ダイハツにキャンバス試乗しにいったと言う話。
値引きは特に交渉しなかったが、決算セールということもあり、もともと用意されていたナビ得セレクションが超絶お得。 そこに数万円でも値引きが乗れば上等。 ファミリーカーを探すの第二話になります。
第一話では、200万円で買えるコンパクトスライドドアのファミリーカーを検討していました。

ただ、維持費のことを考えると、軽自動車も見ておいた方がいいと思うんですよ。 奥さんが乗ることもあって、ママに人気の軽自動車で探して見たら、ダイハツ ムーヴ キャンバスがいいみたいだと。
キャンバス買う前に競合を探るべし
競合を探るのは、車の魅力を確認するためにも大事ですし、何より価格交渉の種になります。しっかり探っておきましょう。
ダイハツキャンバスの競合となる軽自動車一覧
- ホンダ【N-BOX】
- スズキ【スペーシア】
- マツダ【フレア】
- スズキ【ワゴンR】
- ホンダ【N-WGN】
- 日産【デイズ】
いまだに強いN-BOXとの比較が一番いいと思います。実際、N-BOXは乗る分にはとてもいい車です。
ただ、キャンバスはかなりターゲットを絞った商品展開をしているので、実際のところ、値引きは厳しいところ。
スズキ【ラパン アルト】はどうか
スズキの【ラパン】あたりがターゲット層としては重なるところだとは思います。
難しいところが、ラパンは2002年に発売され、いわゆる若い女性層をターゲットとして発売されました。可愛いフォルムで圧倒的に人気に。
現行のモデルも2015年と古くなってきています。キャンバスは2016年にリリースされていますが、街で見かけるようになったのは2017年、今がノリに乗っている時期と言えます。
しかも、ターゲット層も「若い女性」と一括りにはできないところで、「可愛い女の子」と「綺麗なママ」みたいな、こう、なんだ、男性が簡単に踏み入れてはいけない微妙なニュアンスがあるんだけど、これ以上は何も言わないでおく。
ライバル車はN-BOX
2017年にフルモデルチェンジを果たしたN-BOXが最大のライバル。 可愛さなら圧倒的にキャンバスではあるが、とりあえずデザインは置いておく。
N-BOXのスペックはキャンバスを上回る
車の性能を求め始めると、だいぶ細かい部分の比較になるので、今回は簡単に特徴を伝えようと思います。
- N-BOXの方がほんのり大きい、背も高い
- 重心も少し上がるので、ほんのり不安定でもある
- 燃費はキャンバスの方がいい(28.6>25.6km/l)
- 排気量はどちらも660cc同士
- ターボがあるN-BOXが若干有利。
- カラーバリエーションも多いのは魅力。
車中泊もN-BOXの方が有利

あと、後部座席の倒し方が、限りなくフラットに近い形になるのは、N-BOXの魅力だと思う。

布団敷けばそのまま寝れる。もちろん、キャンバスでも布団は敷けないけど寝れる。キャンバス欲しい層は布団敷いてまで車で寝る人たちじゃないとは思っている。
どうでもいいけどN-VANは生活できる
いや、キャンバス欲しい人がN-VANと悩んでいることはないと思うんだけど、車中泊の話ついでに。N-VANは、車中泊どころか生活できるスペースがあります。画像は「GO-OUT」さんよりお借りしています。

キャンバス欲しい奥さんにN-VANを勧めてみる
いいかなぁ、奥さんにN-VAN勧めてみても。こういうのは、やっぱり夫婦のコミュニケーションだよなぁ。

ブログ書きながら、こういう車で旅しながら生活できたら楽しそうじゃね? スマホとPCあれば仕事できるし

却下

はい、すいませんでした。
よし、本題に戻るんだ。ホンダだけに。
ムーヴ キャンバスのいいところ
可愛い
まぁ、かなり可愛い。男のぶちくまでも抱きしめたくなるくらいは可愛い。
ツートンの色合いは春の着こなしを思わせる淡い色が素敵。でも、とりあえず、デザインは置いておこう。

ムーヴはターゲット層を絞っているので、バチコンと当たる人たちには、痒いところに手が届く作りとなっている。
実際に、試乗してみて思ったのは、思ったよりも広い。先にN-BOXよりはちょっと小さいと書いたが、些細な違いでしかない。
収納が完璧
むしろ、数字的な許容量よりも、実務的に荷物を収納して行くなら多分キャンバスの方が使いやすいと思うの。
いいなと思ったのが、置きラクボックス。リアシートの下に引き出しがついていて、そこがちょっとした収納になっている。そいつを引き出して、買い物袋を投げ込めるのが素敵ポイント。
軽自動車だと、後部座席に荷物をおくことが多いが、だいたい、カーブで卵が落ちて割れている、なんてことが良くある。
これが、置きラクボックスなら、安定して置ける構造になっている。

細かい荷物置き場も非常に使いやすいし、大容量深底ラゲッジがデッキボードの下に隠れてて、「思ったよりも荷物が置けるな」というのが正直な感想。
スマートアシストⅢの進化が即買いレベル
最近、安全性能にも注目が集まるようになってきた。もちろん、基本的には安全補助機能でしかない。普段の安全運転の方がよっぽど大事だ。
だけど、これは完全自動運転までの架け橋みたいなもので、絶対に、ではないにせよ、かぎりなくぶつからない車に近づいている。
スマートアシストはⅢになると、これまで一つのカメラとレーダーで併用して探知していたものが、ステレオカメラになって、車だけではなく、歩行者も探知する精度が上がった。
事故では、何より人身事故が怖い。
もし、スマートアシストⅡとⅢ(相当のデュアル/ステレオカメラ)の車で迷っているなら、その違いが決定打になるくらい、機能差があると私は思っている。スマートアシストⅡでも十分ではある。
スマートアシストⅡとⅢの比較
システム名 | スマートアシスト3 | スマートアシスト2 |
検知システム | ステレオカメラ | レーダーレーザー 単眼カメラ |
衝突警報機能 | ○ | ○ |
衝突回避支援ブレーキ機能 | 作動車速80km/h以下 ※対歩行者は50km/h以下 | 作動車速50km/h以下 ※対車両のみ |
車線逸脱警報機能 | ○ | ○ |
誤発進抑制制御機能(前後方) | ○ | ○ |
先行車発進お知らせ機能 | ○ | ○ |
オートハイビーム | ○ | – |
ちなみに、悩んでいるルーミーはスマートアシストⅡなんだよね。
2018年、3月、決算セールを絡めた値引額
せっかく試乗までしてきたので、ダイハツの方に見積もりを出してもらいました。
今回、ライバル車としてN-BOXを引き合いに出すべきではあったが、もうすでに我が家は、ソリオ、ルーミー/タンクの試乗を済ませ、購入ムードがバリバリに出ていたので、ダイハツの方も早い段階で商談モードに入ってくれました。
どこのメーカー、ディーラーでもやっているのだが、決算も重なって、ナビ得セレクションがなかなかに豪華でした。
もはやナビは無料で配っている
ディーラーオプションで、真っ先に値引かれるのがナビです。もしシンプルに値引きされたいだけなら、いいナビつけるのがオススメです。
オプション額が多い方が、単純な値引額は大きくなります。大元の値段が上がっていては本末転倒にはなるのですが、値引き額を大きく見せた方が売れるには売れるので。
今の目安でいけば、煽り運転に煽られてドライブレコーダーの取り付けが流行っているので、ナビ+ドラレコのセットが大概やすいです。これだけで、10万円くらいの値引きになっていると思います。
ナビ得プラス5万円を目指そう
結果から言いますと、特に頑張ったわけではないのですが、ナビ得セレクションに加えて、数万円くらいは値引きがありました。
現在の新潟ダイハツの、特別装備がつくナビ得セレクションはこれだけで結構お得なので、ここからさらに値引きはかなり難しいと思います。
その中で、3〜5万円も値引きが入れば、十分合格ラインと言えるでしょう。少なくとも支店長判断のレベルだと考えられます。
キャンバスは子育てに向いているの?
本題です。
今回、私としては、まだ小さい子供を連れて、買い物や、ちょっとしたテーマパークに連れて行くことが目標となります。この目的にキャンバスは耐えうるのでしょうか。
居住性の良さは合格点
まず、先に述べたとおり、居住性はそれなりに高いです。夫婦+子供1人なら、問題なくお出かけできそうです。
後部座席はそれなりに広いので、男の人でもそれなりにくつろげる空間となっています。子供2人だと少ししんどそうですね。
さらに、我が家のような2世帯だと、少し荷が重いかもしれません。おじいちゃんおばあちゃんを勘定に入れると、フリードやシエンタなど3列目も欲しくなるところ。
できれば車でオムツ替えとミルクあげたい
子供がいると、気になるのが、お出かけ先で赤ちゃんのオムツを替えられるのか、というところ。
キャンバスは、痒いところに手が届く収納と、後部座席の空間がある程度あるので、オムツ替えの空間はできそうです。
ただ、助手席にもう少し可動性があるといいな、と思うところも。
新生児用のチャイルドシートだと結構サイズがかさばるので、後部座席に設置して、さらに後ろに大人1人は結構キツキツです。
やはり、もう少しゆとりがあればいいなぁ、とは思うところでした。

普通車と比べるのは酷ですが、ルーミーはセンターコンソールがなくてウォークスルーできる仕様なので、夫婦二人で協力してオムツ変えたりするなら圧倒的にルーミーに軍配ですね。
いや、でもキャンバスは軽自動車だからね。パパにファミリーカー、ママにはキャンバスはかなりアリな選択肢です。
N-BOXの方が対応はしやすい
より幅広く対応できそうなのは、やはりN-BOXですね。
後部座席が跳ね上がるので、高さを生かした空間設計ができるので、ベビーカーも積めれば、着替えもできる。
あと、ダイハツで言えば、タントの方が子育てには良さそうですね。ピラーレスのスライドドアはやはり乗り降りがしやすそうだし、助手席の使い方もなんだか素敵。

結論としてはあくまでもサブ的な使い方
メインカーとして5人乗り以上の車を持っている家族が、奥さん専用の車として用意、といった立ち位置でしょうか。
ある種コンセプト通りなのですが、もし、子育て用としてメインに考えているであれば、軽自動車ではない方が良さそうですね。
ママ+子供、がメインで、たまにパパ、みたいな仕様方法なら、かなりオススメの車です。
ただ、キャンバスは値引きも渋い上に、価格もそれなりなので、維持費抜きにすれば、前回のソリオの方がコストとのバランスを考えても、ずっと使いやすそうですね。
ただね、デザインがね、、、という方は、全然キャンバスでもOKだと思います。
コメント