復帰する都合もあって、少し早めの母乳終了とはなりましたが、今日も元気に過ごしています。きっと、同じようにほとんどの子供は粉ミルクを併用したり、場合によっては粉ミルクだけでも育っています。
安全な粉ミルクのタイプ
どれが安全ということはありませんが、粉ミルクを作る上では、保存・管理しやすい形状の方が安全だとは言えます。ベストで言えば、なるべく小分けに梱包されているものの方が、悪くなる前に使い切りやすいと思います。いずれにせよ、大体1ヶ月くらいで使い切るのが望ましいですね。
大容量でコスパの良い缶タイプ
我が家はコスパ重視で大容量の缶タイプでやり過ごしました。結局、粉ミルクは70度以上の熱湯で作るのである程度の菌は倒せますし。
外出にも便利なキューブ・スティックタイプ
個包装ということであれば、キューブタイプやスティックタイプがいいです。外出先にも必要分だけを持って行きやすく、必要分だけの購入がしやすいので普段はあまり粉ミルクを使用しない方の利用にもお勧めできます。
付与されているものがわかりやすい
基本的に、粉ミルクを構成する原料は大体どこも一緒です。栄養バランスが付加物によって多少変化があるくらい。ただ、その中でも各社が「売り」にしている成分などはあるので、そこに納得できるかどうかがミルクの安全性と言い換えられると思います。
おすすめの付与成分/栄養分
| 栄養成分 | 特徴 |
| ラクトフェリン | 初乳に多く含まれるたんぱく質の1種。感染症からの防御や免疫力を高める効果がある。 |
| DHA・アラキドン酸 | 必須脂肪酸の1種。2つをあわせて摂ることで脳や心の発達・運動機能の発達に重要な役割を果たす。 |
| オリゴ糖 | 糖類の一種で、便秘に効果的。ビフィズス菌のエサとなり腸内環境を整える役割がある。 |
ミルクアレルギーの場合のおすすめ
前述しましたが、乳製品にアレルギーがある子の場合は、栄養摂取方法が途絶えてしまうために、アレルギー対応の粉ミルクを利用することになります。
基本的には医師との相談になるので、「下痢っぽいから」「湿疹が出る」などの症状がある時には、自己判断でアレルギー用ミルクを与えるのではなく、まずは医師に相談するようにしましょう。
明治 ミルフィー
森永 MA-mi
キューブ/スティックタイプ
キューブやスティックタイプの粉ミルクです。
ほほえみ らくらくキューブ
森永乳業 E赤ちゃん
お勧め粉ミルク(缶タイプ)
大容量のお得な缶タイプ。
アイクレオ
和光堂 はいはい
海外メーカーのオーガニック粉ミルク
オーガニックまで必要かどうかはわかりませんが。どうしても添加物が気になる、などの理由がある場合にはおすすめ。
ベラミーズ・オーガニック
一番人気が高いと言えるのが、ベラミーズ・オーガニックの粉ミルクです。
Bubs オーガニック 粉ミルク
液体ミルク
液体ミルクについては、ボトルウォーマーと液体ミルクの記事で解説しました。

まとめ:結局、粉ミルクはどうしたらいい?
長い記事をお読みいただき、ありがとうございました。最後のまとめを書いておきますので、面倒で読み飛ばした方にも内容が伝わるようにシンプルに書いていきます。
粉ミルクは安全?
- 安全だと言い切れる食品はないが、粉ミルクの安全基準は信頼できる
- 母乳と比較しても優秀な栄養価、メインでも補助でも、無理なく利用すべき
- 添加物は粉ミルクを作る上で必須、大事なのは摂取量
粉ミルクが不安になる理由
- 「母乳」「粉ミルク」のイメージ、価値観の違い
- 安全なものはない、という意見より「粉ミルクは危険!」と断言された方が不安な人にはわかりやすい
- 母乳が出ない時の子供への引け目




コメント
「医療 ラクトフェリン サイト」に関する最新情報です。
医療従事者向けの総合サイトでは、最新の医療ニュースや情報、ツールを提供しています。最近の研究では、大阪公立大学がラクトフェリンの作用機序に関する新たな知見を発表しました。これまで詳細が不明だったラクトフェリンの腸内での働きについて、腸の粘液を構成するタンパク質「IgGFcγBP」がラクトフェリンと結合することを発見しました。この結合のためにはIgGFcγBPの立体構造が重要であり、腸の粘液バリアとラクトフェリンが協力して体を守る可能性が示唆されています。
https://www.qlifepro.com/news/20260122/lactoferrin-2.html
「風味 ロイヤルミルクティー ロイヤルミルクティー 風味」に関する最新情報です。
新発売の「嫁にもろて プロテインマグケーキ」の新フレーバー「ロイヤルミルクティー風味」が、2026年1月21日に数量限定で登場します。この商品は、甘いものを楽しみたい方のために開発され、これまでの人気フレーバーに加わる形でのリリースです。特徴は、豊かなミルクティーの香りとクリーミーな味わいで、まるでカフェでのティータイムを楽しんでいるかのような贅沢感を提供します。
1食(45g)あたりの栄養成分は、エネルギー176kcal、たんぱく質15.6g、脂質2.9gと、健康を意識した設計になっています。オートミールをベースにし、MCTオイルや羅漢果エキスも配合されており、体づくりをサポートします。手軽にレンジで調理できるため、忙しい方にもぴったりのスイーツです。新フレーバーの追加により、選ぶ楽しさも広がっています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000139.000086328.html
「赤ちゃん 日本 2026」に関する最新情報です。
ANTEPRIMAのクリエイティブ・ディレクター、荻野いづみが2026年に開催される第61回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館展示「草の赤ちゃん、月の赤ちゃん」の支援者サークル発起人代表に任命されました。この展覧会は、現代美術家の荒川ナッシュ医による個展であり、日本館設立70周年を記念したものです。展示は、建築家・吉阪隆正氏が設計した日本館の「回遊性」を活かし、100体以上の赤ちゃん人形を用いたインスタレーションを通じて、自然や時間、心、ケアの概念を表現します。展覧会は2026年5月9日から11月22日まで開催され、国際交流基金が主催します。荻野は、ANTEPRIMAの理念である「創造性」「対話」「未来へのまなざし」を国際的な舞台で共有できることを誇りに思っています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000131.000007477.html
「鳥取県 あっ あっ 明治」に関する最新情報です。
この記事では、鳥取県よりも飲食チェーンの店舗が少ない「日本最大の飲食チェーン空白県」について取り上げています。この県は「明治維新の英雄」を輩出し、有名観光地も存在する意外な場所です。外食産業はコロナ禍で一時的に縮小したものの、2024年には市場規模が34兆3000億円に達する見込みで、2025年にはさらに成長すると予測されています。しかし、鳥取県は外食産業において「未開の地」とされ、特にスターバックスの出店が長らくなかったことが注目されています。
https://gendai.media/articles/-/162863
「不安 両立 両立 不安」に関する最新情報です。
調査によると、仕事と子育ての両立に不安を抱える人のうち、子どもがいる人の60%以上が「転職や退職」を検討または経験していることが明らかになりました。特に、子どもがいる男性では66.3%、女性では65%に達しています。男女ともに、両立に対する不安は高く、男性は「経済的な負担」や「子育て時間不足」を、女性はそれに加えて「体力面・精神面」の不安を抱えています。
調査対象は23歳から49歳の1278人で、両立支援の環境は整いつつあるものの、依然として男女ともにキャリア形成が難しいと感じている状況が浮かび上がりました。特に、男性は組織内で柔軟な働き方が許されず、将来的な両立が望めない場合には転職を選ぶ傾向が強いことが示されています。両立支援と活躍支援のバランスを取ることが今後の課題とされています。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_695dab30e4b06463f5403668
「育児 ママ 母乳」に関する最新情報です。
タイトル: 母乳育児に悩む新米ママに、3人の子持ちギャルママが放った言葉に反響「マジでリアルな育児マンガ」
この作品は、シングルマザーに転生した元ヤクザのキャラクターが、母乳育児に悩む新米ママと出会い、励ますストーリーです。母乳が思うように出ないことに悩む犬飼渚を見て、主人公は彼女の努力を称え、さらに3人の子どもを持つギャルママが登場し、母乳の有無に関わらず子どもが可愛く育つことを伝えます。このエピソードは、多くのママが直面する「母乳問題」をテーマにしており、母乳育児の個人差や限界を理解し、ミルクでも大丈夫だというメッセージを伝えています。
原作者の頼乃ありさんは、作品を通じてママたちの日常に目を向け、実体験を元にしたエピソードを多く盛り込んでいます。読者からは共感の声が多く寄せられ、育児の悩みを共有する場としての役割も果たしています。
https://thetv.jp/news/detail/1318672/
「スティック ポテト ポテト スティック」に関する最新情報です。
長崎県の「ホテルインディゴ長崎」に宿泊した旅行者が、客室のミニバーで見つけた「クリスピーポテトスティック」という名前のお品書きに驚き、実際には「じゃがりこ」の九州しょうゆ味が入っていたことに笑いを誘われたというエピソードが話題になっています。SNSでは「お前かいな!」といった反応や、「九州しょうゆ味は本当に美味しい」といったコメントが寄せられ、多くの人々がこのユーモラスな出来事に共感しています。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_6965d0b9e4b0f3f37e77df5d
「かけ かけ 迷わ 人生」に関する最新情報です。
この記事では、人生の後半を豊かに過ごし、要介護を防ぐための3つの鉄則が紹介されています。まず、「声をかけられるうちが花」という考え方が強調され、他者とのコミュニケーションを大切にすることが孤立を防ぐ鍵であると述べられています。次に、「迷わず踏み出す勇気を持つこと」が重要で、新しい挑戦や地域活動への参加が推奨されています。最後に、地域活動に参加するための具体的なコツが提供され、積極的に社会と関わることが健康的な生活を支える要素であるとされています。
https://toyokeizai.net/articles/-/923999?utm_source=rss&utm_medium=http&utm_campaign=link_back
「タイプ マウント advertisement」に関する最新情報です。
この記事では、「ママ友」グループチャットに存在する6種類の人間の特徴を紹介し、それぞれのタイプに対処する方法を提案しています。以下がそのタイプです。
1. **マウント取りタイプ**: 他のママ友に対して優位性を示そうとする。
2. **知恵袋タイプ**: 情報やアドバイスを積極的に提供する。
3. **肯定者タイプ**: 他人の意見や行動を支持し、励ます。
4. **無言の観察者タイプ**: 発言は少ないが、グループの動向を見守る。
5. **有害な「仲間外れ」をするタイプ**: 特定のメンバーを排除する行動をとる。
6. **パニックタイプ**: 不安や焦りを感じやすく、状況に過剰反応する。
これらのタイプを理解することで、マウントやパニックを防ぎ、より良いコミュニケーションを図ることができるとしています。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_695dcef4e4b0b693af45ccd0
「豆腐 馬場 180」に関する最新情報です。
お笑いトリオ・ロバートの馬場裕之さんが、1月9日にインスタグラムとYouTubeで1人前約180円の豆腐を使った中華スープ「豆腐脳」のレシピを紹介しました。このレシピは「財布にもカラダにも優しい」として反響を呼んでおり、簡単に作れることや洗い物が少ない点が評価されています。調理は鍋で豆腐を加熱し、オリジナルの調味料を加えてとろみをつけるという手順で、完成したスープは朝食にぴったりだと馬場さんはコメントしています。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_69648c66e4b0db619f4af352
「かけ 北日本 12」に関する最新情報です。
気象庁は、北日本から西日本にかけて大雪の恐れがあるとして、12日まで警戒を呼びかけています。上空には強い寒気が流れ込み、大気が不安定な状態になっており、特に日本海側では猛吹雪や交通障害が予想されています。また、落雷や激しい突風にも注意が必要です。大雪の影響で、9日から11日にかけて岩手、群馬、長野で2人が死亡し、4人が負傷したとの報告もあります。
http://www.asahi.com/articles/ASV1C2GV4V1CUHMC001M.html?ref=rss
「スティック 味の素agf 日本茶」に関する最新情報です。
味の素AGFは、2024年4月1日から日本茶スティック商品4品の価格を改定することを発表しました。対象となる商品は「ブレンディ」抹茶一服ミルクなし、通販限定の「新茶人」シリーズの早溶け旨茶宇治抹茶入り上煎茶スティック、ほうじ茶スティック、むぎ茶スティックです。価格の上昇幅は商品によって25%から70%になると予想されています。価格改定の理由は、茶葉の調達価格の高騰と製造コストの上昇であり、企業努力でコスト増を吸収してきたものの、全てを吸収することが困難になったためです。
https://www.ssnp.co.jp/beverage/652216/
「赤ちゃん 100 エンペラー」に関する最新情報です。
2026年1月8日、2025年9月30日に誕生したエンペラーペンギンの赤ちゃんが100日齢を迎えました。この特別な日を祝うために、「100」をかたどった氷が育雛スペースに設置され、記念撮影が行われました。赤ちゃんは体重が14.8kgに成長し、誕生時の295.9gから約50倍になりました。また、飼育スタッフによる成長を振り返るトークイベントも実施され、ゲストと共に成長の喜びを分かち合いました。さらに、初めての運動場のお散歩も行い、元気に歩く姿が見られました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001095.000040302.html
「赤ちゃん シルバニアファミリーキーチェーン シカ」に関する最新情報です。
シルバニアファミリーのキーチェーンシリーズに関する最新情報がまとめられています。2026年1月17日には「シカの赤ちゃん -ぽかぽかスープ-」が新発売され、価格は1,750円(税込)です。この商品はスープ鍋のコスチュームを着たシカの赤ちゃんのキーチェーンで、対象年齢は3歳以上です。また、他のアイテムも含めた発売日や販売方法、取扱店舗についての情報も提供されています。再入荷アイテムもあり、人気のシリーズが随時更新されています。予約は1月8日から開始されています。
https://puchipurabu.com/sylvania-keychains/